でもね…それが毎日なんですよ。

 こんばんは、星野です。
 …なんかあの…ブンゴが…ブンゴがあの、なんかあの、エラい事になっちゃってるんですけどォォォ!?
 マコトちゃんがヤバい…ヤバすぎる…lッ!!! ブンゴの電波っぷりが吹っ飛ぶヤバい展開です。次号から目が離せません。

 そんな私ですが、やはりアスターテ会戦が始まった記念(?)で、またも銀英伝を近所のTSUTAYAで借りてしまいました(^^;)
 永遠の夜の中で…何度見ても良いタイトルです。そしてその付近に、あの流れ星銀のDVDも発見。…思わず借りてしまいました。仔犬の頃の銀が可愛すぎる…ッ。クーン鳴きがたまらんです。大輔との命がけの友情とかもうね。これは例え犬社会に於いて生ける伝説となって大御所みたいな扱いになっても、大輔の前ではどこか可愛くなるのも解ります。最近のゴラクを立ち読みしたら、地味に大輔と英俊先生にも死亡フラグ(又は心配して銀が外に出てしまうフラグ)が立ってる気がする気がしますが、きっと気のせいだと思いたい今日この頃です。
 …と、それはともかく。 今週のゴールデンカムイ。
 尾形の心の闇が深すぎる…ッ。全私が泣いた………。
 例によって扉絵シリーズ。今週はナキウサギです。
 闘う、増える、そして~~~。
 食べられる。
 ………アシリパさんヒドス(苦笑)…もはや杉元もかなしい顔をしないのが何とも…。。
 さて、そんな一行ですが、尾形はナキウサギの御裾分けを貰っても相変わらずヒンナを言いません。「好きな物ならヒンナを言うのかなぁ?」…しかしそんなアシリパさんの問いかけにもいつもの如く無表情のままの尾形。
 そんな彼にも、好物はありました。
 あんこう鍋です。

 コミックスのあのデータに、まさかあんなに深い深い闇が隠されていたなんて…(汗)
 尾形は以前にもチラッと描かれていた通り、自刃した花沢中将とその妾との間の子でした。何かと世間体も悪く、芸者との子を秘密にしていた花沢中将ですが、やがて本妻との間に息子が産まれるや、尾形の母の元へはぱたりと来なくなりました。
 …祖母はまだ赤ん坊だった尾形と尾形の母とつれ、故郷の茨城へ戻ります。
 茨城と言えば名物のあんこう鍋。私も以前旅行へ行った時に食べましたが、ほんとに美味しかった…! というのはともかく。

 ――そのあんこう鍋は、美味しい時期になると毎日母が作ってくれたようで、尾形も好きで食べていたようです。
 そう、本当に、毎日
 いくら好きな物でも、毎日毎日じゃ…。

 今や芸者の妾とその子を捨てた花沢中将。その彼が美味しいと言っていたから、と。あんこう鍋を作ればきっと来てくれる、本当にそう信じていたのか。…否、彼女はもう、狂っていたのです。
 尾形はやがて、じいちゃんの古い銃を持ち出し、鳥を撃つようになりました。
 鳥肉があればあんこう鍋はもう作るまい。来る日も来る日も来るはずも無い父を待ち続けて作られるあんこう鍋、それを尾形はどんな想いで食べていたのでしょう。

 尾形がばあちゃん子になった理由も、狙撃が神がかっているのも、その根っこがここにありました。
 何より恐ろしいのは、それでもなお「好物」に挙げられている処です…。(涙)

 いくら尾形が鳥を撃っても、彼女はあんこう鍋を作り続けました。
 そんな中、尾形はあんこう鍋に殺鼠剤を入れるという所業に出ます。………当然母は死にました。しかし尾形はおそらく、ひたすらあんこう鍋を作り続ける母が、単に憎くて疎ましくてそうした、という訳ではないのでしょう。
「葬式になら父上が来てくれるだろうと、母は最後に会いした人に会えるだろうと」
 ………これは実際の処、当時少年だった尾形の本心だったのだと思います。
 まさかこの殺鼠剤入りのあんこう鍋で祖母まで…とは思いたくないですが、ともかく彼は、母を「父に会わせてあげようと」していたのは間違いありません。母を疎ましく思う心と、それでも憎み切れず愛する気持ち。それがないまぜになった少年の心の闇は、やがて青年に成長した時凶刃となって実父へ向けられました。

 ――そう、あの203高地から帰った後に。

「でもあなたは来なかった」

 自刃じゃなかったァァァ!!!
 そう見せかけて、花沢中将は尾形に殺されていたのです。
「頭のおかしくなった母親が哀れで疎ましかったのだろう。私と同じじゃっ」
 死の間際、尾形を詰る中将。しかし尾形は何の感情もこもっていない瞳で父を見て言い捨てます。
「子は、親を選べません」
 ………尾形は言います。
 愛情のない親が交わって出来る子供は、何かが欠けた人間に育つのですかね? どんなにご立派な地位の父親でも。
 父上と正妻との間に生まれた息子さん……花沢少尉が高潔な人物だったことも証明している気がします。互いに愛し合って生まれた子だ。
 最後にこう結びました。
 その花沢少尉は、自分が後頭部を撃ち抜き、203高知で命を落とした、と。

「貴様の言う通り、冷血で出来損ないの倅じゃ」

 本当にそうだったのでしょうか…。
 尾形をそうさせたのは間違いなく尾形の母を捨てた中将であり、そして捨てられて狂った母親なのでしょう。
 生まれながらにして「何かが欠けた」人間ではなかった、そう思いたいですが………。

 ともかく、父の最後の言葉を背に、馬車へ乗り込む尾形。そこで彼を待っていたのは、鶴見中尉でした。
 お前が絡んでたんかぃぃぃ!!!
 鶴見中尉は、第七師団は花沢中将の自刃により結束を深める、そしてその血を引く百之助を担ぎ上げる。…そんな風に言いますが、尾形は内心冷笑を浮かべて「たらし」めが…と呟いています。
 鶴見中尉に利用されているのを知りつつそれでも父を殺したその心の奥底にある、底知れぬドス黒いクレバス。
 果たして彼の心は、今どこにあるのか。戦場へ置き忘れたどころの騒ぎじゃないかも知れません。もう、帰り道があるのかどうかも………。
 あんこう鍋食べちゃったら死亡フラグな気がする………(汗)

 そんな鶴見中尉の企みを知っている者はどれだけいるのでしょう。…少なくとも谷垣は知らないようですし…。月島軍曹もどうなのか。
 今は鯉登少尉の通訳だのお茶ぶっかける役だのやってるまともな人ですが、この人も何かの拍子にバランスを崩したらかなりヤバい気がします………。
 さて、そんな鶴見中尉達が新聞で知った、とあるニュース。
 そこには、例の稲妻強盗夫妻の記事が載っていました。

「小樽…お金持ちがたくさんいそうね」
「お銀……お前をこの街の誰よりも金持ちにさせてやる」

 果たして、北のボニー&クライドVS.北鎮部隊・第七師団との闘いの行方はッ!?
 これは間違いなく血みどろの大惨事になる未来しか見えない…ッ! ばりばりやめなさいッ! って叱られてる鯉登少尉に癒されていられるのも今の内だ………。(ガクガクブルブル)

 緊迫の中、以下、次号ッ!!!
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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いやぁ…

こんばんは☆

尾形にもなにか闇があるなとは思ってましたが…深過ぎて一条の光も見えない闇でしたね(滝汗)
今後の尾形の登場シーンは、何か薄ら寒いものを感ぜずにはいられないです(^^;

ちなみに私は米国のテキサス州に住んでたんですが、ボニー&クライドの手配書って、本物がアンティークショップに売ってたりしました。
「平和の敵」とかってキャッチフレーズが書いてあるんですが、ホント、あの稲妻強盗夫妻とぴったり重なっちゃいますよ(^^;

No title

単なるファンサービスと思っていた登場人物紹介の好きな食べ物欄にこんな深い闇が隠されていたとは。
杉元の干し柿といい、ゴールデンカムイは食べ物が欠かせない漫画ですね。

ちなみに私も茨城出身ですが、沿岸部の人間ではないのであんこう鍋はまだ一度も食したことがありません。
今度妾(一応戸籍上は妻)とその子を連れて食べにいってみようと思います。

No title

こんばんはです
> まさかこの殺鼠剤入りのあんこう鍋で祖母まで…とは思いたくないですが
いや、お婆ちゃん子ですしあくまで目的は「葬式なら父も来るだろう。母も愛した人に会えるだろう」ですし

>自刃じゃなかったァァァ!!!
なんとなく納得しました。やくざの息子に親殺しについて語ってましたし

>鶴見中尉
谷垣や江戸貝くん見てればその”たらし”能力の高さは分かりますからね。だからこそ尾形も2人を即効始末しようとしてましたし
(谷垣がマタギに戻って軍捨てるとは鶴見も尾形も予想外だったでしょうが)

>この人も何かの拍子にバランスを崩したらかなりヤバい気がします………。
前にも星野さん言われてましたよね
谷垣と違って月島は鶴見中尉の語る理想が只の戦争中毒の欲望だと分かってて参加してるって

ご無沙汰をしておりますー!
カリツォでございますー!
星野さん、
本年もよろしくお願いいたします!

そしてこちらも久しぶり!
扉絵からの…
ゴトンッ、ピッ、獲れたd(^_^o)

最後の言葉が「ピッ」って!

しかし山猫さんの闇深すぎィ
彼が報われる時は訪れるのか…そんな心配さえしてしまいます。
杉元っちゃんと同じく…てかあのパーティ アシリパさん以外(意外に白石もか…)みんな地獄の特等席かと思うのですが、それでも最期には魂の救済があっても良いのになぁと思わずにはいられません…。

はぁー…関係ないけどジョジョ第4部実写化…憂鬱だ

謎の・・・・

ヤンジャンのアニメカウントダウンサイトが出来てますが、まさか・・・
大本命はカムイですが、それともリクドウか群青かはたまたキングダムテラフォ喰種どれかの3期か?

「那貴…行くぞ」「…っス」

たったの…たったの二コマなの…にッ!

楚水さんがカッコ良すぎるぜ!!!

↑を言いたいがためだけにやって来ました(^^;
おやすみなさいませ☆

まさか・・・

青山くんだったとは・・・・

Re: いやぁ…

 Seagreenさま、こんばんは!
 本当に…凄まじく救いのない真っ暗闇でしたね………(汗)
 それだけに、今週のどこか無防備な感じのする寝顔が切ないです。。
 
> ちなみに私は米国のテキサス州に住んでたんですが、ボニー&クライドの手配書って、本物がアンティークショップに売ってたりしました。

 えー!! 本物が!?
 どんな感じなのでしょう、気になります。稲妻夫妻、今週でお別れでしたが………親分と姫並みの純情ラブでしたね…。。

コメントありがとうございます>尾形一之助さま

 まさかの登場人物紹介の「好きなもの嫌いなもの」がこんな形で生かされるとは、本当に驚きですよね!
 …干し柿もすごく泣けましたが、尾形のあんこう鍋も別な意味で泣けましたね…。闇が深すぎる………。

> ちなみに私も茨城出身ですが、沿岸部の人間ではないのであんこう鍋はまだ一度も食したことがありません。

 そうなのですね。
 一度茨城在住の友人の家へ遊びに行ったときに食べましたが、とても美味しかったです。
 …しかし、毎日となると、流石に…ですが(^^;)
 

コメントありがとうございます>瓶さま

 こんばんは!

> いや、お婆ちゃん子ですしあくまで目的は「葬式なら父も来るだろう。母も愛した人に会えるだろう」ですし

 ですよね………そうですよね(汗)
 おばあちゃん子、というあの言葉には多分偽りはないでしょうし、何より「母も愛した人に会える」が目的ですよね…。

> 前にも星野さん言われてましたよね
> 谷垣と違って月島は鶴見中尉の語る理想が只の戦争中毒の欲望だと分かってて参加してるって

 そうなんですよ。
 …そうだと分かっているのに黙って従う姿が、どうも危ういものを感じるというか。
 今のところ、変態揃いの第七師団の中では唯一の(?)良心ですが、こういうキャラこそ一度ハジケるとエラい事になりそうだなあと………。

コメントありがとうございます>カリツォさま

 こんばんは、ご無沙汰しております!!
 こちらこそ、今年も宜しくお願いします。。

> 最後の言葉が「ピッ」って!

 ………ほんとにヒドいですよね、扉絵シリーズ(^^;)
 今度アシリパさんとコンビを組む動物は一体………!?
>
> しかし山猫さんの闇深すぎィ
> 彼が報われる時は訪れるのか…そんな心配さえしてしまいます。

 尾形はどうでしょうね…。最後に何かしら救われて欲しいと願いますが、もはや本人がその「救われる」ことすら望んでいないようにも見えますし、あの底知れぬ闇には、アシリパさんの光さえ届かないかも…??
 逆に「ヒンナ」と言ったらもう危ない気もしますし(汗)
 尾形のその後もどうなるでしょうね…。

> はぁー…関係ないけどジョジョ第4部実写化…憂鬱だ

 え、これ、本当ですか…??
 銀魂と言い、何故そんなにも実写化したがるのでしょうね…。正直、どうも漫画の実写化はあまり好きじゃない私です。
 小説と違い、「絵」というビジュアルがありますからね。幾ら近づけても完全な再現は出来ませんし。…これは、あまり見たくないですね…。それよりは、第五部のアニメ化を…!!(苦笑)

Re: 謎の・・・・

 こんばんは!
 ……何かと思ったら……でしたね(^^;)
 青山くんとは。。
 ゴールデンカムイもいつかは…と思いつつ、出来れば原作終了後、忠実にアニメ化して欲しいなぁとも思うので、微妙な処でした。ある意味、ゴールデンカムイでなくて良かったなぁとも思っております。
 青山くんの次は何が来るでしょうねー…。

Re: 「那貴…行くぞ」「…っス」

 Seagreenさま、こんばんは!
 おおお、このコマに燃える方がいたとは…ッ!!! 嬉しい!! 嬉しいですぞ!!

> 楚水さんがカッコ良すぎるぜ!!!

 私も同様です。叫びたいですッ!!
 本当にこの人は渋い…ッ。どうかこの人にスポットライトを当てたエピソードを頂きたいものです。。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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