劇場版鋼の錬金術師―嘆きの丘(ミロス)の聖なる星―レポートその1

こんにちは、星野です。
…宮本笑里さんコンサートの次は、公開初日&朝イチで(笑)行ってしまった「劇場版鋼の錬金術師―嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」のレポートです。
こんな気合入れて行った朝っぱらから行った理由は特典の11.5巻なのですが、…他にも同じ様に考えている方々がいたのか? すごい込みっぷりでした。…普段、こんな混む事ないのに…(^^;)
前の男子二名が「こんな朝早くから映画行ったの初めてだ」「やっぱり11.5巻?」とか話していて、改めて特典の威力を思い知らされました(^^;)
クラシックの次はアニメ。無節操にも程があるって感じですが、既に行かれた方は映画の熱さを思い出して頂ければ…と思います。

まだの方は、この先思いっきりネタバレになってしまいますので、ご注意くださいませ。m(__)m
――さて。
音楽の担当その他諸々スタッフがガラッと変わる&予告編から作画が今イチどころか…結構微妙な感じであり、どちらかというと不安だったのですが。
見終わった後の感想は、なんだかんだで熱く、最後まで一気に観れた!! の一言です。
取り敢えず、私的に「これは欲しいな…」と思っていたハガレン様式美の内、以下が満たされていたので結構満足です。(○印が無事達成された様式美です)

○・フラメルの十字架を背負った赤コート姿
○・右手&左脚の機械鎧に気付く⇒「機械鎧の右腕…左脚…鋼の錬金術師か!」な黄門様の印籠的な展開
○・ホークアイ中尉の「鷹の眼」射撃術
・大佐の指パッチン
・アームストロング少佐の筋肉美
・「チビ」「豆」といった単語にブチ切れる兄さん
・バカ兄のフォローに苦労する弟
○・でもなんだかんだで互いに深く思い合う兄弟の絆
○・勿論、手パンによるド派手な錬金術バトル
○・兄さんの悪趣味な錬成アートの数々
・ウィンリィのスパナ
・兄さんの腹チラ


…兄さんは、あんだけドっっっ派手なアクションシーン連発だったにも関わらず、妙にガードが固くて残念でした。腹チラを見せてくれたのは、私が知る限り前売り券やポスター等でも見かける、アルと背中合わせに立つ&赤コートを片手で翻すイラストのみです。
TVや原作版では、無駄に腹チラやシャワーシーンとか見せてくれてたのに……くっ……。

ウィンリィのスパナにつきましては、レポートその2で後述しますがそれ以上にもっと嬉しいシーンがありましたので無くても全然許す!!! の一言です(笑)

では、OPから追い掛けてみましょう。

先ずは幼い兄妹が、アメストリスの西の強国「クレタ」に両親と共に移住するシーンから。
やがて時が経ち、ある夜不審な物音&悲鳴を聞いて様子を見に行った兄。…なかなか帰って来ない兄を案じた妹が見たものは、両親の死体に血の海という惨状。妹はその後気を失い、兄は……という所でカメラは切り替わり、収穫祭に湧くアメストリスの「セントラル」へ。

書庫で居眠りする赤コートの少年……その後ろに忍び寄る影。
やがてパァンッ!! とド派手な音に驚いてひっくり返った少年は、全身鎧姿の弟に「おどかすな」と怒鳴ります。我らが仲良しなエルリック兄弟の登場です。
「はい、サンドイッチ」夜食を買ったらお店のおじさんがくれた…と、もう一発クラッカーの糸を引く鎧もといアル。……と、いきなり大爆発と共に書庫の窓が吹っ飛びます。
ぶっちゃけ、この時に飛び散った窓ガラスの破片だけで、兄さんは大惨事だよ…と思いますが、流石主人公、この程度ではかすり傷一つ負いません。
「僕じゃないよ」って慌てて言い訳するアルが可愛いです。…いや、分かってるからね(笑)
劇場でもクスッと笑いが起きたシーンでした。

さて、その爆発はちょっとばかり離れたセントラルの刑務所で起きたもの。やがて路地裏の道を囚人服姿で逃亡する一人の男が。
「そんなに急いで、何処へ行くんだい? 仮装パーティーかな? その囚人服は」
男の前に降り立つのは赤いコートをまとった金髪・金瞳の少年――少年に対し、男は突如手に描いた錬成陣から氷の礫を放ちます。
「こいつ錬金術師だ!」
手パンで壁を錬成して攻撃を防ぎつつ、大きく後に飛び退る少年――その右手は機械鎧。男はその時、少年の犯した「禁忌」に気付きます。
「貴様…神の領域に触れたな!」
男はもう片方の手に描いた錬成陣で電撃攻撃を喰らわせ、その隙に逃亡。鎧の身体のアルには効かなくても、生身の兄さんにはバッチリ攻撃が効いてしまっていたらしく……「兄さん!」「何やってるんだ、追うんだよ!」犯人追跡より座り込んでしまった兄さんを心配するアルが、序盤から期待を裏切らない様式美を体現してくれています。
そんな二人の元へ憲兵隊が。最初は騒ぎの犯人と疑われますが……。
そんな彼らの前に、兄さんは銀時計を見せます。
鋼の右腕。そして「国家錬金術師」の銀時計――。その二つ名は。
「そう、俺が、鋼の錬金術師だ!」
ははーっと途端に腰が低くなる憲兵隊の皆さん。素晴らしい……素晴らしい様式美だ!!(笑)
バッチリキメてる兄さんも男前です。

さて、なんやかんやで脱獄囚について、お馴染みのマスタング大佐も色々と調べ始めます。脱獄囚の名は「メルビン・ボイジャー」。あと二カ月で仮釈放だったのが、何故このタイミングでの脱獄となったのか…?
メルビンの目撃者が兄弟二人と知ってどこかげんなりする大佐が素敵です。もう、この時すでに二人が面倒な事に首を突っ込む事になる未来を予感していたのか…!?(笑)
ともあれ、調べを進める内、メルビンが脱獄前に読んでいたという新聞のとある記事の写真が切り抜かれている事に気づく大佐達。その記事は、アメストリスの領土であるテーブル・シティへ不法入国したテロリスト・「ジュリア・クライトン」なる少女が逮捕されたという内容。切り抜かれていたのは、その少女――ジュリアの写真でした。

「テーブル・シティ」は、西の大国・クレタとの国境にある町。
そして明らかにそのジュリアとメルビンに何らかの関係があると読んだ兄弟は、メルビンが使っていた未知の錬金術に惹かれ、電車で一路テーブル・シティへ向かいます。
「きっと見つかるさ、俺達の身体を取り戻す方法が」
鋼の右腕を握りしめ、サンドイッチをぱくつきながらの兄さん&アルの、汽車のシーンから被るオープニングテーマ「Chasing hearts」は、旅の始まりを感じさせる、結構爽やかな感じの曲でしたが……こんな爽やかなオープニングが流れてるのに、汽車の屋根!! 屋根に何か変なの乗ってる……変なのいるぞォォォ!!!

さて、外の風景をのんびり眺めたりして過ごす兄弟ですが、そんな「世界の車窓から」的なシーンでこのアニメが終わる訳がありませんでした。
憲兵が行う「許可証」のチェック――兄さんは「それは持ってない」と言いつつ、例の「銀時計」でどうにでもなると考えている様子。別にクレタに入国する訳じゃないのになー、などとぶつぶつ言っていますが…。
とある老夫婦の許可証をチェック中の憲兵さん。「娘の結婚式に行くので」「それはおめでとうございます」……そんな長閑なやり取りが、壮絶な汽車内バトルの幕開けに!!
突如憲兵に攻撃を開始し、汽車から脱出を図る二人――老夫婦の偽装を脱ぎ捨てた彼らに、問答無用の銃撃を仕掛ける憲兵達。電車内は逃げ惑う他のお客さん達による阿鼻叫喚の場と化し、騒ぎに駆けつけた兄弟の前では、オープニングでも出てきた変なの――「狼キメラ」が人型の偽装を解き、その鋭い牙&爪で憲兵隊を薙ぎ倒しています。
機関室の人達もやられてしまい、暴走を始める汽車。このままでは大惨事に。アルに電車を停車させるよう伝えて、兄さんはそのまま狼キメラとのバトルに突入しました。
「狼キメラさんが、一人旅かい?」
メルビンの時と言い、なんか、言い回しがやけにキザったらしいのは気のせいでしょうか(笑)
劇場版仕様で、ちょっと頑張ってみたのか、兄さん(笑)

お馴染みの手パン&鋼の右腕を鋭いナイフに変え、狼キメラとのバトル開始。…メッチャ動きまくりです。
この辺のカメラワーク/動きは息もつかせぬ程。大スクリーンで見ると、やっぱり迫力が違いますね。。
そしてそんなバトルの中、上空からはコウモリのような羽を背負った連中が攻撃を仕掛けて電車内に侵入してみたり、メルビンがまた現れて狼キメラがそいつに飛びかかってみたり、事態は複雑怪奇な様相を呈してきます。
やがて不利と見た狼キメラは撤退。実は汽車で護送中の仲間の救出に来たらしいコウモリ姿の連中でしたが、それはアメストリス側の罠。仲間と思っていた連中は全員アメストリスの私服憲兵でした的なオチで銃撃に遭い、こちらも撤退。残されたのはメルビンと、爆走する列車のみ……。
「アル! まだか!!」
電車は進むよ何処までも。
………って、もうあとちょっとで駅!! 駅だよ!! 開始早々大惨事だよ!!!
機関室では、アルが懸命にブレーキやらボイラーやら操作してみたり手パンしたりで電車を止めようとしますが、電車の爆走は未だ続いています。
兄さんは取り敢えず後の車両を切り離し、電車の床を変形させて線路と噛み合わせ、強引に止めようとしますがそれでも尚進み続ける機関室。しかし必死の措置が功を奏し、駅のあちこちを大破させつつも、なんとか機関室は停止。ボッコボコな機関室の中で「大丈夫か、アル…?」って弟の方を気遣ってる兄さんが素晴らしいです。
…ていうか、この状況はどう考えても大丈夫じゃなくなるのは君の方だよ…(^^;)
一方、メルビンはこの騒ぎに応じてそのまま逃走。兄弟は、一旦「テーブル・シティ」へ向かいます。
しかしその先でも大惨事が!!
メルビンの氷攻撃により、次々とやられていく憲兵隊。巨大なパイプで出来た通路を伝い、メルビンの姿を追う兄弟――その時、テーブル・シティの囚人棟で爆発が起き、一人の少女がその中から飛び出して来ます。
少女の姿は、例の新聞で見たジュリア・クライトン――そして上空から現れるコウモリ姿の皆さん達。
ジュリアは、その内の一人が上空から飛ばしたワイヤーに捕まり、逃亡を企てますが、その彼女達に向かってメルビンは氷攻撃を繰り出します。
必死に回避するものの、やがて命中した氷の礫はジュリアが捕まるワイヤーを切断。そのまま彼女は下へとまっ逆さま――と思いきや、意外と高い身体能力により、テーブル・シティのそこここに立つ塔の装飾部分に捕まって、辛うじて持ちこたえます。
しかしその飾りも今にも倒れそうで大ピンチ。上空からは仲間が繰り返し彼女を助けようとするも、メルビンの妨害でそれもままならず――アルにジュリアの救出を任せ、再びメルビンと対峙する兄さん。一方アルは、メルビンの氷攻撃を必死に回避しながら、落下するジュリアを抱き止めます。……しかし、足場のパイプはメルビンの氷が迫り、ジュリアを御姫様だっこしつつの絶妙な氷サーフィンの挙句、落ちたその下は急勾配の坂。更に言うとお約束的に坂の先は崖っぷちという最悪のシナリオが!!!
坂のせいで自然崖っぷちに向かってものっそいダッシュをかます羽目になるアル。何とか勢いを殺そうとするも間に合わず、ジュリアを抱きしめたまま崖っぷちに捕まりますが……。
アルの首部分が外れ、捕まっていたジュリアはそのまま落下。
ジュリアを追ってアルも落下&メルビンも又崖から身を躍らせ、氷の錬金術で二人を救います。後からコウモリ姿の連中も……。
「アル!!」
テーブル・シティを囲むように存在する深い谷底へと落ちた弟を案じる兄さん。

そんな彼の前に、「テーブル・シティ」を仕切るソユーズ少佐が現れます。
…ていうかこのソユーズさん、思いっきりヨキに似てるんですが(笑)小物を超えた小物臭が漂います。…こういうオッさんキャラも、ある意味「鋼」の様式美かも知れません。
どれ程のダメっぷりを見せてくれるのか、そしてヨキさんのように一瞬でも頑張ってくれるのか…!? 楽しみに見守りたいと思います。

一方、崖下では、メルビンがジュリアの兄という事実が発覚。
兄と妹の感動の対面に立ちあうも、「僕の首くらい拾わせてよ」と、鎧の中身が空っぽの状態でさっさと首を拾うアルの姿は、メルビンにとってもジュリアの仲間達のコウモリ姿の連中にとっても完全に只の怪しい存在です。
結局アルはコウモリ連中にとっ捕まり、洞窟奥深くの牢屋にブチ込まれてしまいました。
そこでアルは、強国・クレタとアメストリスの間で板挟みとなり、元いた「聖地」――今の「テーブル・シティ」を奪われ、谷底で最下層の生活に喘ぐ「ミロス」の民の事を知ります。
ミロス衣装のジュリアが可愛いです。…そして彼女のミロスの民からの人気っぷりは、いわゆる「風の谷のナウシカ」の姫姉様を彷彿とさせました。
ジュリアは、自分を助けてくれたのにこんな牢獄にブチ込んでしまった事を詫びつつ、アルの名を聞いて「エルリック兄弟?」と尋ねます。…ジュリア曰く、「錬金術を学んでいれば、自然と入って来る名」との事。どんだけ有名…というか目立ちまくってるんだ、この兄弟(笑)主に兄貴のせいである事は間違いないでしょうけど。
ジュリアは、兄弟が「人体錬成」を試み、「真理の扉」を開いた事について問い詰めますが、アルフォンスは諭すように返します。
「いけないよ、ジュリアさん。禁忌を犯せば、報いを受ける。……僕達みたいにね」
とても14歳かそこらの少年とは思えん発言だなぁと思いますが、この兄弟はその年齢にして、凄まじい経験をしてるんだなぁと改めて。
アルフォンスの脳裏に蘇るのは、あの日、母・トリシャを蘇らせようとして全てを「持って行かれた」時のこと。
兄は代償として左脚を失い、アルは全てを持って行かれました。…その後、兄は右腕を代償にアルの魂だけを錬成し、鎧に繋ぎ止めます。その結果が、あの鋼の右腕と左脚――今、自分が食べ物も何も必要としない冷たい鎧の身体であること。そして、兄の右腕と左脚が鋼の義手義足である事。彼は、ジュリアにも同じ道を歩んで欲しくないと思ったのでしょう。例え、どんな事情があったとしても。
ジュリアは「聖地の錬金術」の力を手に入れなければ、とても自分達に勝ち目はない、と言い募ります。
それでも、アルフォンスの言葉を否定する気は無く、近い内に牢から出られるようにするから、と告げてそのまま去るのでした。

さて、ジュリアを救出したコウモリ姿の連中は、文字通りその姿から「黒コウモリ」と呼ばれるレジスタンスで、ミロスの聖地奪還の為に闘う組織でした。黒コウモリのリーダーである女レジスタンスのミランダは、ジュリアの兄・メルビンを仲間に引き入れようとします。しかし、メルビンの反応は冷たいものでした。
メルビン――本当の名をアシュレイ・クライトンであるその青年は、彼らの両親が嘗てミロスの民から「裏切り者」呼ばわりされ、冷遇されていた過去を覚えていました。
ジュリアも又、その頃の事を覚えていました。ミロスの民にとって、錬金術は元々全ての元凶とも言えるもの。
ミロスの地には「鮮血の星」と呼ばれる、錬金術で作られた強大な力を秘めた石がありました。それを目当てにしてクレタやアメストリスの侵攻が始まった事もあり、ミロスの民にとっては錬金術というもの自体、あまり良いものと思われていなかったのです。
そんな中、ジュリアとアシュレイの両親は錬金術の研究に没頭していた為、皆からは「裏切り者」呼ばわりされ、一家に居場所はありませんでした。結局彼らはクレタに身柄を保護され、クレタで暮らす事に……。
しかし、彼らの両親はクレタで殺されてしまいました。どうやら、両親の研究から「鮮血の星」に繋がる秘密や「真理の扉」の真実を知ったクレタの軍部が、狼キメラを差し向けて両親を殺し、その研究書を奪おうとした――それが、ジュリア達が生き別れになった夜の真相との事でした。
ジュリアを連れて何とか逃げ出したものの、このままでは逃げ切れないと悟ったアシュレイは、ジュリアを隠して自分は逃走、その際に谷底へ落とされるも何とか生き延び、以来名を変えて各地を転々としていたようです。
しかしそこにも追っ手の手が伸び、逃亡生活に疲れ果てた彼はわざと罪を犯し、罪人としてセントラルの牢獄へ入ります。そこなら、追っ手も手が出せないと信じて…。
やがて時が経ち、アシュレイは妹・ジュリアを救う機会を牢獄の中で伺っていました。そんな折、ジュリアがアメストリスに捕まったと新聞で知り、彼女を救う為に脱獄した、と……。

アシュレイは過去にミロス人に冷遇された過去を忘れておらず、ジュリアを黒コウモリから連れ出そうとします。
しかし、ジュリアはそれを拒否。両親が殺されて以降、一人ぼっちでミロスの谷へ放り出された自分を助け、ここまで育ててくれたのはこの谷の人達だから…と、あくまでミロスの民の為に戦うと告げます。

――その頃セントラルでは、大佐がソユーズ少佐に、セントラル発の汽車がテーブル・シティで大破した事件の真相について問いただしていました。
しかし、一向に要領を得ない返答にイラついた大佐は、ラチが明かないと受話器を叩きつけ、自らテーブル・シティへ向かう事を決意します。所在が分からなくなった兄弟を案じ、手掛かりを求めて大佐の元を訪れていたウィンリィも同行し、一同はテーブル・シティへ。

その頃、アルを案じ、単身テーブル・シティから谷底へと降り立った兄さん。
周辺には悪臭が立ち込め、よく見れば様々な汚物を谷へ垂れ流し状態という状況を目にして表情を曇らせます。
谷底へ降りてみれば一斉に蠅がたかり、その様に辟易しながらアルの名を呼びます。どうでもいいですが、この蠅が飛ぶシーンとかやけにリアルで生々しかった……(--;)
やがてアルの鎧らしき足跡&首が転がってたらしき跡を見つけ、「スクラップと間違われてなきゃいいけど…」と心配しつつ、その所在を探す兄さん。
そんな彼が、ふと気配を感じて手パンすると、銃で武装した人その1が引っ掛かります。「他にもいるんだろ?」次々に手パンでそいつらを炙り出し、「お前らのボスの所まで案内しろ」と、とても主人公とは思えぬ所業で弟の手掛かりを掴もうとする兄さん。
しかし案内させたその先でも、流れる川には油の幕が張り、周囲は瓦礫の山が連なり、それに汚物が積もって蠅が至る所に群らがるという、とても人が生活出来るとは思えない光景が続いています。
「よくこんな所で生活出来てるな…」
思わず呟いた兄さんに、案内役をさせられたレジスタンスの青年は、「ミロス」の凄惨な歴史を語ります。
最初はクレタ人に、次は領土拡大を目論んだアメストリスに占拠され、その都度血を流し、大国の板挟みとなって最下層の生活を強いられるミロスの民。その憎しみをぶつけられた兄さんは、結局案内役の兄ちゃんの拘束を解き、武器も返してしまいました。
「聞くんじゃなかった」
アメストリス人である兄さんには、彼らの恨みの深さを完全に理解出来るものではないでしょう。
しかし、彼らの苦しみに喘ぐ姿を見て何とも思わない程冷たくはなれず。……そんな兄さんの心に打たれたのか、青年は兄さんをミロスの村へと案内。そこで出会った老人・ゴン爺は、兄さんの機械鎧の素晴らしさにヒトメボレ。ウィンリィも真っ青な機械オタクぶりを発揮し、そのまま兄さんを連行、自分の機械鎧工房へ連れて来ます。
たじたじになりながら爺さんに連れて行かれる兄さんがメッチャ微笑ましい……。。
そこには、機械鎧で失った手足を補う人々が大勢いました。
長年続くミロスの発掘作業による落盤事故が絶えず、こんな怪我人は大勢いる…そう呟くゴン爺さん。
ここでも兄さんは、非情な現実を目の当たりにするのでした。

――長い……。(--;)
一度で書ききれないので、その2へ続きます。
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テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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