指導!! 21連打(笑)

 こんばんは、星野です。
 ちょこっと時間が空きましたが、「スピナマラダ!」3巻掲載の第30話「祭りの華」をちょっとレビューしたいと思います。
 …本誌で読んだ時も爆笑モノでしたが、改めて読み返しても、やっぱり二瓶先生の教育的指導ッ!! は偉大だった…(苦笑)
 雪花高校との練習試合直前、少しの時間を利用して札幌祭りに訪れるロウ達。
 …頭にお面付けて「ワールドオートバイサーカス」に拍手してるロウ&小杉&安海君達のハシャいでる感が可愛いです。…安海君の拍手の仕方が妙に紳士的なのが笑えます。
「よし! 試合まであと30分あるぞ。何する? 何食う?」
 とか、何気に後ろで「ヒョー」とかやってる小杉君とか、ちょっと幾らなんでもテンション上がり過ぎです(笑)
 でも、よくよく考えてみたら、日ごろの地獄の猛特訓の中、こんなちょっとの時間でもお祭りに来たらハシャぎたくなる気持ちも分かりますね。…彼らにしてみたら、地獄の中のちょっとしたオアシスなのでしょうか(ほろり)
 …どうでもいいですが、小杉君の手がコピペなのは何故なんだ?
 一瞬、井上先生の超絶コピー技が冴え渡った「華と修羅」や「夜王」を思い出しました(笑)

 ……しかしそんな中、「タコ焼きにタコが一つも入ってねえ」と文句を言い出す安海君。
 例によって、ツイてないみたいですねぇ。
「また安海かよ。ホントついてねーなお前」
 とか言ってる小杉君の「またお前か」感が凄いリアルです。
 文句いってくると去った安海を置いて、ロウは何故かリンゴ飴にご執心。……なにしろあと20分くらいしか祭りにいられないみたいなので、そうそうこんなのに付き合ってられねーといった感じでしょうか。
 そして、そのロウご執心のりんご飴。
 ……ハルナのリンゴ飴が、何か雪花高校のヤンキー(倉田)にバリバリかじられちゃってます。
 ていうか「雪花高校だ…」とビビる磯野さんに対し、すました顔のままのハルナはちょっと度胸座り過ぎです(汗)…しかしこの子、高校入ってからメッチャ可愛くなりましたね! 確かにヤンキー共が「なんまらカワイイな」と絡みたくなるのも分かる気がします。
 一方、勝手にかじられてしまったリンゴ飴を見て、ハルナは何を想うのか?
「ハルナちゃんいこうよ」
 当然トラブルを起こしたくない磯野さんはその場を去ろうと促しますが、このヤンキー共がそう簡単に許してくれる筈もありません。
 それにしても。
 こいつデケーだの、ホントに女かよ、だの、挙句にあのゴリラが歩いて来たのかと思った、だの。
 うん、こいつらは全員ハルナちゃんのリンゴ飴アタックを喰らって良いと思います。
 源間慶一君と言い、なんでこう……デリカシーの無い連中ばかりなんだ……!!
「リンゴ飴弁償して欲しいけど、面倒だからこれでチャラね」
 何気に名台詞だと思いますが、「アハハハ倉田より面白い」と笑ってた連中も、ちょっとこのまま帰してくれそうにはない雰囲気です……(汗)こういう気の強い所を見ると、ハルナはやっぱりロウの妹だというのが良く分かります。
 ……と、そこに!!
 小杉君と一緒にリンゴ飴を探して彷徨っていたロウが合流。
 何気に後ろの小杉君が肘喰らってる…小杉君も、今回は安海君も真っ青な受難っぷりでしたが、まず受難その1ですね(^^;)
 しかし、その肘の痛みも忘れて、小杉は「白いジャージの集団」にビビります。
 一方、まったく「隠れられてねー」状態の磯野さんもいい味出してます。ロウの「誰?」っていうドライな反応が都会っ子っぽさが出てますね(^^;)
 なんだよ男連れか、ムカつくなー……と、ロウ達の登場で更に笑えない雰囲気になる雪花高校の白ジャージ集団。
 と、その時!!
「オーイ、待ってくれ。とりかえてもらえた!!」
 嬉しそうな顔で走って来る安海君。もはや嫌な予感しかしません……。かくして。
 罠カード発動!! 「安海の法則!!」
 躓いた拍子に皿から躍り出るタコヤキ達。それは全弾、狙い澄ましたかの如く雪花高校白ジャージ集団に命中しました。…何だこのマップ兵器並みの威力(笑)
 青ざめる安海。
「安海の法則が発動したぞ」
 何故かビビる様子も無く、冷静にコメントしているロウが妙にシュールです。
 しかし、雪花高校の面々にしてみれば、全く「笑えねー」状況です。…流石にヤバいと感じたロウは、小杉に頼んで磯野さん&ハルナを逃がしました。
 流石にこの辺の対応は男の子だ……と思ったのですが。僅か6ページ後に覆る事になろうとは……(^^;)
 それはともかく。
「すみません!! クリーニング代を払いますので…」
 物凄い礼儀正しい謝罪の仕方をする安海君の顔面に、帽子被った小柄な奴のパンチがクリーン・ヒット。本当に、ツイてないにも程があります。
「めんどうだから、あと20発くらい殴ったらチャラな」
 恐ろしい顔で呟く帽子男。
 しかしその顔面に、ロウによる「味方を飛び越えてのフライングクロスチョップ」(By雪花高校白ジャージABC)が炸裂!!(何故お面を被ってるんだ君…覆面プロレスラー的なノリか? ^^;)
「かかって来い。ダサイ田舎のヤンキー共が」
 そしてこの辺までは、ホントにカッコ良かったのですが。
 倉田に一瞬で投げ飛ばされる⇒締め落とされるのダサ過ぎるコンボがじわじわ来ます。
 ……オイ…かっこよくキメた直後じゃねーかよ……(^^;)
 ピンチ!! と思ったその瞬間!!!

 ゑ?

 倉田のみならず、読者も呟きたくなるその絵面!!
 恐ろしい顔で全力疾走してきた磯野さんの大腿四頭筋がハジける!!!

 ドン。

 凄まじい衝撃音と共に美しいツイスト回転で池へと転落する倉田。…ていうか、雪花高校の面々笑ってますけど、これこそ「笑えねーな(汗)」って状況じゃ…(苦笑)
 そして男前な磯野さんは、そのままロウをお姫様抱っこしてダッシュ、安海君と共に風のごとく去りました。
(わ――いいニオイ)
 ……女の子にお姫様抱っことか。
 いいニオイとか。
 ……どういう…事だ…!? まるで意味がわからんぞ!!!(笑)

 鍛えた大腿四頭筋&アイスホッケー部員の足は伊達じゃなく、雪花高校のヤンキー共も追い付けませんでした。その頃、無事にハルナを逃がした(ていうか、戻った磯野さんは放置したのか…^^;)小杉君は、「試合に遅れちゃう」と、ダッシュで試合会場へ。そんな彼を、先程のロウの肘以上の受難が待ち受けているとは、この時本人にも知る由はありませんでした………。
 それにしても小杉君、こんな可愛い子と一緒に逃げていたのに、可愛いな、とかちょっとはときめいたりしなかったのだろうか…。
 もう、すっかり「凶暴な棒を持ったゴリラ」に変身してしまって、恋なんぞ知らぬ男になり果ててしまったのか……('・ω・`)
 彼らの青春は、アイスホッケーのみに捧げられているみたいですね。
 でも普通に「気を付けてね」と声を掛ける辺り、優しいなぁと思いました。

 ――そして。
 試合会場に着いてみれば、鼻血出してる安海君に、学生服が更にボロボロになっている(肩が破れてますね…また肘のように継ぎ接ぎする羽目になるのか?? ^^;)ロウを見て、先輩達も気になるのは当然です。
「どうしたんだ?」と尋ねられ、札幌祭りでからまれた、と説明する安海君。「お前のせいでもあるぞ安海」と、まだ若干絞め落とされた時のダメージが残ってるっぽいロウが突っ込む所がなんか笑えます。
 磯野さんは会場に辿り着くまでの間に、若干ロウにアピールは出来たんですかね。。
 ところで、源間弟。
「やられたのかよダッセーな。試合の前に祭りなんか行って浮かれてるからだ」
 そのコメントは良いのですが、君の頭の後ろのそれ、何?(笑)
 紅露キャプテンが地味に「お前が言うな」って顔でチェックしてるのがクスッとしますね。
 しかし甲斐先輩、爽やかで温厚そうな顔をしている割に「あとで探してやり返してやろうぜ。どんな奴らだ?」とかちょっと怖いんですが(汗)
 実はかなりの武闘派…!?
 そして、ちょこちょこ出ている水嶋君が無駄にイケメンですね。
 こういう細かい所までキッチリ描き込まれてるのって大好きです。…読み返す度に新たな発見がありますね。

 さて、そんな噂をしていると、さっきの白ジャージ連中が来ました。
 どうやら、雪花高校アイスホッケー部だったみたいですね。
「さっきはよくもしめ落としてくれたな!! せっかくの祭りが台無しだ。リンゴ飴も買えなかったぞ!!」
 あんな目に遭っているのに全く懲りてないロウが笑えます。
 そして、どんだけリンゴ飴食べたかったんだ、ロウ……(^^;)
 通りかかったオバさんが「何の騒ぎ?」と不審に思いだし、みるみる場は不穏な雰囲気に……。
「1・2年生、こいつら囲んでカベ作れ」
 …目撃者など完全無視する方向で、甲斐先輩がなんか恐ろしい事を言い出しました。…な…なな何……!? 練習試合の前に、アナタ一体何する気ですか!?
 試合前のアップ代わりに…と、雪花高校側も受けて立つ気満々です。
 練習試合を前に、いきなり乱闘ですか!? と思ったその時!!!
 突如甲斐先輩の背後に立つ、僕らの二瓶先生が!! 殺伐とした場に救世主現る!!
 ……と、思った次の瞬間。
「指導ッ」
 まず、物騒な台詞を言っていた甲斐先輩が指導ビンタを喰らいました。
「ぶははッ残念。ジャマが入った」
 次に、それを笑っていた倉田に「指導ッ」が入りました。他校の教師が出しゃばってんじゃねーよ…と突っ込んだ二人の雪花高校にも、次々と「指導ッ」が入りました。
「あはははざまあみろッ」
 それを見て笑ったロウの顔にも、「指導ッ」が入りました。…顔がものっそい歪んでるんですが、なんか指導するごとに威力が上がってる気がするのは気のせいでしょうか(笑)甲斐先輩とか、最初はホントに「ビンタ」しただけって感じだったのに、ロウが喰らったのはもはや「ビンタ」とは呼べない何かになってる気が…(^^;)
「二瓶先生、落ち着いて下さい」
 流石に止めに入ろうとした紅露キャプテンにも、何故か「指導ッ」が入りました。
「指導ッ」
 続いて、何もしていない源間弟にも入りました。「?」となりつつビンタを喰らう顔がシュール過ぎます。
 そして、やっと会場に到着した小杉君にも受難その2が入りました。
「すみません遅れました」
「指導ッ」

 ……ここまで来ると、流石に酷いと思いました(笑)
 それにあの……、小杉君!! 何気に首が一回転してるんだけど大丈夫!?
 二瓶先生、落ち着いて下さい!!!
 もはや救世主じゃない……只の指導マシーンだ!!!(汗)
 ――しかしそんな読者の叫びも空しく、二瓶先生による無差別指導連打が発動。…まるで「ジョジョの奇妙な冒険」のスター・プラチナの如き威力です。
「なんだこりゃ。二瓶先生、ウチの生徒に何してるんですか!!」
 この大惨事を前に思わず止めようとした雪花高校アイスホッケー部監督・石崎さんにまで、「指導ッ」が入りました。…しかも「バコオ」とか凄まじい効果音です。…ビンタじゃない…うん、やっぱりビンタとは呼べない代物だ…。
「わ――ッ」
「脳が揺れてる」

 雪花高校の周辺の生徒が石崎先生の状況を克明且つ具体的に語ってます。「カク―――ン」と糸が切れた人形の如く曲がる石崎先生の膝。
 恐ろしく安らかな顔で倒れた石崎先生を、尚も足蹴にしてしつこく攻撃する二瓶先生。
 最早「指導」と呼べる代物ですらないッ……!! 誰か! 二瓶先生のハングアップスイッチを押して!!
「二瓶先生、やめて下さい!!」
 慌てて抑え込む勇払アイスホッケー部の面々。
「ご乱心だ、全員で押さえ込め」
 …「ご乱心」なんて言葉がこの状況でさらっと出てくる紅露キャプテンの言葉のセンスが何気に素敵です(笑)
 しかし、怒り狂った王蟲の如く暴走する二瓶先生の戦闘能力は、尋常ではありませんでした。指先一つですら自由なら執拗に攻撃を続ける圧倒的パワー。最強ッ! 最強ッ! 最強ッ!!!
 ………かくして。
 自分の高校の教え子も、相手高校の生徒も、そしてその監督も。
 全員を屍の山に変えた二瓶先生。エヴァの如く立ち尽くすその姿に、最早誰も突っ込む力は残っていませんでした。

 開始前から大荒れとなったVS.雪花高校の練習試合。
 どんな手を使ってでも絶対負けんじゃねーぞ、と怒る雪花高校監督。
 負けたら苫小牧まで70キロ、走って帰れ!! と恐ろしい檄を飛ばす二瓶先生。
 果たして、練習試合の勝敗は…!?

 ……現在、YJに掲載されているのが37話。
 なんか、本当にあっという間の展開だ…! と思います。ただ、展開は早いんですが一話一話にしっかり話が盛り込まれているので、そんなにすっ飛ばしてる感じが無いのが良いです。。
 いやあ……。僅か18ページにどんだけ笑いの要素を詰め込んでんだって話ですが、それが全て吹っ飛ぶ指導連打。
 二瓶先生、最高です。
 ゆとり教育への挑戦!! という、編集部の煽りも一緒に入れて欲しかったです(笑)
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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