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YJ40号スピナマラダ! 感想:兄ちゃんは、「その場所」へ辿り着く為に何を犠牲にしたのでしょう……。

こんばんは、星野です。
物凄い展開で終わってから、三週間ぶりの「スピナマラダ!」。
今週も重いながら、色々と考えさせられるエピソードでした……。
ただ、あの、とにかく掲載順が不安です(汗)
今週も諦めずにアンケを出すぜ、俺!!
 源間浩一の「八戸清里」への転校に揺れる勇払部員達。
 その衝撃の事実を問いただした慶一は、兄がそれを否定しないと見るや、いきなり監督の真横でドロップキックをかましました。
 …二瓶先生、ちょっと指導をかます時ではないでしょうか(笑)
「勇払に見切りを付けて、清里に転校して勝ち馬に乗ろうっていうのか」
 更に容赦なく殴りつけながら畳みかける慶一。浩一は、只一言、こう答えます。
「オレは、上手くなりたいだけだ」――と。
 慌てて慶一を押さえつける甲斐先輩も、転校の話が「本当」だと知って流石に動揺を隠せませんね。
「なんで?」
 戸惑うロウ。
「どういう事なんだ?」思わず誰かに尋ねたい小杉君。
「わかんない」…まったくそうとしか答えようのない水嶋君。…ていうか水嶋君、凄い久々にまともに喋ったと思ったら台詞が「わかんない」って…(^^;)
 二年・三年にも動揺が広がって行きます。紅露キャプテンも流石に動揺していますね。
「先生は浩一を止めなかったんですか?」
 至極真っ当な疑問を口にするキャプテン。
 しかし二瓶先生は言いました。
「オレに打ち明けてくれた時には、既に浩一の決意は固かった。浩一の意志の強さはお前達も知っている筈だ。兄キの決意を尊重してやれ」……と。

 しかし。
 慶一にとって、その言葉は容易く受け入れられるものではありませんでした。
 冒頭で出て来た幼い兄弟の回想シーン、父親に連れられて見た勇払部員達の逞しい姿。お前達が生まれる前からずっと王者だったんだというその言葉。
 …どこか、樋口キャプテンに似ている…と思いました。
 自分達も勇払に入って、勇払を王者にする。
 そんな、妙な「使命感」に取り憑かれてしまった辺りが……。

 兄弟と甲斐先輩、三人で誓った「俺達で勇払を日本一にする」。その誓いはそんな簡単に破れるものである筈が無く。…ある意味、その為に今までの人生の大半を費やして来たとも言える彼らの絆を、ここで断ち切って去ろうとする浩一の姿は、慶一にとっては理解しがたいものがあるのでしょう。
 幼い頃の約束を口にし、もう一度考え直すように必死に問いかける慶一。
 しかし浩一の答えは決まっていました。
「勇払で王者を取り戻す為に闘う事は、世界に通用するGKへの道じゃない」
 ……と。

 やはり、高校三年間や大学でアイスホッケー選手を終える気は無いという事なのですね。
 それこそオリンピックを目指せるようなGKになりたいというのが彼の望みなのでしょう。…本来、その夢の途上に三人の誓いもあった筈だったのですが、八戸清里という強敵の出現、そして出会った若林監督の存在が、彼の行く道を変えてしまいました。
 二瓶監督自身、源間浩一は「勇払のキャプテンよりももっと出世する」と見込んでいますし、矢張り学生時代だけでアイスホッケーを終える選手ではないと思っているのでしょう。
 前回行っていた「数日話し合っていた」というのは、恐らくここに留まるよう説得していたのではなく、本当にそれで良いのか? という本人の意志の確認みたいなものだったのかも知れません。
 本来なら、正GKがいきなりライバル校へ行っちゃうとか洒落にならない事態なので、「勇払高校アイスホッケー部の監督」としては何が何でも説得してチームに留めるべきかも知れません。しかし本人の固い決意、そして将来性を考えた時、結果的に清里への転校という選択肢を認めた二瓶監督。
 …アンタ…男前過ぎる……!!! ・゚・(ノД`)・゚・

 ただ、慶一が「裏切り者」と叫びたくなる気持ちも、「許さない」と叫びたくなる気持ちも分かります。
 あれだけお兄ちゃん子な感じだったのに……。だからこそ、突然のこの転校は受け入れられるモノじゃなかったのでしょう……。

 浩一が去り、これからどうなるのか不安が広がる勇払アイスホッケー部。
 一方、ロウは浩一に、「これで最後なのか?」と問いかけています。
 そこにあるのは怒りというより、寂しさと戸惑いが感じられますね。
「ゲンマ兄ちゃんには、まだ借りを返せてないのに…」
 そして「ゲンマ兄ちゃん」と言う呼び方から、考えてみたらロウは、慶一とはよく憎まれ口を叩き合っていますが、浩一の方には結構懐いていたな…と思いました。
 脳裏に浮かぶのは、インターハイの直前、源間兄の左目を怪我させてしまった事。
 しかし浩一は「そんなものは最初から無い」と素っ気なく返すだけ。
「もう一緒に練習は出来ないのか? ある意味、あんたがオレを勇払に引っぱり込んだようなもんなんだぞ?」
 今更その決意が変わらない事を、ロウは恐らく頭では分かっているのでしょう。ただ、慶一と同じようになかなか受け入れられない…そんな感じですね。
 しかし浩一は、そんなロウに言います。
「……スポーツにはいろんなものを犠牲にしなきゃ、到達できない場所があるんだ。お前ならわかってくれるだろ? 白川朗……」
 それはかつて、母親に言われたのと同じ言葉です。
 ハルナが自ら捨てたフィギュアスケートの靴を前に、母と「これからは結果が全て」と誓ったあの雨の日の事が、もしかしたらその時ロウの脳裏に蘇っていたのかも知れません。
 それ以上何も言葉は無く、黙って浩一を見送るロウ。
 複雑な思いはあるにせよ、ロウには、恐らく誰よりも浩一の気持ちが理解出来ているのではないでしょうか。

 浩一が払った代償というのは決して小さなものではないと思います。
 弟と幼馴染みと、三人で誓った夢。
 そして今までの人間関係。
 …学校である以上勉強の事もあるでしょうし、何より何も事情を知らない周囲の人間からは、最初に慶一が言ったように「勝ち馬に乗ろうとした」人間として冷たい目で見られるかも知れません。
 しかしそうした諸々の事を覚悟した上で決めた道であると、両親や二瓶先生も確信したからこそ、浩一を送り出す事にしたのでしょう。
 八戸へ向かうその日、しかし慶一の姿はそこにはありませんでした。
 見送りくらいしろって言ったんだがな…と呟く父。
 勇払のアイスホッケー部練習初日、弟に肩を貸して登った二階の部屋への階段を見上げても、そこから慶一が姿を見せる事はありませんでした。
(一生許しちゃくれないかもな…)
 覚悟はしていたものの、一抹の寂しさを抱えながら車に乗る浩一。
 しかし。
 慶一は矢張り、浩一の弟だったんだなぁと改めて思いました。
 遠く山の中から、去って行く車をきちんと見送っていたのです。
 今にも泣きそうな、まだ怒りは消えてはいないような、何とも言えない表情をしていても、しっかり見送りに来た慶一。…あの表情が泣けてくる…。・゚・(ノД`)・゚・
 彼もまた、今回の事を機に成長して欲しいと思います。
 取り敢えず、ちょっと兄ちゃんを見習ってもう少し落ち着くようにしようか(^^;)

 そして八戸清里の方も思わぬサプライズ。
 ついこの間闘ったばかりの勇払高校の正GKが、なんといきなり入って来ました。
 浩一もまた、自ら覚悟して選んだ道なので、頑張って欲しいです。
 …しかし…強敵として立ち塞がることになりそうですね、浩一は…。

 王座奪還を目指す勇払。そんな中、一人孤独な道を選んだ浩一。
 それぞれがどんな道を歩んで行くのか…!? 以下、次号!!

 …そろそろ、センター分け成分が欲しくなって来ました…。ちょろっとでいいから出してくれないかな……(^^;)
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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