ダイの大冒険特集―HPが1になってからが本番・不死身の男ヒュンケルについて

 ヒュンケルと言えば、セットのお値段で付いて来るのは「不死身」という言葉。
 クロコダインのおっさん曰く「不死身はヒュンケルの代名詞」――そんな風に言われる位、人間でありながら驚愕の不死身度を誇るヒュンケル。「続きから」で、そんな彼の不死身っぷりをリスト・アップしてみました。
1)「鎧の魔剣」が唯一防げない筈の電撃呪文(ライデイン)を喰らっても無問題!!
→これ位なら、まだ「漫画だし…これで終わっちゃアレだし…」というのもありました。しかしこの頃は、これがほんの序の口に思える程の不死身伝説が始まるとは予想出来ませんでした(笑)

2)地底魔城を崩壊させた溶岩に飲み込まれても復活!!
→…どっぷり漬かってたのに(汗)そろそろ「アレ…? この人、人間だよね…?」という疑惑が…(^^;)

3)ハドラーの地獄の爪で身体を貫かれる&メラゾーマのコンボ攻撃を喰らってもまだ闘える!!
もうやめて!! ヒュンケルのHPは0よ!! と叫びたくなる程の攻撃。…そもそも最初に「地獄の爪」でやられた時点でアウトな筈なのですが…。「急所を貫かれて何故動ける…!?」はそのままヒュンケルにお返ししたい質問です(^^;)

4)ラーハルトとの戦いで既にズタボロな所に竜魔人バランの攻撃でボコボコにされ、メルルにちょっとホイミをかけて貰っただけの身体で空中へ→ダイに鎧の魔剣を渡すもライデインをまともに喰らい、高所からまともに落ちて地面に激突しても大丈夫!!
→もはやHPは0どころかマイナスになってもおかしくない位のダメージですが、まだ平気。
 なんか、話が進む度に不死身度が人間離れしていきますね。(既に2)の時点で人間離れしていますが)

5)アルビナスの不意討ちからバランを救うべく、バランのギガブレイクをまともに喰らった傷が癒えていない身体で再び「死の大地」へ出撃。激闘の末、ダイを庇って大魔王バーンの「カラミティウォール」をまともに受けるが、まだ生きている。
→クロコダインのおっさんも一緒に生きていたのも十分驚きのレベルですが、ダメージの蓄積値で考えるとヒュンケルはHPがマイナス3ケタを超えていてもおかしくない状況。……正に不死身の男だ!!

6)ヒムとの激闘で既に残りHP21の状態で「キング・マキシマム」が率いるオリハルコンのバーンパレス親衛騎団を相手に防具なし&素手で応戦。残りHP1となっても素手でオリハルコン軍団を破壊し続け、遂には「キング・マキシマム」をチェック・メイトに追い込む。
→…HPがマイナスになっても生きているのではなく、1から減らないという発想は斬新でした。
 最早伝説…! 伝説級の不死身度です。


 ……と、ここまでざっと挙げてみました。
 ある意味「竜の騎士」であるダイも驚きの不死身っぷりではないでしょうか(^^;)
 ヒュンケルの「不死身」を支えていたのは一体何なのか…?
 ちょっと考えてみましたが、それは「闘志の力」とかそういうものだけではなく、一貫して「罪の意識」と「贖罪」にあると思います。
 地底魔城の崩壊時はクロコダインの情けによって死の淵から救われ、パプニカの戦いでは、レオナ姫の寛大にして厳しい裁きによって、矢張り命を救われました。
 それ以来、彼は己の身を投げ出して多くの死闘を潜り抜けつつも、「そう容易くは死ねない」という思いを心の奥底でずっと持ち続けていたのでは、と思うのです。
 エイミさんに初めて見せた、自らの抱える「罪の意識」と、それに苛まれ続ける辛さ。
 クロコダインに救われた時、「死んで清算出来る程、オレの罪は軽いものではなかった」と言っているように、彼は「この程度の苦しみや痛み如きではまだ贖いきれない」という思いから、どんなダメージを受けようとも生きる意思は捨てられなかったのではないかと思えます。そして、その強い意志が持ち前の闘気と合わさって、彼に超人的な力を与えていたのかも知れません。
 地底魔城であのままマグマに呑まれるか、パプニカでレオナ姫に裁かれていれば、彼は「楽」だったかも知れません。しかし、ある意味「死ねる」チャンスを二回失った彼が得た答えは、レオナ姫が彼に言った通り「その生涯をアバンの使徒として生きる」事だったのでしょう。
 愛と友情と、己の信じる者の為に命を賭けて戦う。
 …そう考えると、レオナ姫の裁きは寛大とも取れますが、最も苛烈な道をヒュンケルに与えたという意味では最大の罰を与えたのかも知れない、とも思えます。
 その言葉を忠実に守り、自らの贖罪と、友情と、愛の為に戦い抜いたヒュンケル。
 クロコダインにまで「不器用」と言われる程その生き様は本当に不器用で生真面目。常に全力投球で戦い抜いた彼の身体は、最後にヒムを救う為の戦いで傷つき疲れ果て、戦士として戦える身体ではなくなってしまいました。
 ただ、彼に戦う場所や理由がある限り、何度でも戦士として甦り、そしてまた戦い続ける。
 それが今後も彼が辿る道な気がします。
 ラーハルトは「お前は戦うには心が優し過ぎた」と言いましたが、例え、そういう「戦士」としては致命的な弱点を抱えていても、それがあるからこそヒュンケルはここまで強く、そしてHPが1から減らないしぶとさも持っているのだと思います。もう戦う事は無理な筈の身体で、自らを「戦闘マシーン」と言い切る戦士・ラーハルトと共に旅立ったラストシーンが、彼の戦いはまだまだ続くのだという事を示唆しているような気がしました。
 クールでかっこ良く、正に二枚目。回想の少年時代のシーン位でしかギャグ顔を見せてくれない正統派なイケメンキャラ。「ダイの大冒険」をリアルタイムで追っていた時はそういう部分に惹かれていましたが、今大人になって読み返してみると、それよりも、彼の内面の部分に強く惹かれます。
 本当は脆くて繊細な部分もあり。
 そして優しい心根の持ち主であり。
 色んな意味で「情け」に熱い部分もあり。
 それでいて、ポップ達「アバンの使徒」の後輩達を厳しくも温かく見守る兄貴分の役目もしっかりこなしました。
 何と言うか…。母性的なものが刺激される脆い部分もあるにも関わらず、でもカッコいい
 複雑な魅力を持つキャラだな、と今読み返すと思います。

 まだ20歳かそこいらなのに……。・゚・(ノД`)・゚・
 色々と悟り過ぎな部分が、彼が犯した罪の重さを感じさせます。
 うん、でもやっぱり……ヒュンケルは好きだー!!!
 レオナ姫は女性キャラではナンバー1で好きなキャラですが、男性陣ではやっぱりトップ3には確実に入ります。

 以上、正に代名詞通り「不死身」の男・ヒュンケルについてでした♪
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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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