ジョジョの奇妙な冒険/第三部 スターダストクルセイダース~イギー特集・前編~

 こんばんは、星野です。
 …なんだかんだで「第4部 ダイヤモンドは砕けない」も文庫版で読み進めてしまっています(笑)ジョジョ展への未練は相変わらず……。(11/3に、友人と一緒にダメモトで当日券目当てで行ってみようと思っていますが)
 さて、以前にもチラッと描きましたが、第三部でのイチオシキャラ・イギーについて今夜はちょっと語りたいと思います。承太郎&イギー&富士山&タンポポのポスターだけは未だに欲しい……(涙)
■イギーについて
 Wikipedia諸々見れば書かれている事ばかりではありますが、ここにも一応サラッと。

初登場:文庫版12巻「『愚者』のイギーと『ゲブ神』のンドゥール」
 エジプト上陸後、「エジプト九栄神」のスタンド使いの最初の一人・ンドゥール戦から参戦。
 スピードワゴン財団のヘリで承太郎パーティーと合流する。

プロフィール:(文庫版15巻「地獄の門番ペット・ショップ」その3より要約)
 品種はボストン・テリア(由緒正しい血統書付き)。体高33.3cm。職業はルンペン。(これを職業と呼ぶのかは謎)
 好物はコーヒー味のチューイン・ガム。凄い食いつきっぷりだったが、ぶっちゃけ初登場時以外にガムを噛んでいる描写が無いのが少し寂しい(苦笑)
 趣味はくつ集め。性格は最悪。好きな人も家族も無く、孤高な一匹オオカミ。(但し、女性に興味が無い訳ではないらしい。イイ女と恋したい的な事を本犬も言っている)
 知能が高いらしく、元々は大金持ちの家に飼われていたものの、人間をあまりにも大マヌケと思うようになり家出。スタンド能力もあってかニューヨークでノラ犬の帝王として君臨していたのをアヴドゥルが発見し、捕獲。(どうやって捕獲したのか凄い知りたい…^^;)

スタンド:「愚者(ザ・フール)」。タロットの大アルカナでは0番に相当するカードの暗示を持つスタンド。変身していない時は羽飾り付きの仮面を付けた車輪付きの四本足の動物って感じの外観です。このデザインセンスがとても好きです。
 砂のスタンドで、変幻自在。攻撃しても殆ど本体へのダメージ・フィードバックが無く、単純なパワー攻撃ではまず倒せません。(初登場時、ポルナレフも「銀の戦車」の攻撃を完全に封殺されている)
俊敏な動作やスピードある攻撃は苦手ですが、攻防共に優れたスタンドだと思います。
イギー本犬は、承太郎の「スター・プラチナ」と同等と思っているみたいです(笑)…贔屓目に見ても、流石にそれは…と思いますが、承太郎本人も「俺でも殴れるかどうか」なんて言ってる位ですから、実際結構イイ勝負するかも知れませんね。

■戦歴・前編
 さて、エジプト上陸後「助っ人」として無理矢理エジプトまで連れて来られてしまったイギーですが……果たして、「助っ人」たりえたのか??
 アヴドゥル曰く「あいつには無理」との事でしたが、文庫版で改めて見返してみると「無理」どころかめっさ大活躍だったと思います。
 ではここに、イギーの活躍っぷりを検証してみましょう。

1)VS.ポルナレフ
 ヘリが揺れたのでゴキゲンナナメだった為か、後部座席を覗きに来たポルナレフをいきなり攻撃。
 ヨダレを撒き散らしつつ髪の毛をブチブチ毟る姿は正に孤高のわんこ。
 ジョセフ曰く「髪の毛を毟る時、人間の顔の前で『へ』をするのが趣味の下品なヤツ」という説明通り、ポルナレフの顔面に放屁。しょーもないシーンなのですが、後のエピソードを見た後に読み返すと、少しばかり切ない気持になります。
 その後、キレたポルナレフとスタンド対決。「銀の戦車」を「愚者」の変幻自在の砂で絡め取り、動きを封殺して再び髪の毛を毟る作業に戻る。「愚者」の強さもしっかり魅せてくれました。
 しかし趣味の最中でも大好物のコーヒー味のチューイン・ガムにアッサリ釣られる姿が何とも微笑ましかった(笑)

2)ンドゥール戦
 早々にンドゥールの気配に気付き、攻撃の前にさっさと車を降りる等、その能力の高さは確かです。しかし、本犬に助太刀する気持ちは皆無。ンドゥールの攻撃を前に手も足も出ない承太郎達を尻目に砂漠の上で寝てしまったり、なかなかの肝っ玉ぶりを見せます(肉球が火傷しちゃうよ……)
 しかし、いち早く車を脱出する所をしっかりチェックしていた承太郎にとっ掴まり、遠隔操作でスタンドを操るンドゥールの位置を突き止める為に協力する羽目に。「愚者」の能力で風に乗り、飛行して音を立てずにンドゥールの位置まで承太郎を連れて行く事に貢献します。
 途中で落ちそうになったりして位置がバレるや、承太郎をさっさと振り落として自分だけ逃げようとするなどセコイ一面も見せてくれましたが、ここはまあ…仕方ないかなぁと…(^^;)後に承太郎も言っていますが、いきなりこんな所まで連れて来られて戦闘に巻き込まれるとか、迷惑も甚だしいですしね(苦笑)
 結局、承太郎のスター・プラチナに全力投球され、勝負の決め手となります。
 ヨダレをたらしつつすっ飛んで行くイギーの勇姿は第三部屈指の迷シーンでした(笑)
 結局このイギーのお陰でンドゥールは防御の為に一旦スタンドを自分の近くへ戻さざるをえなくなり、そのドサクサで背後に回り込んだ承太郎に倒される訳ですが……。
 ンドゥールよ…。
 ヨダレ飛ばしながら高速で飛来するイギーとか、ご褒美だろ……。
 全顔面で受け止めろよ……と思ったのは秘密です(イギーが『愚者』を出して防御する分には全然OKですが)
 しかし、イギーの本領は戦闘終了後。
 ガムで機嫌を取ろうとする承太郎に砂をひっかけて一旦はどこかへ走り去ってしまうイギー。しかし彼は、「海の中でも取らなかった」承太郎の帽子を取って来てくれました。
「いいとこあるじゃないか」と帽子を被る承太郎。
 ……しかし。
 その帽子の鍔には、イギーが噛んだガムがひっついていたのです……。
 あの承太郎に「一杯食わせる」辺り、タダ者じゃあねえ!! と正直思いました(笑)第三部全編通しても、ここまで完璧に一杯食わせたキャラはなかなかいなかったと思います。
 この時は鳴き声が「イギー」な時が時折ありましたが、いつの間にか普通の犬の鳴き声になった気がします。
 そして、凄くリアルなボストン・テリアの外見でした。
 第三部の頃には荒木先生の絵柄は相当安定していたので、初登場時から絵が変わったキャラというのはそういないのですが、このイギーが一番絵柄が変わった気がします。特に後半のイギーは、ヨダレをたらしつつガムをクチャクチャやる姿が全く想像出来ません。もっとスマートにガムを噛みそうな感じです(笑)

3)「クヌム神」のオインゴ&「トト神」のボインゴ
 何気に、第三部でも凄く好きなエピソードの一つなのですが(笑)、実はさり気なく承太郎達のピンチを救うだけでなく、二人のスタンド使いをリタイヤさせています(本人は何も考えてなさそうですが^^;)
 兄弟のスタンド使いのこの二人、弟・ボインゴのスタンド「トト神」は、近い未来が漫画の形で「予知」として現れる珍しいスタンド能力です。基本的に一度ページに現れた未来は変えられませんが、ごく近い未来しか分からない為、予知に現れたものと違う行動を取ると結果が変わってしまったり、ちょっとでも状況が変わると結末が変わったり…と、その力は不安定なものでした。
 そんな「トト神」には、兄・オインゴが承太郎達を毒殺するという予知が!!
 嬉々としてカフェの店員Aさんをフライパンで叩きのめし(死んでいませんように…)、店員になりすましてまんまと承太郎達の紅茶に毒を盛るオインゴ。しかし!!!
 承太郎達が紅茶を口にしたまさにその瞬間、店の中に女性の怒声が響き渡ります。
「だれの犬よ。あたしのケーキ食べられちゃったわ」
 ……犯人は無論、イギー。
 あまりの衝撃に飲んだ紅茶も吐き出してしまい、毒殺は見事失敗に終わります。
 イギー…お前の食い意地が皆を救った…!!(笑)

 しかし、尚も懲りないオインゴ&ボインゴは、今度は「トト神」の予言に出た承太郎爆発の予知を実現させるべく、承太郎達の車にオレンジに見せかけた爆弾を仕掛けます。
 ところが爆弾を仕掛けた所をジョセフ&ポルナレフに見つかりそうになったオインゴは、咄嗟に承太郎に変身してしまい、そのまま成り行きで車に同乗する事に…!! このままじゃ俺が爆発しちまう、と焦ったオインゴは一旦爆弾入りのオレンジを車外へ捨てますが……。
「イギーだぜ。走ってる車に飛び乗って来るなんて。オレンジをくわえてるぜ。盗んできたのかイギー。花京院たちへのいいみやげになるがな」
 ポルナレフの何気ない言葉に、ふと助手席の窓を見ると……。
 そこには、爆弾入りのオレンジをくわえて窓の縁に捕まるイギーの姿が!!
 臭いとかでなんか変なオレンジだと思わなかったのか!?
 何にしても、このイギーの可愛さは爆弾級の威力でした(笑)
 あともうちょい強く噛んでいたら、爆発のピンチなのであまり笑えませんが、これによって再び爆弾入りのオレンジと共にジョセフ達とのドライブを楽しむ羽目になるオインゴ。……数々の胃が痛くなるような思いに耐えつつ、ようやく車から脱出する事に成功しますが……。
「イギーが拾って来たんだぜ、ドブに落ちてたのかも知れねー」
 などという失礼な発言が仇となり、ポルナレフがオレンジを窓の外に捨ててしまったのが運の尽き。
 さっさと変身解けよ…と突っ込む中、見事ボインゴのスタンドの予知通り爆発してしまったお兄ちゃん。その後、ちょっと気まぐれでボコッて財布を奪った青年の仕返しに遭い、弟共々仲良く病院送りになりました。
 ……しかし、イギーが何故オレンジを拾って車に乗って来たのか謎です。「? 何でオレンジ落としてるんだ?」って感じで拾ってくれたのかなぁと思うと、ちょっと微笑ましいですね。
 そして、今回も終始無関心な様子で後部座席にちょこんと座り、どう見ても挙動のおかしい「承太郎」を見つめる姿が素晴らしく愛らしかったです。

4)「アヌビス神」
 剣を抜いた者に取り憑き、相手の「強さ」を見切る事でどんどんパワーアップしていく剣のスタンド「アヌビス神」。承太郎を追い詰めるものの、敢え無く刀身を折られてしまいます。
 しかしまだ懲りずに道を歩いていた少年に取り憑いて一撃を加えようとした、その時!!
 取り憑かれた少年が落としたアメを目当てに来たイギーに躓き、その弾道は狙いを大きく外れてナイル川へ一直線。…そのままナイルの川底に沈み、リタイヤとなりました。
 ……ていうかイギー…。
 妙に食べ物絡みが多いですね(笑)
「拾い食いなんてしやがって、イヤシイ犬だぜ!」
 とポルナレフは言いますが、そのいやしさが貴方達を救ったんです……!!


 ――書き出すと結構長くなりましたので、前後半に分けようと思います。
 第三部後半戦から加わったイギー。その魅力が少しでも伝わってイギーファンが増える事を願って、後半もその活躍を振り返ってみたいと思います。
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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No title

こんにちは、この間の日曜日に別用で六本木に行ったのですがジョジョ展は当日券が完売していました。
日曜だったからかもしれませんがちょっと難しいと思います。
見られるといいですね。頑張ってください!

コメントありがとうございます! >西海さま

こんばんは、コメントありがとうございました。
うわああ…やっぱり当日券も売り切れですか……(汗)
しかし、「無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし、おれたちには関係ねえ」の言葉を胸に、望みは捨てずに頑張って当日券トライしてみます。
ありがとうございました!
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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