久々にYJ感想です…

 こんばんは、星野です。
 イベント前の忙しさで色々と後回しにしていた事を順次片付けていたら、もうこんな時間に……(汗)
 一日が48時間位欲しいです。
 さて、今週は凄く久々ですが「キングダム」&「テラフォ」以外のYJの漫画について語ってみます。
 特に先週・今週と、「WxY」が凄く印象に残っていますので…。その他、「ねじまきカギュー」、「へ~せいポリスメン!!」も少し。。
■ねじまきカギュー 第百七話 生徒会解散総選挙 5
 選挙違反を犯したエリザの親衛隊にキッツイ「罰」を与えようとする電子さん。
 …メッチャ怖いです電子さん…。この人がいると知っていて不正とか怖くて絶対出来ねぇ…!!
 しかし、泣く子が更に泣き叫びそうな電子さんの前に凛と立ち塞がったのは、元風紀委員長・紫乃。
「たとえ法(ルール)を破ろうと生徒。ならば、ワシは守ろう。それがワシが全生徒と交わした大切な約束だからの。約束(マニフェスト)は、守るさ
 …この顔がメッチャかっこいいです。
 その後の毒霧攻撃で目をやられても、心眼みたいな感じで後ろを取る姿にも痺れました。
 元々紫乃は、その可愛い容姿に似合わず「ワシ」が一人称であったり、カモ兄ちゃんの前では可愛らしい一面を見せたり、結構ツボな子でした。しかし。今回で更にホレました…!
 私も親衛隊に入らせて頂きます!!!(笑)
「お前も生徒じゃ。生徒は皆、家族じゃからの」
 電子さんに必殺の一刀を突き付けつつも、「傷つけたくないから」と退却を促すシーンの微笑みとか。
 …これはホレる…惚れるッ…!!
 一方、窈が描いた紫乃のポスター効果もあって、紫乃の人気も上々。…それでもまだ圧倒的有力候補のまりりんには敵わない…かも知れませんが、まだまだ望みは捨てなくても良さそうです。
 例のアイツもなんか親衛隊やってくれる事になりましたし(笑)
 そして、そんな中、史上最悪の「たかいたかーい」で完全に精神を破壊されてしまったエリザが病室で目覚めたようです。
 まだまだ先の見えない選挙戦。そんな中、生徒会長のエリザが目覚めた事で、今後の生徒会解散総選挙の行方が気になります。
 そして最後に。
 織筆さん、もうちょい頑張ってくれ!!(笑)…なんかもう、最近完全に残念な人になってるぞ…!
 お嬢様ラブは全然OKなのですが、もうちょい、昔はこう…凛としたお嬢様の護衛騎士的な魅力もあったと思うんですが…!! もうちょっとだけ、昌文君的なポジションを取り戻そうぜ!!
 紫乃は果たして織筆の気持ちに何処まで気付いているのか、そこも若干気になる所です。

■へ~せいポリスメン!!
 なんか「植物を育てている」というから、もしやと思っていたら…やっぱりか!!(汗)
 と思っていたら、何かものっそいシリアスな展開になっていて焦ります。チエリちゃん大丈夫ですかね。このままだとチエリちゃんが…!!
 黒澤さん辺りに何とかして頂くしかないのか!?
 ポリスメンは、時々登場するゴウの飼い犬の「ヨメ」&猫の「ダンナ」が凄い気になります。
 メッチャ可愛いです…。(黒沢さんの飼い猫「ムサシ」も可愛いです)

■WxY 第41話 女漫画家残酷物語
 横田先生はやはり漫画家ですし、話の中でもしかしたらアシさん達が独立して連載を持って…なんて話もその内来るのかなぁ? と思っていたら!
 千早ちゃんが緊縛回で横田先生に話していたネタの漫画で、なんと新人賞を受賞。
 しかも、天下の少年ジャンク! …寂しいけど、千早ちゃんもアシ卒業なのかな…? と思いながら読んでいたら、話はとんでもねー方向へ転び始めました。
 いかにもな漫画家チックな帽子を被って横田先生の職場で嬉しそうにウキウキしている千早ちゃんは、若干調子乗ってるなぁー(^^;)と思いつつも可愛いし微笑ましかったんですよ…!
 なのになぜ、あんな事に!?(涙)
 裕木くんや佐野くんも若干モヤッた気持ちを抱えてますが、これは分かる気がする…。基本的に、アシさんやっている人達は将来漫画家を目指しているのが少なくないでしょうし。
 ――しかし。
 意気揚々と少年ジャンクの編集さんにネームを見せに行った千早ちゃんですが、編集さんはそれを見て苦笑い。
「まずは増刊の読み切りに載せる事目標にしないと」
「受賞作の続きではなく、別の内容も見てみたい」
「これじゃ、自分に引き出しがありませんって言ってる様なもんだよ」
 …キッツイコメントを受け、更に「この設定で描くにしてもせめて30ページまでで宜しく」…と、すぐにネームを返されてしまいました。
 そのすぐ近くでは、18歳で新人賞の大賞を受賞し、なんと編集長から名刺まで渡されている人の姿が。
 彼女は最後までネームを読んで貰えなかったどころか、編集さんの名刺さえ貰えずに終わってしまいました……。

 帰りの電車の中で、もっと頑張ろう、と漫画家気取りの帽子も脱いで、毎晩夜を徹してネーム直しに励む千早ちゃん。しかし流石に睡眠不足がたたってか、横田先生のアシ作業に支障が出ているようです。
 見かねた横田先生がネームを見てみますが……。
 まず、言われたのは。
「ちょっと長いから要点を押さえてシンプルにした方が良い」
 という事。次に、主人公のビジュアルでした。
「主人公にヒゲ面のおっさんはちょっと…。もっと若くてはつらつとしたキャラの方が受けると思うよ?」
 ――確かに少年誌向けであれば、ちょっとあのビジュアルは渋過ぎるかも知れません(^^;)
 読者の年齢層が若いと言っても、今は色々あるでしょうから、必ずしも「おっさんキャラはダメ」って事はないでしょう。…けど、素人考えでも、「少年誌向けの主人公」としてはあまり向かないかも知れません。(寧ろ横田先生が言うように、脇役にしてこそ光るタイプだと思いました)
 …しかし、千早ちゃん的に、そこは譲れないポイントでした。
 何故ならそれは、夏に横田先生と一緒に考えた思い出深いキャラだったから……。
 結局、千早ちゃんは
「いっつも愛美ちゃんに手伝ってもらって勘が鈍ったんじゃないですか!」
 …と意地になってしまい。
「あーそうですか! でしゃばった真似して悪かったね!」
 …と、横田先生は横田先生で大人げない返事をし(苦笑)
 結局、千早ちゃんはなかなかネームを直せないまま、昔専門学校で一緒だった友達との飲み会へ向かいます。…因みにその電車の中で、佐野くんも昔新人賞を受賞していた事が判明。
 やっぱり、なかなか連載までこぎ付けるのは難しいものなのですね…。
 6年か…。佐野君…頑張れ!!
 こっそり心の中で「オレも…ネーム頑張ろう!」と拳を握る姿に応援したくなりました。他人の頑張りや実績を「妬む」だけではなく自分の頑張りの励みにするのって、実際なかなか難しいモノだと思います。
 いつか佐野くんのネームも見てみたいものです。

 しかしこの辺りから、話は怪しい方向へ向き始めました。
 久々に再会した専門学校時代の友人達。しかし彼女達は皆、千早ちゃんとは全く別の道を歩んでいるようでした。
 ある子は漫画家の彼氏を持ってみたり。
 ある子は編集さんを彼氏にしてみたり。
 様々な飲み会などで「人脈」を作っていて、実際に千早ちゃんも色々と名刺を見せて貰った訳ですが、その一方で、彼女達はもう自分で漫画は描いていないようでした。
 時々アイディアが降って来たらプロットにする。そんは風に言っていますが、それはつまり、もう殆ど自分で漫画は描いていないという事でしょう。
 そんな彼女達に、千早ちゃんは少年ジャンクで新人賞を取った事を報告しますが…。
「へー、すごいじゃない。アシ先の先生に口きいてもらったの?」
 友人から返って来たのは冷めた一言。…勿論そんな事はしない、実力だと言い返す千早ちゃんですが、そこへ返って来たのは更に辛辣な一言でした。
「ふーん。じゃあこれからは茨の道だね。ジャンクで連載なんて、東大入るより難しいんじゃない。十代でデビューしてる様な天才がゴロゴロいるのに、その人達に負けないくらい特別な才能があると思ってるんだ。千早は
 グラスの氷もどこか暖かく見える冷たい一言。
 かつてはきっと、千早ちゃんのように普通に漫画家を目指していたであろう彼女達は、暫く会わない内に、随分と考え方が変わってしまっていました。
 …と、ここまでが先週のお話。
 どうなっちゃうの…? と思っていたら、まさかこんなエグい話が来るとは(汗)
 ――初めてネームを見せに行った日以降、編集さんと全然連絡が繋がらず落ち込む千早ちゃん。そんな彼女の元に、前回氷の発言をした友人から連絡が来ます。
 曰く、「この前キツイ事言い過ぎちゃったから、お詫びに焼き肉奢ったげる!」
 …焼き肉と聞いて、速攻で目を輝かせて「行く!」って答える千早ちゃんメッチャ可愛いです(笑)
 しかし一方、その電話の向こうで友人は、別の男性と既にご一緒している様子。
「どう? 誰かつかまりそう?」
「バッチリです! おっぱいの大きな女の子が!」
 ぶっちゃけこの時点でもう何か、嫌な予感がしてたんですが…。

 編集の人もいると言ったのに、妙に野暮ったい格好で来る千早ちゃんに友人はあきれ顔。
「今日は営業に来てるんだからね!」 
 冒頭で彼女と話をしていたのは編集さんでした。しかも友人曰く「エラい人」。
 早速その隣に座らせて貰うと、なんといきなり名刺まで貰ってしまいました。
 彼は週刊ヤングソウルのデスクをしている能見さんという人で、副編集長の下で編集さんを仕切っている、いわば「現場のトップ」との事です。
 能見さん曰く、今度増刊をリニューアルする事になったから、その時に描いて貰う新人さんを探していた。…そうしたら君を紹介された、との事。
 そもそも「ヤングソウル」という時点で、明らかに青年誌ですよね。
 そこに、少年誌志望の千早ちゃんを紹介する事自体、何か裏を感じます。
 しかしそんな事は夢にも思わず、まずは自分のネームを見せる千早ちゃん。その横で、千早ちゃんの友人が別の編集者さん(?)にお酒をついでいる姿が印象的でした。…千早ちゃんはネームを見せてるのに、貴女はお酒をついでるんだ、と…。
 しかし。
 能見さんは彼女の作品を見るなり、一言。
「グルメレポートマンガ描いてみない?」
 千早ちゃんの「肉体美」&「見事な食べっぷり」をウリにして、千早ちゃん自身をキャラにして「ホルスタイン千早のトーキョー共喰い歩き」なる企画を振って来ました。
 …いや、確かに千早ちゃんの乳は立派だけれども。
 焼き肉と聞いてヨダレ&目を輝かせてオッケィ! する食欲は健康的だと思いますけども。
 千早ちゃんがそれを喜べるかって言ったら……喜べる訳ねーだろ!!!
 というのが、まぁ当然の流れで。

 案の定、千早ちゃんはトイレでひとしきり落ち込んでます。友人は「役職のある人に気に入られたんだからもっと喜べと」言いますが、千早ちゃんは結局、「おっぱいで仕事なんてとりたくない!」と断ろうとします。
 しかし、その彼女を友人は呼び止めました。
「…この際、ハッキリ言っとくけど、千早何か勘違いしてるんじゃない?」
 彼女は、千早ちゃんに極めて辛辣な言葉を付きつけました。
 ジャンクで新人賞を実力で取ったのは確かに凄い。でも、それが次の仕事に結びつかなかったのは、千早ちゃんの才能が「新人賞止まり」だったからだ…と。
 その時彼女の脳裏に浮かんだのは、18歳で大賞を受賞し、編集長直々に名刺を渡されていた人の姿。
 千早ちゃんは名刺を貰うどころか、携帯の番号さえ教えて貰えませんでした。
 本当に必要とされているなら、向こうからお願いされたって不思議じゃない。でも現実は電話にも出てくれない。…それはつまり、千早ちゃんはそこまでの才能しかないからなのだ……と。

「自分のマンガで多くの人を魅了できる人間なんて、ごく限られた一部の天才だけ! 雲の上の神様にはいくら憧れたって、同じにはなれないの。だけどマンガ雑誌は神様が作ってるんじゃない。ただ若い女に鼻の下を伸ばすフツーのオッサンが作ってるんだから。
 あんたが血の滲むような努力で完成させた原稿に見向きもしてくれなくても、あんたのその胸の谷間には釘付けになるのよ。
 才能のない人間は、そういう汚らしいオッサンからチャンスをもらうしかないの! こうして躊躇してる間にも刻一刻とおっぱいは垂れて女の価値も下がっていくのよ!
 女の武器を使って男の性につけ込むのよ! 千早! あんたの武器は………若さと大きなおっぱい!
 それだけなのよ!

 笑ゥせぇるすまんも真っ青なドーン!!! という衝撃を受け、真っ白になる千早ちゃん。
 それからしばらくして彼女は、担当さんと取材があるから、と職場を早退します。
 横田先生は少しやつれ気味な彼女を心配して声を掛けますが、そんな横田先生に、彼女はある事を尋ねます。
「先生は…どうしてもやりたくない仕事や担当さんの言いつけに背いたことはありますか?」
 それに対する横田先生の答えは、まさに模範解答とも言うべき美しい回答だと思います。
 横田先生らしい、そして実際社会人として必要な心構えでもあるし正しい答えだと。
「理不尽な事を言われてカチンと来る事もあったけど、どんな仕事であれ結果的にやってみて良かったって思えたりするからね! まずは挑戦してみる事だな!」
 私も、決して短いとは言えない社会人人生の中で、↑のように思う事は沢山ありましたし。
 うん、凄い解るなぁ…と思った訳ですが。
 今の千早ちゃんに、その「答え」はどう解釈出来たのか?
 
 勿論事情を知らない横田先生には、彼女の気持ちを察する事なんて出来ない訳で、彼に出来る答えはこれが最善だと思います。
 でも先生、どうか…どうかもう一声だけ!! と思った時。

「ただ…君がマンガ家としての誇りを2度と取り戻せないような仕事なら、それは断っていいと思う」

 髪伸ばし放題だけど。
 修羅場になるとクロス・アウト(脱衣)しちゃう人だけど。
 ヒゲ面だけど。
 
 アンタイイ男だ!!! 

「分かりました」
 答えた千早ちゃんの笑顔が、なんかものっそい切ない……。
 彼女が今しようといる事は、多分間違いなく、その横田先生の言う「2度とマンガ家としての誇りを取り戻せない」事でしょうから。
 別に何を言われた訳でも無いのに、一番大事な所をサラッと且つハッキリと言い切った横田先生を見てると、ああ、この人は、なんだかんだで色々ダメな部分もあるかも知れないけれど、しっかりした「芯」を持ってる人だなぁ…と思いました。
 誇っていいぜ!!! そのプロ意識!!
 …ところで、横田先生の「あいみのつぼみ」はテラフォのジャレッドさんに気に入って貰えるのかどうか、非常に気になる所です。彼は「4話目くらいからいきなりシリアス展開になるエロ漫画」が嫌いみたいですが(笑)
 そう言えば、あいみのつぼみって基本的に1話完結モノなのか、それともたまぁに何週か使う長編モノもやるのか、実はずーっと一本筋のストーリーモノなのか、気になって来ました(笑)

 ……っと、ちょっと横道にそれましたが。
 
 その後も何と無く千早ちゃんの事が気になった横田先生達は、ツイッターを使って、千早ちゃんがコンタクトを取っている「担当さん」の事を調べる事に。
 しかし、どうもそいつのプロフィールが胡散臭い訳です。
「酒とうまい物をこよなく愛するマンガ屋さん」
 横田先生じゃありませんが、「結局、どこの出版社の人?」ってちょっと言いたくなりますね(^^;)
 佐野くんの「あいまいなプロフィールがイラッとするわ―――」のコメントがいちいちごもっともで、ここもクスッと来ます。
 しかも、どちらかというと青年誌系の作家さんとの交流が多い様子。千早ちゃんは少年誌志望だったのに、アレ? ……と思っていると。
 なんとその交流ある作家さんの中に、KY☆ポコニャン先生の名が!!!
 アイコンとツイートのアンバランスさがハンパないポコニャン先生のツイートに関しては流石にここには書けませんが、最高だぜと思いました。はい。
 で、ポコニャン先生の知り合いなら何か手掛かりが掴めるかなぁ…と、ポコニャン先生に電話を掛けてみると。

「あぁ 週刊ヤングソウルの能見くんの事か。もちろん知ってるぜ」
 曰く。
「肉と乳好きの能見といや、悪名高くて有名さ」

 そのポコニャン先生の台詞と被るように、なんかあの…千早ちゃんと能見さんの前には高級ホテルが。
 焼き肉の取材だけで終わるの…? ねぇ…それ…まさか…おい……ちょっと待てェェェ!!!

 千早ちゃんもとうとう漫画家デビューか…なんて思っていたら、とんでもねー展開になったWxY。
 果たして、千早ちゃんの安否は!?
 
 どうでもいいですが、ポコニャン先生、アンタ電話しながら何を手に持ってるんですか(笑)
 それは、前作「乙女のホゾシタ」で、獅子丸くんの股間に大ダメージを与えた…アレじゃないですか(^^;) ちゃんと清潔にして使わないと大変な事になりますよ的な……。
 よく見ると、棚の上にもズラリ。何を並べてるんですか。それ、皆アンタのコレクションですか!?
 まさか、日々「今日はどれを使うか…」とか悩んでるんですか。
 ちゃんと消毒して清潔にして使わないと…。ポコニャン先生、ムスコが大変な事になってしまいますよ…?

 それと今回、コネの件でふと思ったのですが…。
 例えば、横田先生にちょっと口をきいて貰って、もう一度ジャンクの編集さんにネームを見せるチャンスを貰う…っていうのはやっぱりダメなんですかねぇ。。(少なくともあの友人に頼むよりは、遥かに現実的&確かかなぁなんて…。横田先生にそんなにコネがあるかは謎ですが)
 そんなに高くない給料で苛酷な週刊連載を支えてる訳ですし、それ位の見返りはあっても…などと思うのはやっぱり邪道なのでしょうか(苦笑)

<追伸>
 ……それにしても。
 今回の話、読んでいてふと、我が身を振り返てしまい、何とも言えない気持ちになりました。
 
 あの友人は、嫌な見方をすれば千早ちゃんを能見さんに「売った」んでしょう。冒頭の会話から考えても。(能見さんの好物である「おっぱいの大きい女の子」を紹介したという事で、何かしらの「紹介料」的なモノもあるでしょうから…)
 その事の是非については、言うまでも無いので置いといて。
 冷たい言い方になりますが、あの友人が言った通り、少なくとも千早ちゃんは「その程度」の才能なのだと、ジャンクの編集さんには思われてしまったのかも知れません。
 受賞作の続きを持って行ったり、ネームのボリュームが多過ぎたり。その辺は確かにちょっと千早ちゃんにも問題があったと思います。それと、何より人のアドバイスとちゃんと聞こうとしていないことも。
 商業誌である以上、「売れる」事が必須なのは当たり前。読者層にウケなさそうな作品を持ち込めば、それが例え作品としてはどんなに良いものであったとしても、却下されるのは当たり前だと思います。その点、横田先生がした指摘はごもっともでした。千早ちゃんがあの作品や主人公に思い入れがある気持ちは凄く分かるけれど、そこは「主人公として推したい!」でゴリ押しするのではなく、読者層を考えて、あくまでもう少し若くてハツラツとしたキャラを主人公に立てつつ、脇役として活かすとか。…やりようは幾らでもあって、そこはビジネスとしてやる以上「自分が描きたいものだけを描きたい」スタンスでは成功は望めない…と思うのです。
 それに、自分が思いつかなかったタイプのキャラを描く事で、キャラ作りの経験も積めるでしょう。
 そこは直していかないと、やっぱり厳しいのでは、と思いました。
 だからって「おっぱいで仕事を取る」のは良いのか? と言えば、それは横田先生が言う通り「二度とマンガ家としての誇りを取り戻せない」事になるのではないかと思います。

 ただ、あの友人が言った事も気持ちも、何となく分かるんですよね…(--;)
 多分あの友人は、「そこまでの才能」でしかないんだという現実を、嫌って程思い知らされて来たという過程があるのではないでしょうか。
 だから、未だに他の漫画家のアシスタントを頑張りつつ、ちゃんと自分のマンガを描いて、新人賞という形できちんと結果も出した千早ちゃんが眩しくて、羨望というか妬みに近い感情もあって、前回のようなキツい発言になったのでは、と思います。
 自分にはそこまでの実力も才能も無い。でも、やっぱり心の何処かでは夢を諦めきれない。
 そうして行き着いた結果が、「若い女に鼻の下を伸ばす汚らしいオッサンから、女の武器で仕事をむしり取る」事だった。
 正直な所、そこまで世の中甘くないんじゃ…? というのが本音です。
 ジャンクの編集さんは、確かに最後までネームに目を通さなかったし名刺も渡してくれなかった。携帯の番号も教えてくれなかった。でも、少なくとも彼はちゃんと「千早ちゃんのネーム」に対する評価やコメントをしてくれました。
 でも、能見さんの場合は彼女のネームは結局「見て」おらず、作品に対してのコメントの代わりに千早ちゃんの胸やキャラについてのコメントをしています。
 そんな人から仕事を貰ったとして、それは「次の仕事」に結び付くのでしょうか…。
 彼女自身が言っていた通り「女の武器」が通用する期間なんてごく短いもの。仮にそれでチャンスを貰えたとしても、それに見合うだけの「地力」を磨いていなかったのであれば、結局いつか女の武器が使えなくなった時に落ちていくだけでしょう。
 それに、あの能見さんのように、原稿よりも若い女の子の乳に目が行くような人を相手に女の武器を使った所で、ちゃんとそれに見合った仕事をくれるのか、も疑問です。
 ああいう手慣れた感じの人にとって、千早ちゃんみたいな女の子なんてカモでしょう。
 美味しい思いだけさせて貰って、あとは適当にはぐらかして、下手すりゃ碌な仕事すら与えないで終了。…今言っているグルメレポート漫画にしたって、本当に載せて貰えるのかどうか疑問です。
 でも、それでも。
 女の武器を使おうが、友人を売るような真似をしようが、それでも「漫画」を捨て切れない、諦めきれない、歪んだ執念を見てると、やるせない気持ちになります。…気持ちだけは、分かる気がするのです。決して正しいやり方とは思いませんし、後で絶対に後悔して辛い思いもすると思いますが。
 チャンスが目の前に転がっていたら、どんな手段を使っても縋り付きたい。私があの友人の立場だったら、もしかしたら、そんな風に、チラッとでも思ってしまったかも知れないなぁ…と。(実際にやれるかどうかは別として)
 千早ちゃんの友人達は、純粋なマンガ家としてやっていくのは、殆ど諦めてるんだろうと思います。
 でも、諦めて尚、焼けつく夢が未だに燻っているから、編集の人とコネを作ってどうのこうの、マンガ家を彼氏にしてどうのこうの、表面上だけは「パイプを作ってる」なんて言い訳をしているんでしょう。(実際はネームさえ描いていない様子を見るに、そのパイプは、作った所で何の意味があるの? と思わずにはいられませんでしたが)

 今回の友人や、前回居酒屋で千早ちゃんと話していた友人たちを見るに、どうもその姿が自分に重なりました(^^;)
 まぁ、私の場合は別にコネ作ってどうこうなんて事をしてる訳じゃありませんが。
 …日々の状況を言い訳にして、結局「自分の作品」は書かなくなってしまった所が。
 
 社会人になった後も、結構色んな賞に応募して来ましたけど、結果は下読みで終了。千早ちゃんみたいに新人賞はおろか、一次予選さえ通らずに終了。
 才能ないんだな…という事実を何度も思い知らされる内、気が付けばもう何もオリジナルの話は書けなくなっていました。
 ある時、大学時代に自分で作ったオリジナルの同人誌を読んだ時、何か妙に泣けた記憶があります。
 あの時は、幾らでも色んな話が思いついて、幾らでも筆が進んでたなぁ、と。はっきり言って読んでいて恥ずかしくなって来るような拙い文章でしたが、兎に角、小説を書くことそのものが楽しかったし、書きたくてしょうがなかった。
 でも今は、プロットさえまともに上げられないし、仮にそこまで行ったとしても何も書けない。
 忙しいとかは多分言い訳なんだろうな…と。現に、今なんかより遥かに残業も多く、同人の原稿も書きつつ、それでも長編(原稿用紙で200~400枚程度でした…確か)を書き上げて、賞に応募して…って事を過去には出来てた訳ですから。あの時は若かったし体力も今より全然あった、というのは勿論あると思いますが…。
 何だか妙に、身につまされる話だなーと。
 千早ちゃんみたいに新人賞を取って…とまでいかなくても、せめてあの友人たちではなく、佐野くんでありたい…と思った2013年5月のとある日でした。
 
 最後はどーでも良い話になりましたが。
 取り敢えず叫びます。
 横田先生早く来てくれー!!!
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更新お疲れ様です!

 ポコニャン先生、電話しながら手にTENGA持ってる(笑)。コレクションも。
 やっぱり星野さん突っ込んだ(笑)。
 多分横田先生が駆け付けた時にはテラフォ番外編の如く敵を倒した千早ちゃんを目の当たりにするのでは、と期待!

Re: 更新お疲れ様です!

キートン様、こんばんは。
ハイ、ポコニャン先生のコレクション(笑)には突っ込みました。
…アンタ、何をサラッと手にしながら電話しているの!? と。

>  多分横田先生が駆け付けた時にはテラフォ番外編の如く敵を倒した千早ちゃんを目の当たりにするのでは、と期待!

ああ、このシーン見たいです! ピンチどころか、既に敵のハートをバッキバキにへし折ってタッチダウンをキメた後か…!!
千早ちゃんには、少なくともせいぜい焼き肉を奢らせるだけ奢らせて、次回持ちこみへの活力にするだけに留めて欲しいものです…。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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