銀牙伝説WEED:GBがまさかの……。

 こんばんは、星野です。…何故か今になってまた再燃している「銀牙伝説WEED」ですが。
 オリオンも順調に揃えつつありますが、取り敢えずまだ、…まだ18~23巻で踏みとどまろうと思います。しかし、「ゴラク」では追い続けそうです。今週、まさかの「ウィードをシリウスと見間違える」赤カマを見れたので…。ほんとにやってくれるとは思わなかったよ赤カマ!!(笑)ちょっと萌えましたよ…!?
 次は銀を見て「シリウスお前…こんなジジイになって! その傷痕はどうしたんだ!?」と言って欲しい今日この頃です。
 さて。…実は、「オリオン」に、ウィードの名付け親であり、一番の親友でもあったGBが出て来ないのを不思議に思っていたのですが…。
 まさか、59巻で……(涙)
 続きから、59巻&銀好きにはたまらんかった60巻をちょこっと語ります。
■GBの生き様について
 ハイブリッド編の途中で力尽きた私ですが、クライマックスで、まさかGBが亡くなっていたとは思っていませんでした。何となく59巻&最終巻の60巻を買ってみたら、衝撃の展開が……。
 GBは最初は臆病な所もありましたが、ウィードと一緒に奥羽へ旅立ってから、本当に強く逞しくなりました。今後もウィードを支える側近的な立場になるのかな、と思っていたのに…!!
 戦力、という意味では、ちょっと頼りないかも知れません。でも、彼には良く効く鼻や足の速さもありますし、何より、ウィードが小さな時からずっと見守り続けて、ウィードにとってはある意味「もう一人の父親」とか「兄貴」とかそれ位近くて大切な存在だったのに……。まさか、熊にやられるとは……。
 最後の最後、負傷した身体でウィードの危機を救う為に闘ったGBですが、その死に際は本当に泣けました。
 怖い、死にたくない、と泣きながら、ウィードに抱擁されて死んでいったGB。
 多くの場合、「お前を救えてよかったぜ」的な感じで笑って死んでいく漢達が多い中、彼は、普通に「死にたくない」と泣きながら死んでいったのが強く印象に残りました。
 怖くてたまらない、そんなごく当たり前の感情を抱きながら、それでも自分の大切な存在を護る為に精一杯戦ったGB。そんな彼の生き様は、決して英雄的ではなかったかもしれないけれど、その分等身大な感じがして、妙に感情移入出来る存在でした。
 それだけに、59巻で、ウィードに抱擁されるシーンは泣いた…全私が泣いた…ッ!!
 オリオンでも登場して、サスケとの掛け合いが見たかった……。
 ウィードに名前を与えたのも彼。結果、ウィードはリキ、銀、と思いっきり父や祖父が日本的な名前の中(兄二人も幸村に誠(ジョー)と和風な名前…)、一人だけ英語な名前になりましたが、この名前の由来は結構好きだったりします。
 雑草のように踏まれても逞しく生きろ、という願いが込められたその名前。そういう所からも、GBの優しさが伝わるようです。
 ウィードはその名前の通り逞しく成長して今では立派な三代目の奥羽軍総大将になりました。
 だからこそ、これからもそんなウィードの成長を見守って欲しかったし、傍にいて「部下や戦友、という間柄ではなく、本当の『親友』として心置きなく接する事が出来る存在」として、支えていって欲しかった…。
 GB、さらば……。(T_T)

■60巻、銀が大輔の元へ帰ったシーンについて
 60巻では、ハイブリッドと共に激流に飲み込まれて行方知れずとなったウィード&ジェロムが帰還。それぞれに愛する相手と思いっきり再会を喜び合うシーンはやっぱり感動したシーンです。
 小雪とウィードは普通に抱き合って再会を喜んでいたのに対し、「馬鹿ーッ、心配かけて!」と泣きながらジェロムに噛みつくリディア&すっかりタジタジになりながらも嬉しそうにしているジェロムという構図が萌えでした…。リディアはジェロムが死んだと思ったその後も気丈に振舞って、小雪を心配して元気付けたりしていましたが、やっぱり本当は辛かったんだろうな、と。…イイ女です。しかも、女性陣の中では、戦闘能力も高いですし。バッチリ戦闘要員出来るでしょう。戦場で背中を預けられる強さも持つ別嬪さん、という所がポイント高いです。ジェロムよ…もう死に場所を探すのは流石に止めなきゃだぜ……。

 しかし。

 …何故か私が最も印象に残って何度も読み返したのは、銀が大輔の元へ戻る所です。うん、やっぱり彼らの再会シーンはどうしても…胸が熱くなります…。

 双子峠でウィードの幸せを願いつつ、静かに過ごしていた銀。
 そんな銀が、ある日、ふらっと大輔の元へ戻って来ました。

 家の前で車の整備中の大輔に「和ちゃんから電話よ」と知らせに来る母親。
 もう少し車の整備に時間がかかるから、駅前のサ店で待ってるように伝えて欲しいと返事する大輔。…駅前って言っても、多分車でなきゃ迎えに行けない距離なんだろうなぁ…とぼんやり考えていましたが、ふと思いました。…大輔、今時の若者なのに携帯持ってないんか…!?(苦笑)
「自分で言いなさい!」
「だから、今手ェ泥んこ!!」
 この辺の会話がなんか微笑ましいなぁなんて思っていたら。
 そこに突如現れた存在に、驚いて言葉も途切れる大輔のお母さん。大輔がその方向を見ると、そこには、銀が佇んでいました。
 ゆっくり近付いて来る銀。
 そんな銀に、「もう山を降りる時が来たんだ」と解釈する大輔の父。
「本当にそうなのか、銀!!」
 問いかける大輔に、しかし銀は何も答えません。ただ黙って見上げるその表情が、随分柔らかくなっているなぁと感じます。奥羽の総大将をやってる時とは違う……。
 そして、ふと思いました。
 もし、リアルタイムでこの展開を見ていたら、間違いなく、大輔の腕の中で穏やかに…と予想しながら読んでいただろうなぁ……と。
 ロシア編の時と言い、銀は何故かフッと死兆星が頭上に輝くので不安になります。いや、それを言ったら既に寿命というフラグがある訳ですが、赤目やクロスを見ていると、まだまだそっちの方は大丈夫なのでは? と思ってしまうので…(^^;)
 その次の話のサブタイトル「無二の友」は、ウィードとGBの関係もそうかもしれませんが、銀と大輔の関係を指しているのでは、と思いました。
 涙を流しながら銀に抱きつく大輔とか。…心配そうにその涙を舐めてやる銀とか。
 もう、この数ページは至福です…。息子のウィードも立派に総大将を継いだし、そろそろ良いんじゃない? と思っていたので…。いや、「オリオン」で、まだまだ現役で頑張ってしまってるのは分かってるのですが(^^;)
 自分から家の中へ入り、用意してくれたエサも普通に食べて、まるで当たり前のようにそこにいてくれる銀に対し、いよいよこれは山を降りてくれたのだと思う大輔達。そしてそんな中、当たり前のように放置されている和ちゃん……(笑)
 和ちゃんも、結構寛大な彼女です。…大輔が犬好きな事とか、銀の事とかは勿論知ってたからでしょうけど…電話の向こうで放置(しかも電話に出た大輔のお母さんまでが銀の帰りに気を取られて忘れてるっぽい…^^;)されたら、怒って帰っちゃっても不思議じゃないかしらと(苦笑)
「銀ちゃんと比べたら存在価値ないしーっ」
 と拗ねる位で勘弁してくれているので、良い彼女ではないでしょうか。…大輔、大事にしろよ…。
 そして犬達の中では今でも皆に尊敬されている銀が、人間には「銀ちゃん」と呼ばれてるのが微笑ましいです。
 その夜、久しぶりに銀と一緒に寝る大輔。
 銀と一緒に寝れるとか…幸せ過ぎだろこの人……ッ。
 銀もすっかり仔犬の頃に戻ってるみたいで、もう、めちゃくちゃ微笑ましいシーンでした。…しかし、ほんとにリアルタイムで読んでいたら、ページを捲るのが怖かったかも知れない…。次の朝、目を覚ましたらそのまま…的なシーンを想像してしまったかも知れない…(汗)

 しかし翌朝、銀はまたいなくなっていました。やっぱり山へ帰ってしまったのです。
 単に気まぐれで戻って来ただけなのか、それとも何か伝えたい事があったのか…? 銀の本心を測りかねる大輔。ここは私もかなり謎でした…(^^;)
 色々と予想をしてみると。

1)本当は、ここで銀はとうとうその犬生(じんせい)を終える筈だった。しかし、(恐らく)未だ衰えていないであろう読者人気その他の大人の事情によって路線変更となった。

2)その後のエピソードで普通に大輔が和ちゃんと一緒にフィラリアの薬を届けに行っていたので、まさかの「大輔、そろそろフィラリアの薬が欲しいな…」という銀からのおねだりだった

3)一度は大輔の元へ戻ろうとしたものの、銀自身、未だ自分の気持ちに色々と整理を付け切れず、やっぱり山へ戻る事を選んだ

 1)や2)は余りにも身も蓋も無さ過ぎるので却下するとして(^^;)
 何となく、3)なんじゃないかなぁ…というのが私の予想です。
 ロシア編の終盤で、遂に大輔と再会を果たした銀ですが、その時、チラッと「全てが終わったらその時は…」とモノローグしています。戦いも終わって、ウィードは新婚生活の為未だ不在(実はこの時、とんでもねーハイブリッドの熊と闘ってた訳ですが…^^;)とは言え、双子峠は平和そのもの。総大将の座も譲って隠居の身だし、もうそろそろ…って思っても不思議ではないでしょう。
 ロシア編で大輔と再会したエピソードのサブタイトルも「再会、友よ」
 大輔にとって銀がずっと忘れられない存在なのと同じように、銀にとってもそうだったんだな…と。
 今まで一緒だった仲間達の事や、息子達の事だって勿論等しく大事に想っているけれど、大輔という存在は、銀にとっていつまでも忘れられない「無二の友」と言える存在なのでしょう。
 赤目が心臓マッサージをしても、マクシームの荒療治でも、皆がどんなに呼びかけても死にそうになっていた銀が、大輔が呼びかけた時に再び息を吹き返しました。それだけ特別な絆なのでしょう…
 しかし、銀にはこの時点で、未だ気がかりな事が残っていました。
 未だその所在が不明なウィードのもう一匹の兄弟の事を思うと、なかなか自分の幸せだけを求める事が出来なかったのでは、と思います。
 事情が事情だったとは言え、桜を幸せに出来なかった事や、結果として子供達にも相当苦労させてしまって、父親らしい事が何も出来なかった事は、銀にとって相当な負い目になっているのでしょう。
 そういう自分が、やっぱり今更自分だけの幸せは求められない…なんて思ってしまったのかなぁと。
 大輔と一緒に過ごして、久しぶりに一緒に眠った夜は、きっと銀にとっても幸せな時間だったのでしょう。大輔は、何の気遣いも無く、遠慮なく甘えられる存在でもあるでしょうし。
 でも、そうやって幸せを感じる程、自分の中の罪の意識も強くなった。…それで結局、黙って山へ戻ってしまったのだと思いました。朝まで一緒にいたら、多分ずるずる居続けてしまうかも知れない、という気持ちもあったからではないでしょうか…。
 その誠(ジョー)とも再会して和解したし、今度こそ…! と思ったらなんか戦国時代の様相を呈してしまった現在。もう、銀を大輔の所へ帰してあげてくれー!!(涙)

 それにしても。
・怪我の手当てをして、その後餌を持って来てみたら黙っていなくなっている
 →「まだやる事があるという事か…」(秀俊先生)「でも必ず帰って来るよな」(大輔)で済ませる
・今度こそ帰って来た! と思って一緒に寝たら、やっぱり翌朝いなくなっている
 →「何かオレに伝えたい事が…!?」で済ませる

 …銀に限らず、このシリーズの犬達は、本当に飼い主泣かせだ…と思わずにはいられません…(涙)
 それでも待っていてくれる大輔。…ほんとにいい主人です。大輔はどんだけ銀好きなんだ…。

 そう言えば、最近の「オリオン」でもアンディが秀俊先生の元を脱走して、奥羽軍に入ってしまいました。せめてアンディは秀俊先生の元へ残ってやってくれ…!!(涙)

■そして、未だ輝いている気がする(寿命と言う要素以外での)死兆星…
 何か不安で仕方ありません。
 矢張り熊犬の宿命(?)と言うべきか。
 父・リキのように、戦いの中で壮絶に散りそうな気もして…。(リキも最後は竹田のじっさまに看取られて亡くなりましたが、穏やかな最期という感じではなかったですし)
 ウィードが復帰しつつある今、大丈夫だと思っていますが、まさかの政宗と一騎討ちするような事になりゃしないかと…心配なんですよね…。銀じいちゃん…もう年なんだからダメだぜ…無茶しちゃ…。
 ここまで色々と犬社会の為に貢献してきた犬生(じんせい)なので、最後は大輔の腕の中で穏やかに…と願いたいのですが…。小十郎も何か不穏な動きを見せている今、何か不安な私です。

 ああ、なんか色々語ってしまいましたが。
 取り敢えず纏めると、銀が大好きということで。…魔性の魅力を持つ犬だ…。
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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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