テラフォーマーズ―アドルフ特集― 振り返ると涙で濡れそうになる名場面集

 本当は単行本5巻発売時点でやりたかったのですが、時期を逸している内、8月になってしまいました(笑)ただ、6巻発売前までにはやりたかったので、夏休みの今の内に。正に、いつやるの? …今でしょ!! という心境です(笑)
 …本当はマジでかっこいいA.Rさん(27)の素敵なポーズランキング、略して「MARSランキング」という事で投票を募ってやってみようとか思っていたのですが、完全に時期を逸した感がありますので、独断と偏見で集めてみました。
 こうして見返すと、改めてその人柄が偲ばれます。…帰って来てくれー…。
 そして、「濡れると危ない」と涙を拭ってくれー…。・゚・(ノД‘)・゚・
1)今となっては哀しい響きとなった愛の言葉。
(単行本2巻 第3話「FRIEND 共鳴と同盟」)

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 …志村…じゃなかった、アドルフさん! 後ろ! 後ろ――ッ!!(笑)
 リアルタイムで読んでいた頃は、思いもしませんでした。…あの「イッヒリーベディッヒ」の裏に、あんな哀しい真実が隠されていたなんて…。
 ポケットに手を突っ込んでる姿がサラッと決まっている人です。
 ただ、心理学的に、そういう癖のある人は本心を隠したがる傾向が強いようですね。「手の内を見せない」なんて言葉もこういう所から生まれたのでしょうか。…確かに、隠しているのは傷痕だけでは無い人でしたが、その心の奥底にある、本当に温かく優しい所はダダ漏れでしたね…(涙)

2)高速脱出機エリアにて。マジで殺される0.5秒前でも「………下がってな」と燈を気遣う余裕のポーズ
(単行本3巻 第10話 OFFICER 保有戦力)

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 元々電話のシーン辺りから、ハマッたらまずいなこの人…という予感はあったのですが。
 ここでかなり心を持ってかれました。これ、間違いなく第1巻までの展開だったら首が持ってかれて終了だよ…というシーンですが、この状況から表情一つ変えず、一瞬にしてゴキを葬り去る事で「人類側の切り札」とも言える「オフィサー」達は本当に強い! のだと改めて示した象徴的なシーンだったと思います。「下がってな」という温かみのある言い方にも、燈を気遣う優しさが滲み出ていて好きなシーンです。

3)雷帝、戦闘態勢。
(単行本4巻 第30話 DER ZITTERAAL 電撃生物)

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 本当は、YJのアオリ付きで載せたかった…。取っておいたと思っていたのに…ッ。
 初めて素顔が明らかになるシーン。やってる事は、只単に上着のファスナーを開けてるだけなんですが、なんでこんなキマッちゃってるんだこの人…。
 実は、この時点ではまだ、強そうな人だけど、多分5位とかそれ位かなぁ…なんてぼんやり思っていました。すみません。
 背後に閃く稲光と言い、この辺りの演出はほんとにカッコイイと思います。濡れると危ない人なんですが、雷雨が良く似合う人です…。正に水も滴るいい男。

4)テラフォーマーサンプル6体、捕獲。
(単行本4巻 第30話 DER ZITTERAAL 電撃生物)

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 今でも、ダントツでキマッちゃってるポーズだと思います。
 いやいやいや、アンタそんなカッコつけてる場合じゃありませんよ…!? まだ何百匹もいるよ!? というのが当時の感想でしたが、しかしそんなツッコミよりも前に思うのは、ただただ「かっこいい」。
 …かっこいいは正義だと改めて知った瞬間でした。
 車の中で待っている皆を不安がらせないためにも、余裕な雰囲気を出してたのかなぁ…と思います。
 そして地味に凄いと思ったのは、これだけド派手に電撃を放っていても「殺してない」所。それだけ細やかな出力調整が出来る所を見て、本当に自分の特性(のうりょく)を使いこなしてる感じがして、そこに痺れました。

5)薄れゆく意識の中で…
(単行本5巻 第32話 TOO SAD TO DIE 死神の肉声)

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 絶望的に悪化していく戦況の中、力尽きて倒れた彼の脳裏を過ぎったのは、16歳の時の美しい記憶でした。彼は「人間になりたかった」ようですが、願うまでもなく、最初から普通に当たり前に人間だったじゃないですか。…そう思わせる台詞です。
 動物にもこれだけ懐かれているのを見ると、本当に優しい人だったんだな、と。
 こうやって、わんこと一緒に戯れてる所も良く似合います。…どうでもいいですが、この時隣の奥さんが抱っこしていたにゃんこも、アドルフさんの方をガン見していたのが凄く気になりました(笑)…何だよ…なんでそんなにガン見するんだよ、にゃんこ……。

6)道(そこ)を……退け!! 火星二位の男、死闘!!
(単行本5巻 第32話 TOO SAD TO DIE 死神の肉声)

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 このシーンは何度見ても痺れますッ。憧れますッ。
 5位とか思っててスミマセンでしたーっ! m(__)m アシモフ隊長も真っ青なスタイリッシュ土下座をキメたくなる瞬間でした。
 悔しいという感情を、皆を護る力に変えて。男は、何度でも立ち上がる…!!

7)必ず助ける…! 決死の過剰摂取
(単行本5巻 第33話 THUNDER STORM 第5班の雷電)

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 正直な所、注射器複数ブッ刺しを超える凄まじい過剰摂取は無いだろう、と思っていました。
 だから、薬の摂取シーンはスキップかなぁ…なんて思っていたんです。
 本当にスミマセンでした。m(__)m まさか通称「スタイリッシュ吸引」とまで呼ばれる美し過ぎる過剰摂取をキメてくれるとは思いませんでした。ステージ高過ぎです…。
 1位のハードルだけではなく、薬の過剰摂取シーンのハードルをも大幅にアップさせてくれた1シーンでした。
 班員皆の名前を呼んで「必ず助ける」と立ち上がったシーンからのこの流れは、燃えずにいられませんでした…。

8)大地に注ぐ雨も止む、優しい手の温もり
(単行本5巻 第33話 THUNDER STORM 第5班の雷電)

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 ハゲ3号をブチのめし、力尽きて倒れたかに見えたアドルフさん。
 そんな彼を心配して駆け付けたエヴァの涙をそっと拭う手が。「濡れると危ない……って…言っただろう…」まさに、これが、俺達のアドルフ…っ!! あんまり泣かせるなよ…。
 アドルフさんは、割と左向きの横顔を描かれる事が多かったと思います。…左側の方が傷痕がより酷いのですが、それをここまでイケメンに描く作画の力も凄いな…と改めて感じました。
 この横顔は、数ある中でも一番好きなカットです。僅かに微笑む口元が印象的。もっと笑った顔が見たかった……。

9)銃弾の雨からもエヴァを護り切った、涙の電磁バリア
(単行本5巻 HOLY BLOOD 悪魔の血脈)

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 どうせ先は長く無かったのだから、蘇生なんぞしなきゃ良かったのに…ッ。
 一度は倒れたものの、運転手ゴキの足によって蘇生してしまったハゲゴキ3号は、容赦無い猛攻を再開しました。…それでも皆を救い、ワクチンを造り、地球へ還る事を諦めない彼の躰は、銃弾の雨からもエヴァを護り切ります。
 …これ、よく見たら最近第4班が使っていた「磁石」みたいな芸当ですね。あっ、アドルフさんってスゲー!! ここに至って、正直もはや電気鰻とかそういう枠を飛び越え過ぎだと思いましたが、その性格的に、多数のゴキを殲滅した雷撃以上にとてもしっくり来る技だと思います。
 もう、嘘をつかないで生きよう。
 そう誓った背景に、偽りの愛の言葉を囁いた電話のシーンと、浮気相手との情事を終えて指輪を付け直す奥さんの姿が重なるのが、何とも切ないです。涙でページが見えないよ………。

 ――以上、映像で振り返るアドルフさんの名場面でした。
 今後も増やしていきたいものです。
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ジャンル : アニメ・コミック

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ラーメン食べながら震えるシーンは………?ラーメン食べながら震えるシーンはァァァァァァ!?




取り乱しました。この特集めちゃくちゃ楽しみにしてます!!これからもお願いします!!

No title

電話のシーンは彼の嘘の象徴であると同時に、普段は冷たくあたっている班員達に対する本心や、そうしてしまう理由などを包み隠さず打ち明けている、真実の象徴でもあるという本当に奥深いシーンですね!
さらに、アド夫婦の関係がわかるシーンでもある。

もはや妻として以前に人間としてダメという評価が板についてる感もあるアド嫁ですが(実際ダメ人間っぽい描写もかなりありましたが)、
決して昔の恩だけの関係じゃなく、本当に心許せる「いい夫婦」として長い日々を送ってきたんだと僕は思います。

アドルフが生きていたとしたら、して欲しいことはいろいろあるんですが、絶対にして欲しいことは彼女との関係に(どんな形であれ)すっぱりと決着をつけて、できれば笑顔で終わって欲しいってことなんですよね…

雷神の軌跡

自分がテラフォーマーズという漫画の存在を知った時はドイツ班が襲われてる辺りだったので、コミックス購入前はアドルフが主人公だと思ってたんですよね…w

傷痕があるけどイケメンな外見とか、電撃を操る特性とか、可愛いヒロインぽいのが居たりとか、主人公要素が多かったんだもの…!

◆道を……退け!!
個人的にはこのシーンが一番好きです。死の淵から自身を奮い立たせ、遠い昔に失った感情を取り戻し、仲間を護る為に立ち上がる!このシーンには燃えない。って方が無理なくらいに燃えましたし、アドルフというキャラが一番好きになった瞬間でもあります(*・ω・)

◆銃弾の雨から護る電磁バリア
頼む!どんなに都合良すぎる展開でも構わないから生き残ってくれ、アドルフゥゥゥ!と思わずにはいられないくらいにハラハラしたシーンでした。結果的には…でしたが、最後の最後まで諦めずに仲間を護ろうとしたアドルフの雄姿を出来る限り忘れずに心に留めておきたいです(´Д⊂ヽ

コメントありがとうございました>おまめさま

 こんにちは。…主に私得な記事だと思っていましたので、他に需要があると知って、とても嬉しいです(笑)
 今回は、一応「カッコいいシーン!」という所で特集しましたので、ラーメンのシーンはちょっと流石に該当しないという事でカットしました(^^;)
 今後も回想シーン等で萌えるシーンが増えたら、また別途特集記事を書きたいと思いますので、その時は勿論、ラーメン屋のシーンも入れようと思います…!

コメントありがとうございました>人見知り さま

 人見知りさま、こんにちは。

> 電話のシーンは彼の嘘の象徴であると同時に、普段は冷たくあたっている班員達に対する本心や、そうしてしまう理由などを包み隠さず打ち明けている、真実の象徴でもあるという本当に奥深いシーンですね!

 そうなんですよね。…最後のあの一言はともかく、それまで言っていた事に関しては紛れも無い真実で。 でも、本当は、きっと一番「本音」として言いたい筈の「愛してるよ」が、今や心からの本音とは言えなくなってしまっている状態が哀しいです。

> 決して昔の恩だけの関係じゃなく、本当に心許せる「いい夫婦」として長い日々を送ってきたんだと僕は思います。
 
 そうなのでしょうね。…それもあるからこそ、裏切りを知ってもそんな簡単に嫌ったり憎んだり出来ないのでしょう。実際、いつ頃までそんな蜜月状態が続いていたかは謎ですが、学生時代から付き合っていた期間も含めて考えれば、きっとそれなりに長い期間、心を許し合える良い間柄が続いていたのだろう…と思います。

> 絶対にして欲しいことは彼女との関係に(どんな形であれ)すっぱりと決着をつけて、できれば笑顔で終わって欲しいってことなんですよね…

 私も、これは絶対やって欲しい! と思います。その時はきっと、また辛い想いをするでしょうが、誰かしら心を許せる人が傍にいてくれれば、きっと笑顔で終われるのでは…! と思います。

Re: 雷神の軌跡

 狸吉さま、こんばんは!
 意外と、第5班のエピソードの辺りからハマり始めて…という方は多いので、それだけインパクトのある話だったのでしょうね。(確かにあの辺りから読み始めた場合、アドルフさんを主人公だと思っても不思議ではないと思います…!)

> ◆道を……退け!!
> 個人的にはこのシーンが一番好きです。死の淵から自身を奮い立たせ、遠い昔に失った感情を取り戻し、仲間を護る為に立ち上がる!このシーンには燃えない。って方が無理なくらいに燃えましたし、アドルフというキャラが一番好きになった瞬間でもあります(*・ω・)

 本当に燃えましたよね。このシーンは…!!
 私の中でも、テラフォの中でトップクラスに燃えるシーンです…! マーズ・ランキングの発表、そして「闇を裂く雷神」のアオリ、どれ一つとっても燃えずにいられませんでした。
 
> ◆銃弾の雨から護る電磁バリア
> 頼む!どんなに都合良すぎる展開でも構わないから生き残ってくれ、アドルフゥゥゥ!と思わずにはいられないくらいにハラハラしたシーンでした。結果的には…でしたが、最後の最後まで諦めずに仲間を護ろうとしたアドルフの雄姿を出来る限り忘れずに心に留めておきたいです(´Д⊂ヽ

 このシーンはもう……。涙でページが見えなくて困りました……。濡れると危ないと言われても濡れずにいられませんでした……。私もご都合展開大歓迎!! な気持ちでした。
 あの投石のシーンで決定的な所を見せられてしまっているのですが、まだエヴァの「難度の高いベース」に一縷の望みを託している自分がいます…。最後まで皆を護る事を諦めずに戦い抜いた激情と優しさは、忘れられそうもありません…。
 回想シーンでも、それこそイワンの幻覚(ユメ)の中でも、また会いたいものです。

私もアドルフさんすごく好きで、
死んじゃうシーンは
涙ボロボロでした。
今でも、アドルフさん
大好きです!

コメントありがとうございました! >ケイさま

 ケイさま、こんばんは。
 私も、今でもアドルフさん大好きですよ…! 涙なしには語れませんよね。
 エヴァの特性を知った時は、エヴァがアドルフさんの特性を受け継いだように、アドルフさんも肉体の一部からでもエヴァの特性を受け継いで、実は復活していて…って展開を夢見たくなってしまったものです。
「濡れると危ないって、言っただろう」
 あの名台詞と共にエヴァがピンチの時にまた復活してくれたら…なんて妄想しましたが、今もエヴァの中でアドルフさんは生きているからと言い聞かせております…。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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