そして、ラストの加奈子ちゃん&イワン君タッグにも燃えました…!! ブチ込んで!! 調節とかしなくていいから、もうありっっったけのアルカロイドをブチ込んで!!!
■第69話 SHIFT TO ANNEX 変化 冒頭からナレーションが大活躍です。
曰く、
社会は変化することがある、と。
ある時は必要にかられて。ある時は全く偶然に。また、ある所では意志をもって…。
それは一概に「進化」や「発展」と呼ぶものではなく、ただ「変化」である、と。
大多数のゴキ達は空から降りて来ず、何故か仔ゴキ達だけが降りて来たこの状況。劉将軍にも最初は理解出来ませんでした。
しかしその一方、アレキサンダー先輩は恐ろしいものを目撃します。
やけにのんびり動き出すミサイル砲台車。
なんとそれには、仔ゴキが乗っていました。…ていうかお前ら、
それを何処へ持ち去る気だ…!?(((( ;゜Д゜)))
ゴーカートとかじゃねーからそれ!!!
…と言うツッコミはさておき、イワンのアルカロイドから回復したらしい紅ちゃんは、男共二人とアネックスへ。どうやらこんな時にお着替えタイムらしいです。
「…じゃあ、入って来ないで下さいね」
男達二人を締め出し、ゆっくりとスーツを脱ぎ出す紅ちゃん……。
後ろ!! 紅ちゃん
後ろ!! 後ろ―――ッ!! ――いつの間にか、気付かぬ内に何匹も。
それは正にゴキそのもの!!!
彼らが
「15人分の」何を取りに行こうとしているのか(重量制限&監視の中でそんな大がかりなものはそうそう沢山は持ち込めない事と、15人分、と人数ごとに割り当てるものと考えれば、もしかしたら薬か、個人用の何らかの装備か…?)は謎ですが、それよりも先ずは紅ちゃんのその後について予想したいと思います。
1)惨殺される。
2)意外に強いM.O.能力で、襲ってきた仔ゴキを返り討ちに。 流石に2)を選びたい所ですが…どっちにも転びそうです。
…果たして…!?
一方、蠍お姉さんは今週も絶賛ピンチ中でした。
ナイフを持った仔ゴキ二名による圧倒的スピードの前に、ダメージを受けた身体では応戦もままなりません。アシモフ隊長が彼女を守ろうと立ち塞がりますが、毒が回っている上、左腕しか再生出来ていない状況では、鬼蜻蜒ゴキの突撃を防ぐのが精一杯です。
(ダメだ……ッ隊長が――)
とか言ってますが、片腕を持ってかれてるアレキサンダー先輩もヤバいですよ…!! しかしこのゴキ共、ほんとに女性を優先的に狙ってやがる…ッ!!
そしてこの状況。
何故かその超スピードで一気にトドメを刺しに来ず、あくまで
アシモフ隊長達をバラけさせる為のみの攻撃に留め、仔ゴキ達にばかりメインの戦闘させている鬼蜻蜒ゴキ。ジェットは「ナメやがって」と吐き捨てますが、アレキサンダー先輩はここでもデキる男ぶりを発揮。こいつらが実は
「教育を受けさせている」のでは、と推測します。
――そして、
本当にその通りだった!! そんな、当たらなくても良いトコばっかり当たりやがって!! ・゚・(ノД`)・゚・
ダメージを受けた身体でも必死に応戦しようとする蠍お姉さん。…髪の毒針がいつのまにか再生している気がする(元々切られていなかった? 先週鬼蜻蜒ゴキが持ってったのは、中国班に切られた尻尾の方だったとか…?)というのはさておき。
髪の毒針攻撃も、蠍お姉さん得意の関節技もかいくぐり、逆にベキボキ片足・片腕をへし折られました。
…
もうやめてー!!! 蠍お姉さんの戦闘能力はもうゼロよ!! ・゚・(ノД`)・゚・
「イノサン」のダミアンパパに次いで、今週YJの痛そうな描写でした……。
目の中に指を突っ込んだり、なんだかんだでそれでも応戦してる
蠍お姉さんの精神力もパネェ!! しかし。
…仔ゴキ達はダメージを受けているとはいえアシモフ隊長ですら翻弄し、その膝裏にナイフを突き立てるという恐るべき機動性を発揮します。…それも、教育の賜物なのか…!?
最初、人間達が火星へ来た時、ゴキ達は一度は敗れかけました。
圧倒的な物量と、一人の「天才」に頼り切った戦術は、人の「意志」に圧され、彼らはその指導者を失いました。
…艦長と並び立つアドルフさんの
「道(そこ)を……退け!!」の図が熱い…ッ(涙)
――しかし。
優秀な指導者を失うというピンチを前にしても、彼らの中に新たに進化したゴキは生まれませんでした。生まれて来るのは普通のゴキばかり。
…それもまた、ラハブの意思なのでしょうか。
進化ではなく「変化」を彼らに齎す為の……。
天才は死んでも、そいつは「文字」という形で「ヴィジョン」を後進へ遺していきました。
であれば、それを学んで行けばよいと……。
っていうかお前ら!!
蠍お姉さんに群がるんじゃあねぇええええ!!! その時。闇を裂く一閃が、蠍お姉さんを死の淵から救い出しました。
確かに鬼蜻蜒は、空中戦において「対昆虫」であれば無敵。しかしそんな彼らですら「天敵(てき)」と認める存在が、鳥類です。
しかも、その鳥の最高速度は全生物中、最速。
蠍お姉さんに群がるゴキ共をバラバラにし、そのまま空高く舞い上がり、鬼蜻蜒ゴキを引き付ける少女。
その名はハリオアマツバメ、マーズ・ランキング15位、
三条加奈子!!「止まるなよ。三条さん」
そして圧倒的スピードで飛ぶ鬼蜻蜒ゴキの背中に見事着地し、キメて見せたのは。
「全開でいきます!!」 三条さん、というフレンドリーで微笑ましい呼び方がまだまだお年頃な少年だと思わせる、夢を盗む天使。 量を間違えて即死させまくり? そんなの知らないね!!
マーズ・ランキング10位、イワン!! もう、ブチ込んで…ッ!
調節とかしなくていいから!! 全部ありったけブチ込んでいいからッ!!
…何気に振り落とされたらイワン君大ピンチだよね…と思いつつ。速度を落としたら加奈子ちゃんもこの鬼蜻蜒ゴキの前では相当ヤバいよね…と思いつつ。
それでも、彼らがいる限り、まだまだ試合終了ではないと思えます。
頑張れ、
加奈子&イワンタッグ!!
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