聖闘士星矢 冥王神話 THE LOST CANVAS 全巻読破記念 黄金のお兄さんの生き様(射手座~魚座編)

 こんにちは、星野です。1つの記事に纏める筈が、ついつい長くなりすぎて三つに分かれてしまいました。ほんとに皆さん良いドラマを魅せてくれました!!
 という訳で、続きから、射手座~魚座の皆さんをリスト・アップ!!
9)人馬宮/シジフォス
「この命尽きるまで…、いえ! たとえこの命尽きても、必ずや貴女を守り続けましょう」
「俺のアテナ様への忠義! 量ってもらおうか」
「どうかこれからも…いつまでもお側に…!!」


→聖闘士の鑑のような男として皆にも認められていて、特に教皇セージ亡き後はアテナの側にいる事が多かったシジフォス。獅子座レグルスの師で、強く暖かく、まさに英雄そのもののように描かれていた彼ですが、実はその心に大きな闇を抱えていました。
 人間として生誕し、孤児院で「サーシャ」として暮らしていた少女をアテナとして見出し、聖域に連れて行ったシジフォス。しかし、アローンとサーシャを引き離した事が、聖戦のきっかけになってしまった…と、ずっと罪の意識に悩まされていました。
 その罪の意識の強さが余計に彼を縛り付け、夢神の支配する夢界に囚われる結果となってしまいます。
 自分を責める余り、アテナの声さえも届かぬ程心を閉ざし、遂には冥衣を装着してその矢を向けてしまったシジフォスに対し、その矢を胸に受けてみせるサーシャ。矢に貫かれる痛みの中でも変わらぬ笑顔を見せるサーシャの慈愛は、遂にシジフォスを夢の檻から解放します。
 たとえこの命尽きても、必ずや貴女を守り続けましょう。
 この台詞は、正にこの人の生き様そのものだなぁ…と思います。
 文字通り、アテナ様命!! な人でした。聖域に連れて来たその時から、本人も語るように「聖闘士の忠誠心以上の」気持ちでアテナを護ってきたシジフォス。
 ロストキャンバス前の門で、ファラオに対し自ら心臓を差し出し、偽りの「審判」で傾く天秤をも強引に修正し、更にファラオに会心の一撃までキメる姿は、正に全身をアテナの盾としていました。
 神経はズタズタになり、心臓さえ無くし、ただセブンセンシズをも超える小宇宙だけが身体を動かしているような状態で尚立ち上がり。
 シオン、レグルスと共にアテナエクスクラメーションを撃つ所に、この人の魂を見ました。
 この人のアテナへの思いは、文字通り聖闘士の忠誠心を超えたもっと深いモノだったかも知れません。…それでも、ロストキャンバスへの進軍直前、束の間アテナとテンマを二人きりにしてあげる等、大人の対応も素敵でした。最後まで「忠義溢れる聖闘士」で在り続けた人だったな…と。
 貴方は最後まで、私を進ませる為の盾でいてくれる。
 このサーシャの言葉と、アテナエクスクラメーションの閃光の中、束の間涙を流す姿。サーシャにも、きっとその気持ちは届いていたでしょう。
 シジフォス…アンタいい男だ……!!!(涙)アイオロスも赤ちゃんだった沙織さんを命掛けで守りましたが、射手座の聖闘士にはそういう宿命でもあるのか…!!

10)磨羯宮/エルシド
「我が剣は未だ完成を知らず。さらに鋭くなる。我が心求める限りな!」
「そうだな 少しでも希望があるのなら振るわねば!!」
「神に刃向かう程、守るもの 貫くものが俺たちにはある。お前たちがあざ笑うものの中にな」


欠けても折れても、体現する一振りの剣。正にエクスカリバーそのもの、一振りの剣のような生き様だったエルシド。シジフォスと共に双子神の調査に赴く事が多かった事もあり、夢界に囚われたシジフォスの魂を解放するべく、夢を司る四神と激闘を展開します。
 シジフォスを本当に尊敬して信頼していたのが随所から伝わる辺り、この二人が一緒に任務を遂行していた時のシーンもちょっと見てみたかったと思いました。
 実直にして言葉少なく、ただ己が果たすべき役割、往くべき道を、文字通り「貫き通す」生き様だったと思います。右腕を失った状態で尚、表情一つ動かす事なく夢神と闘い続ける姿は正に「エクスカリバー」。
「あと○神!」
 と一人一人神を葬っていく様はシビれましたッ!!!
 そして圧巻のシーンは、夢界から解放されたシジフォス&サーシャが射た矢を、その研ぎ澄まされたエクスカリバーで四つに裂き、合体した四神の魂を同時に射抜く所です。LC屈指の名シーンでした。
 愚直なまでに真っ直ぐで、テンマにも行くべき一つの「道」を示した人だったと思います。
 メチャメチャ渋くて、山羊座の私は歓喜でした…!!

11)宝瓶宮/デジェル
「あの約束は確かに在ったものだ!! だから私は今ここにいる…聖闘士として!!!」
「私には見える。氷原を一羽の白鳥が突っ切っていくのを。地上と平和をつなぐ一羽が」


→カルディアと同様、こちらの記事で語りまくりましたので、簡潔に。
 名前が「雪解け」という意味らしいのですが…何かその、名前が自爆してませんかねというのはさておき。心は雪解け状態な御仁なので、意外と合ってるかも知れません。
 …そして!!
 水瓶座の聖闘士は天秤宮へ降りてくるのが伝統なのですか(笑)こちらは流石に氷漬けにはしませんでしたが(^^;)
 ハーデス城から撤退後、童虎を失って悲しむテンマの前に現れ、カノン島で修行してもっと強くなれと導く姿はめちゃくちゃクールでした。…イチイチ雪の結晶を纏ってやってくるクールビューティーな姿にホレます。眉が割れていてもやっぱり美形なものは美形。…うん、やっぱり水瓶座好きだなぁ…自分…と改めて思います。
 しかしこの人のクールは初登場時、「いいから突撃しちまおーぜ!!」と逸る童虎達の前に何かデカい本持って現れ、「お前は我が軍を全滅させる気か」と諭してた辺りが絶頂期だった…と改めて思いました(笑)
 眼鏡を掛けてる所もキライではありませんが、やっぱり外してる方がいいですね。
 出来れば、もう少し「知の聖闘士」らしい所が見たかった(ゴホゴホッ)
 そしてオーロラエクスキューションの美しいポーズ、これはやはり「水瓶座の聖衣を着て」やるからこそだなぁ…と改めて思います。あのパーツが合わさって水瓶の形を為す所が……ッ。
 大海をも凍らせる程の凍気、冷たい美貌、だけど心の奥底はどこまでも熱い…!!!
 水瓶座最高です。はい。

12)双魚宮/アルバフィカ
「私に近寄るな」
「美しいという言葉は、貴様がしたように常に私の誇りを傷つける」
「ああ…奴(ミーノス)に吹き飛ばされた花びらがここまで届いたか…香気は抜けているか…? 私はいつもこの毒薔薇と共にいた…だが 今初めて思う…この花を美しいと…」


→LCを読んで、何がびっくりしたって、魚座の哀しくも気高い生き様です!!! しかも、冥闘士多数&ミーノスを、シオンの助力もあったとは言え早々に葬り去ったその功績もデカい…!!
 彼は「美しい」という言葉を嫌いますが、いやいや貴方は生き様が美しい!! その心根も美しいッ!! ・゚・(ノД‘)・゚・
 耐毒の修業の為、全身の血までが猛毒になり、その為人との接触を極端に避けて生きる事を余儀なくされているアルバフィカ。その孤独な生と優しさは、外伝1巻のエピソードを読むと一層伝わります。
 人を避けて生きるのが宿命だけれど、だからこそ、誰よりも人との「見えない」繋がりを大切にする人でした。そんな冷たい態度の裏に宿された優しさを、しかりロドリオ村の皆さんは知っています。
 雨の降る日、教皇へ届ける薔薇の花びらが散ってしまう…と困っていた少女に無言でマントを渡したシーンが好きでした。…蟹座と同じ位ホレます。
「腕が砕けようと、足が砕けようと、顔が潰れようと、貴様だけは絶対に通さん!!!!」
 絶世の美貌を持ちながら、台詞がどこまでも漢らしいのも魅力です。
 その彼が倒された時、ロドリオ村を護る為に急遽駆け付けたシオンですが、ミーノスのコズミックマリオネーションでピンチに陥ります。…ここの激昂している所とか、シオンもまだまだ18歳の若者らしい青臭さ全開でツボでした。冷たい態度を取られても、毒の血を恐れずフレンドリーに接するシオンの存在は、割とアルバフィカにとっても心和むものだったのではないでしょうか。
 最後、薔薇をくわえて登場って、一体何を…と思っていたら。
 白薔薇に己の猛毒の血を吸わせ、クリムゾンソーンに紛らわせてミーノスの心臓に一刺ししていました。なりふり構わぬ凄まじい勝利への執念、村を守ろうとする想いは鳥肌モノです。
 シオンが「もう決着が付いた者と戦っても仕方がない」…と、ニオベにムウが言ったような台詞を言っているのも印象深かったです(笑)こんな所でも原作要素がちょこっと。
 最後、ミーノスに吹っ飛ばされた薔薇の花びらが舞う中、香気が抜けているかを気にしていた所など、正に「皆を護る為」に命を張った聖闘士! …と思いました。
 花びらの舞う中、ずっと共に過ごして来た薔薇の花を見つめながら「初めて美しいと思う」と呟き、満足そうに笑って倒れ伏した所も涙腺が緩みました。LC屈指の美しくも哀しいシーンだと思います…。・゚・(ノД`)・゚・


 ――以上、黄金聖闘士のお兄さん達12人の生き様をざっと纏めてみました!!
 ホントに、25巻あっという間でした…!! 皆素晴らしい生き様を魅せてくれた男達でした。
スポンサーサイト

テーマ : 聖闘士星矢
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

こちらでも失礼しました

聖闘士星矢ネタには絡まずにはいられない、悲しい性をお許しください<(__)>

原作のアイオロスの活躍がもっと見たかった身からすると、シジフォスの活躍は期待以上のものでした。決して強さが際立って目立っていたわけではありませんが、紛れも無く教皇亡き後の聖闘士の要でしたね。その彼が、原作ではオルフェにボコされたファラオにやられたのはちょっと納得いきませんでしたが、アイアコス戦の後だからと自分に言い聞かせてます。

山羊座や水瓶座はもちろん、魚座の活躍も凄く良かったですね!魚座の強さと秘めた優しさが強調された分、相手のミーノスは強さはともかく、性格が小者っぽくみえた印象があります(^^;)

全体を通して、黄金聖闘士は熱かった!!

Re: こちらでも失礼しました

 ぎがほさま、こんばんは! いえいえ、星矢ネタに絡んで頂けて嬉しいです(^^)

> 原作のアイオロスの活躍がもっと見たかった身からすると、シジフォスの活躍は期待以上のものでした。

 きっと同じように考えていた方は多かったのではないでしょうか。
 私も、射手座の活躍がバッチリ描かれていたのは嬉しかったです。きっとアイオロスも生きていたらシジフォスのような感じだったのかも知れませんね。
 ファラオにやられたのは、矢張りアイアコス戦でもうボロボロだったからだと私も思います。
 寧ろ、あの状態でアテナエクスクラメーションまでやって見せた所に、彼の強さがありますよね…!

> 山羊座や水瓶座はもちろん、魚座の活躍も凄く良かったですね!魚座の強さと秘めた優しさが強調された分、相手のミーノスは強さはともかく、性格が小者っぽくみえた印象があります(^^;)

 はい、魚座は外伝も含めて大好きになりました…! あの隠れた優しさがたまりません。何より、見た目はあれだけ麗しいのに中身は何処までも「漢」な所もかっこいいですし。
 ミーノスは、確かにちょっと小物っぽかったですね。特に最後のあの悪あがきはちょっと…と。あそこは「うろたえるな、ミーノス!!!」と車田飛びさせたい衝動に駆られました。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

検索フォーム
記事を検索する際のお供に♪ お好きなキーワードを入れてクリック
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR