ゴールデンカムイ:ほうら お婆さん。これが味噌ですよ。

 こんばんは、星野です。
 まだまだ続く杉元さんのアシリパさんのお家においでよ。滞在記。
 相変わらず、子熊を抱っこしてる杉本が微笑ましすぎます。おもちゃで子熊と遊んであげてる姿とか、もう母親代わりになってます(笑)
 しかしその陰では、第七師団に動きが…。
 単行本は1、2月に発売のようです。正直、12月かなあと楽しみに待っていたのですが、代わりに1月2月と連続で単行本が買えると楽しみにして!! 今週は、さぁてナニを食べようか♪
 今週のお食事は「ラウォマブ」という川魚。…見た目はちょっとグロいですが、とっても美味しいそうです。
 しかし小刀も銃剣もアシリパさんの家に忘れ、「早く取りに行けバカ!」「ヒドーイ」とか、もう完全にムコ殿じゃないですか…((笑)デコ助になってるアシリパさんのこの顔好きです。
 しかし、つい先だって第七師団の面々に追われたばかりなのに、銃剣も小刀も家に置き忘れるって、杉元もちょっとほっこりし過ぎじゃあ(^^;)
 そんな彼ですが、そこを動くな、と厳しい声がかかった時、僅かにその目が鋭くなります。
 …声の主は、あのオソマちゃんの父親(確かに目元がそっくり^^)で、アシリパの叔父さんでした。別の家に住んでるおじ夫婦…というのは、彼の事だったのですね。名はマカナックルさん。なかなかナイスガイです。
 彼が杉元を制止したのは、カワウソを捕える為の罠が仕掛けてあった為でした。
 トリカブトの毒が仕込んであるらしく、即死はしなくても長く苦しむ毒だそうで…。運悪くこの罠にかかってしまったマカナックルさんのいとこは、何日も苦しんだ挙句、全身が倍に膨れて亡くなったとか。
 …杉元じゃないですが、アイヌ村マジ怖ェ………。

 アシリパさんの事も、父を亡くしてからも一人で山へ行ってしまうと心配していたそうです。他の家に住んでいると言っても、どうやら、仲が悪くて別居…とかそういう訳ではなさそうで、ちょっとホッとしました。。
「お前みたいに強そうな男が一緒なら安心だ」
「アシリパは頭がいい。あいつがなつくんだから、お前は悪い奴じゃないのだろう」

 …いいおじさんだ…。(^^)
 この後で、杉元の方も「和人の俺を敵視する人間がいると思っていたから」とすぐに謝るのがまた良い漢です。
 ほんとに良い漢です。
  ・昔の想い人と親友との約束の為に命がけで金塊探し
  ・いざとなれば殺すことを躊躇わない修羅の如き非情さと、小動物を愛でる慈愛の心を併せ持つ
  ・どんなに危ない状況でも子供のアシリパさんを心配する優しさ
  ・どんなにアレな珍味でも「ヒンナヒンナ」と食する勇気
  ・キメ台詞は「俺は不死身の杉元だ」
  ・お味噌大好き

  …アシリパさんの婿殿にはバッチリですよ…!

 ゴホゴホ、………じゃなくて。
 マカナックルさんは告げます。あの金塊は、元々彼らのご先祖様が採ったもので、何十年も手を触れられずにいたものだ…と。
 それを、何人かの男達が、和人と戦う為の武器を買う為に手を付けてしまった。
 犯人に心当たりはなく、マカナックルさん達はそれを「水の神の怒りだ」と考えています。

 アイヌの人々は、川で洗濯をせず、排泄物の類も流しません。川を汚さないようにと一生懸命気を使っていたのです。それなのに、その川で砂金なんて採るからこうなったのだ…と。
 砂金を採る川は水が濁り、魚が息を出来ない。…そして、カジカ ヤマメ アユなど、清流にしか住めない魚は生きられず、サケもマスも海から戻って来なくなる。…そうなれば、それを食べるカワウソやキツネ、ヒグマもいなくなる…と。
 自然と共に生きる人々にとって、それは神の怒りに触れることなのでしょう。
 …アシリパさんが話していた、シカをだましたウサギの話を思い出します。分不相応な欲など抱かなければ、もっと穏やかに生きられた筈なのに………。

 あの砂金は、魔物が憑いている呪われた物だった。
 マカナックルさんはそう告げます。もしかしたら、アシリパさんの父を始めとして砂金に手を付けた人達を、村人たちの大部分はあまり良く思っていなかったのでしょうか…。

 そして一コマだけ出て来る、監獄の中の男。
 …まさにのっぺら坊。この男が、砂金を強奪し、囚人達に入墨を施した張本人なのでしょうか。何かの病気なのか、それとも怪我によるものか…。あまり想像したくはありませんが、砂金の場所を聞く為の拷問で…とか…? ともあれ、遂に全ての始まりとなった男らしき人物もチラッと出て来た所で。

 沢山採れたお魚を持って帰った杉元は、アシリパさんのフチの不思議な行動に目をぱちくり。
 どうやらこれは、自分の守り神「トゥレンペ」へのお供えとの事です。
 首の後ろから出たり入ったりしている守り神へのお供えに、貰った食べ物に手をかざし、その手で首の後ろに触れるのです。この守り神は人によって違い、性格や能力の差などは、その守り神の違いから出るものだとの事。
 アシリパのフチさんは僅かながらこの守り神を見る事が出来るらしく、杉元の守り神はとても強いと言っています。
 …そりゃもう、不死身の杉元ですから…! スタープラチナも真っ青な強いスタンド…じゃない守り神が付いているのでしょう。
 しかし、そうして色々教えてくれている割に、アシリパさんはやりません。
 曰く「この村じゃ年寄りしかやってないし」。…流石アシリパさん、新しい時代のアイヌの女…(^^;)
 杉元の「まったく若い奴は…」っておっさん臭い台詞が何とも微笑ましい。私から見れば十分すぎる程、お前さんも若いぜ杉元さん。
 そう言えば、杉元って幾つ位なのでしょう。兵役に就いていた事や、それなりに落ち着いた態度を見ていると、二十代後半位…? と思いますが、果たして。

 さて、この美味しいお魚はチタタプではなく「キナオハウ(野菜が沢山入った汁物)」で頂きます。
 …ていうか、本当に美味しそう…ッ!!!
 お魚を素焼きしてから入れる、というひと手間かけるのがまた憎い! ああ…鍋物が食べたくなって来ました…!!
 杉元も、ハフハフハフしてるアシリパさんも可愛すぎる…! アシリパさん、今週はデコ助とこのハフハフハフがめっちゃ可愛いです♪
 何というか、食べ物を描くシーンで大事なのって、その食べ物を美味しそうに描くのもそうですが、それ以上に。
 本当に美味しそうに食べている描写がとっても大事なんだなぁ…と思いました。
 只のグルメレポートに留まらず、本当に美味しそうにしているからこそ、こう、涎が出て来そうな食欲が刺激されるのでしょうね。

 そして相変わらずオソマ…じゃなかった、お味噌を出す杉元。
 このお料理、お味噌がとっても合うそうですよ、アシリパさん!! …しかしナレーション曰く「アシリパはまだ知らない」。…いつか知る事になるのかな? と楽しみにしています。
 そして、それをフチに差し出した杉元。
「ほうら お婆さん。これが味噌ですよ」
「ヤメローッ!!」
 絶叫するアシリパさん。ほのぼのとした食卓が、一瞬にして修羅場に……。
 ヤダ。なにその変な棒!!(笑)
 あの…アシリパさんあの…それ…形があの……すごく…卑猥です………。

 この棒は「ストゥ」というお仕置きに使うモノで、何か悪いことをした人に使われるのだとか。
 どんな風に使うんだ…どんな風に……(ガクガクガク…)

 そしてあの、フチさん! 何をホッコリしてるんですか!!
「やれやれ、早速ヨメの尻に敷かれておる」とでも思ってるんですか!!(笑)

 ――しかし。
 そんなほのぼのした舞台裏では、第七師団が動き始めていました。
 雪の中、例の行方不明になった四人組の捜索を続ける鶴見中尉。誰もが山に慣れない者ではなかった猛者揃い。遭難したとは考えにくいと、捜索の続行を命じます。
 そこへ来たのは、鶴見の上官である和田大尉でした。
 どうやらあの四人組は、元々この和田大尉の部下だったようで。…それを、この鶴見中尉は勝手に小樽まで連れて来てしまったようです。
 しかもそれだけに飽き足らず、旭川から武器弾薬までごっそり持ち出しているとのこと。
 もう、色々とアウトな行為を連発しています。
 いい加減レッドカードだとがなり立てる和田大尉に対し、鶴見中尉殿の仮面から変な汁が………。
「奉天会戦での砲弾の破片が前頭部の頭蓋骨を吹き飛ばしまして。たまに漏れ出すのです。変な汁が」
 サラッと恐ろしい事を無表情に呟くその目が怖い………。
 もう、あの、近づかない方が良いですよ、と正直思いました。今週は「キングダム」の太后様と言い、迂闊に触れちゃあいけない人に触れたがる人が多いぜ…!!
 そしてこの人も、やっちまいました。
 これだけ好き勝手やりやがって、もう庇いきれん! と突き付けられた指。それを………。
 ガブゥゥッ。
 行った―――ッ!!
 ちょちょちょ、ヤメテ。ヤダなにその凄惨なシーン! たった数ページ前まであんなにホッコリしてたのに!!!
 食いちぎった指を吐き飛ばし、鶴見中尉は平然と告げます。
「頭蓋骨と一緒に前頭葉も損傷してまして。それ以来カッとなりやすくなりましてね。申し訳ない」
 ………ヤヴァイ…ヤヴァイです。
 そして、こんだけの怪我を負ったにも関わらず、そんな鶴見注意を
「正気ではないな」
 と一言。部下に「撃て」と命じるこの人も只者じゃあねぇ………。あの…右のページで、指食いちぎられたばっかじゃないですか…!
 尾形さんと言いあの炭焼き小屋の祖父がヒグマに食べられた人と言い、何なんですかこの第七師団。精神的なタフさもハンパねぇ……ッ!!
 しかし、この手のシーンではある意味お約束なのですが。
 頭を撃ち抜かれたのは、やはり和田大尉殿の方でした。
「服を脱がせて埋めておけ。春には綺麗な草花の養分になれる。戦友は今でも満州の荒れた冷たい石の下だ」
 次第に動き出す事態。
 鶴見中尉は、遂に本格的に軍へと牙を剥きました。
「ロシアから賠償金もとれず、元屯田兵の手に残ったものはやせた土地だけ。
 我々の戦争はまだ終わっていない


 ――上官まで殺してしまった事で、いよいよ後戻り出来なくなってきた鶴見中尉。
 杉元は「子供まで殺す連中じゃない」…と言いましたが、もうそういう制約も、次第にかなぐり捨ててしまいそうな気がします……。
 そして、事態がそんな事になっているのに「次号、あの動物まで食べちゃう?!!!?」なんですか、この呑気な次回予告は!!(笑)
 アイヌコタンが無事である事をめちゃくちゃ祈りつつ、杉元の心温まるグルメレポートを楽しみに、以下、次号!!

<追伸>
 …アシリパさんの本当の願いは、もしかしたら父の仇を討つ事ではなく。
 全ての元凶となってしまった砂金をどうにかする事なのかも…? と思いました。あんなものが無ければ、父も死なずに済み、平和で暮らせていたのではないか…と。
 新しい考えを持つ彼女ですが、昔ながらの信仰を決しておろそかにはしない子です。それに、自然と共に生きていくその生き方自体は否定せず、今後もその生き方は大切にしたいと思っていることでしょう。それが、その自然を汚すような事をして採った砂金になんて手を付けてしまったがために、父を失ってしまったとなると、砂金の存在そのものをあまり良く思っていないようにも思えます。
 ただ、それが無ければ、杉本との出会いも無かった訳で。
 アシリパさんがあの「砂金」をどう思っているのかは、気になる処です。

<追伸2>
 そろそろ役者も揃ってきた感じですので、この辺りで一度状況を纏めてみました。

 ・入墨を入れられた囚人達…全部で24人。土方もこの中に含まれているらしい。
 
 ・杉元・アシリパペア…金塊を探して囚人狩り中。現在、アイヌコタンでほっこりと子熊と共に一休み。
   手に入れた入墨の数…3
   ※最初に羆に食べられたじいさん・尾形さんにヘッドショットされた人(無事に入墨の写しに成功していれば…)
     脱獄王(無事に入墨の写しに成功していれば…)

 ・第七師団所属・鶴見中尉の一派…どうやら、独自の武器を集めて金塊を追っている様子。
   最低でも1枚は入墨をゲットしている。
   鶴見の目的は今のところ不明。命がけで戦った屯田兵達に、せめてお金を与える事か。それとも…?

 ・土方一派…「不敗の牛山」さんを始め、囚人達を着々と集めている様子。第七師団とは戦り合う気満々。
  「幾つになっても、男子は刀を振り回すのが好きだろう?」
  その目的は未だ不明。

 ・のっぺら坊…今週1コマだけチラッと出て来た男? アイヌの金塊を強奪。現在は網走監獄に収監。
  24人の囚人達に金塊の在処を記した暗号の入れ墨を施し、「小樽へ向かえ」と指示を出した張本人。

 ・のっぺら坊の仲間達…未だ不明。土方が普通に紙に写して入墨の情報を得ようとしていた事から考えても、
  土方達の一派とは協力関係にはなさそう。
  囚人達に宝を山分けするどころか、実はその皮を剥いで用済みとなったら殺す気満々の人達。

 第七師団の金塊探しが、あくまで鶴見中尉独断のものらしいので、そうなれば、流石に帝国陸軍全部を敵に回して…みたいな無理ゲーな事にはならなそうで、ホッとしました(^^;)
 果たして、次に杉元達が遭遇するのはどの一味になるのか…!?
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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