俺は博打が好きだ。おまえらに張ってやる。

 こんばんは、星野です。なんだかんだでもう年末になりますね。皆さま如何お過ごしでしょうか。
 一方、年がら年中クライマックスな状況の杉元ですが、今週は果たして…!?

 脱獄王最高でした(笑)
 2014年最後のゴールデンカムイ、果たして不死身の男・杉元の命の火は…!?
 椅子に拘束された状態から凄まじい大暴れで、洋平・浩平を相手に死闘を展開する杉元。
 その頃、北の最強部隊に挑む脱獄王と狩猟系女子、そしてホロケウカムイの2人と一匹は、第七師団の屯所まで来ていました。
 脱獄王・白石曰く、この屯所は元々商店だった建物を改造したようで、窓には鉄格子。入口には一晩中警備の兵が立っていて、中には30人程の兵士がいるとの事。
 何せ一人一人が名もなき修羅並の強さを誇る北鎮部隊。たった30人と侮る事は出来ない男どもの巣窟に入るには、二人と一匹ではあまりに戦闘力が足りなさ過ぎます。
 この状況は流石に分が悪い。
 白石は、流石に不死身の杉元も悪運尽きただろ、と呟きますが……。
「杉元は絶対に生きてる。簡単に死ぬような奴じゃない」
 アシリパさんは断言しました。
 杉元の強さは、「死の恐怖に支配されない心」だと。
 彼女は初めて杉元と出会った時も、ヒグマに襲われ、絶体絶命の状況でも死の恐怖に支配されず、並外れた度胸でその脅威に立ち向かう姿を見ています。
 幾ら「ヒグマは巣穴に入って来た者を殺さない」なんて言われていたって、それを実行出来る人間なんてなかなかいない筈。現に彼女はそれを実行した人を、彼女の父親以外に知りませんでした。――杉元を除いては。
「あいつは自分から死神にギリギリまで近づくことで生き延びる活路を見いだす。だからあいつは不死身の杉元なんだ」
 ――決して恐怖を感じていない訳でも、その恐怖を無視している訳でも無いんですね。彼の行動は単なる「無謀な蛮勇」ではなく、だからこそ生き延びて来られたのだと。
 そしてその通り、あの二人の陰湿な攻撃、それも拘束された状態という圧倒的不利な状況下で、杉元は生き延びていました。
「お仲間が来て命拾いしたなぁ。兄弟仲良くぶっ殺してやったのによぉ」
 駆け付けた他の屯所の兵たちが兄弟を引き離した事で乱闘は一段落したものの、串がまだ二本刺さった状態でまだこれだけ強気な挑発が出来る辺りに、ゾッとするほどの闘志を感じます。
 そしてあの二人、やっぱり兄弟なのですね。「あの兄弟を杉元に近づけるな」と鶴見中尉は言っていましたし。
 一方、その様子を外から見ていた白石は、アシリパさんに「杉元の奴生きてやがった」と一言。
 …この時のアシリパさんの安堵した笑顔が、本当に見ていてホッとします。…ストゥをスタンバイしている程お怒りでも、心から心配してるんだなぁと。
 そして流石脱獄王の異名を持つ白石、頭の回転も相当のようです。
 杉元が今も監禁されている状況から、まずは入墨人皮を手元に持っていなかった事、そしてまだその場所について口を割ってはいない、という所まで推察します。…ただ、それも時間の問題かも知れません。となれば、やっぱり悠長にしてはいられないでしょう。
 白石は、杉元が監禁されている部屋の鉄格子は、一本が古くて錆びていたと告げます。
 自分なら関節を外して入れる、と。
「俺は博打が好きだ。おまえらに張ってやる。杉元を助け出すのに協力するから、俺に金塊の分け前を寄越せ」
 …なんかものっそいかっこいい分け前の要求です(笑)
 アシリパさんは、自分は金塊には興味がないからと、金塊は杉元と分け合えばいいと、分け前の件に関して一発承諾。ガッシィィと固く握手する姿が二人して男前です(笑)
 かくして、二人と一匹の華麗なる杉元救出作戦が始まりました。
 作戦の概要は以下です。

1)まず、白石が隙を見て侵入、杉元の拘束を解いてアシリパさんに合図。
2)アシリパさんは予め鉄格子の四隅に長い縄をかけておき、それを外にいる馬に括り付けておく。
3)合図が来たら、馬を走らせて鉄格子を外す。
4)鉄格子を枠ごと外し、素早く脱出。

 作戦イメージ図の杉元はめっちゃ元気そうですね…(^^;)すごく楽しそうな笑顔なのが何とも…。

 ………そう言えば、レタラは?
 と思ったのですが、3)で鉄格子を引っ張る役目は馬の方が大きいから確実だ、と……。
 で、でもレタラは、一番大事な「白石を見付ける」所で大活躍したし!!
 
 ともかく、早々に作戦実行する二人。鉄格子を通り抜けやすくする為の潤滑剤として、石鹸を持ってないかと尋ねる彼ですが、アシリパさんは「調理用のひぐまの油ならある」と答えました。
 それは「ピセ」という熊の胃袋で造った容器に入ったものです。
 石鹸とは似ても似つかぬモノですが、結局白石は侵入をより確実にする為に使ったのでしょう。臭いが気になる所ですが、ともかく白石は見事、杉元の部屋への侵入に成功しました。

 一方、その杉元はというと。
 先週思いっきり刺されていたあの場所、どうやら肋骨が防いでくれたお蔭で深くはなかったとの事。…肋骨強ぇというのはともかく、先週より更に拘束が強化されて、今は足まで縛られている状況では、またあの双子が来たら今度こそやられる、と危機感を強めています。…さてここから何とかしないとと考えていたところに。

 ヌッタァ。

 …フンドシ一丁のヌルヌルのおっさんが、いきなり変な効果音と一緒に中へお邪魔してきた訳です。
 これは震えるぞハート。…うん、怯えますね…。
 あれだけの死闘の最中でも死の恐怖に屈しない杉元が怯えるこの面妖さ。…脱獄王はんぱないです。
「妖怪?」
 とか口にする杉元の顔が素敵すぎます。…さっきまであんな男前だったのに(笑)

 さて、相手があの脱獄王の白石と分かると、じゃあなぜここにと当然の疑問が。
「おっかないアイヌの娘っ子に毒矢で脅されたのさ」
 この人もなかなかの男前。
 …いいですねぇ。アシリパさんの必死さがこれだけで十分伝わるじゃありませんか……。
「………アシリパさん」
 この時の杉元の表情がじわっと来ます。この時何を想っていたのでしょう。黙って出て来てしまったのに、それでもこんな危険な場所まで来て助けようとしてくれているアシリパさん。まずはどんな事をしてでも脱出して、アシリパさんに姿を見せる事、それが一番の御礼ですよ、杉元!!
 しかしここで、問題が発生しました。
 レタラの匂いに気付いた馬が怯え、暴れ始めたのです。
 一体何があったんだとざわめき始める屯所の兵たち。…とにかくこの拘束を何とかしろと白石を急かす杉元。…しかしそこへ、例の双子がやって来ました。
 …こいつらどんだけ杉元を殺したいんですか(汗)
 何か恨みでもあるんですか…って、考えてみたら思いっきり歯をブチ折られたりしてるんでしたっけ…。
 白石は物陰に隠れる事に成功しましたが、このままじゃ作戦が頓挫してしまいます。
 そしてここから、事態は大きく動きました。

 今度は邪魔されないようにと浩平を外で見張らせ、洋平は杉元にトドメを刺そうとします。
 しかし流石に銃でやると音で皆にバレてしまうからと、銃を預かる浩平。
 その一瞬が、運命の分かれ道となりました…。

 扉を閉め、じゃあサーベルで、と手を腰に向ける洋平。
 しかしその手には何もありません………。
「あれ?」
 その瞬間、既にサーベルは杉元の手に。
「歯抜け野郎」
 見分けの目印を付けた片割れにドスの利いた眼差しを向け、その首に手を掛ける杉元。
 馬が使えないから仕方ない、とレタラに縄をかけるアシリパさん。駆け付けた兵たちを何とか追い返そうとする浩平。ギリギリの状況下、息を潜める脱獄王。
 そして床には、夥しい血が滴り落ち。

 ――鶴見中尉が来た時、部屋の中は血の海でした。

 兵たちに抑えられ、泣き叫ぶ浩平。
 部屋には、不自然な形でサーベルを手にした洋平の死体。首をねじ折られたその姿は、もう間違いなく絶命しています。そしてその傍らに座り込む、杉元――。
「腸(はらわた)が…」
「ながくはもたん…」
 鶴見中尉の後ろでささやかれるその言葉。…血にまみれた腹を抑える杉元、その手元から覗くものは………。

 ウソだろ承太郎!!!

「助けろ。入墨人皮でもなんでもくれてやる」
 荒い息の下、それでも不敵に笑う杉元。
 不気味な笑みを浮かべる鶴見中尉。
 そして、不安げに白石からの合図を待つアシリパさん。

 ………これで新年まで待つって何ぞ!!! (ノД`)・゜・。

 い、いや、あれはその…きっと、あの、なんだ…あの「ピセ」をそれっぽくホラ…アレしてアレしたやつですよ……。
 洋平は首以外に目立った外傷はないので、洋平の…ではないでしょうし。
 うん、そうでないと幾ら何でも正に「不死身の人間などいない」。…命の火が消えちゃうよ!! 杉元の!!(悲鳴)
 正にゴールデンカムイ完!!! になっちゃうよ!!!!

 果たして、杉元はアシリパさんと再会出来るのか!?
 年明けまで、ぬるぬる待機ッ!!
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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