正に「相棒」という言葉がピッタリな二人。心なしかちょっと大人びて美人度もアップしてますし。…変顔から美人顔まで幅広いアシリパさん。今週の活躍からあの人の登場まで、興奮走りしつつ語ってみますッ!!
今週のアイヌグルメは、トドマツの葉先です。
山で疲れたらコイツを噛めと。……ものすっごい苦い&松脂の臭いがキツいみたいなんですけど……。
「野性味溢れる山の味はお上品なシサムの口に合わんかもな」
………今週の顔芸その1が来ました。
アシリパさん、…何その顔ッ(笑)
…何気にあの…杉元も人の事を言えないんですが…。
「苦いんじゃん苦いんじゃん」
何処の小学生だ…!?(驚愕)ほんの数週間前とか、メッチャカッコ良かったじゃん!? 第七師団の奴ら相手に血みどろの戦いを展開してたじゃん!? アレ…!? なんだこの人! 別人みたいだ!!
このアオリにムッとしたのか、アシリパさんは恐るべき行動に出ます。
苦みをどうにかしようと水を飲もうとする杉元の傍らで、手持ちの水を全て飲んでしまったのです。
「ちょうだい? ねえ…ちょうだい? アシリパさん、ちょ……すごいちからだ!!」 平仮名の「ちょうだい」から「すごいちからだ!!!」…そして、アシリパさんの変顔その2.
不死身の男が渾身の力を込めても離さぬその怪力。そしてその執念に満ちた顔。…うん、すごいちからだ(笑)
色んなうんちくとかあるんですが、その全てが吹き飛ぶ変顔その3が、すぐ左のページに来るのがまた…。
アシリパさん、今週はちょっと
サービスし過ぎだよ!?(^^;)
袋の水が空っぽになたからと、今度はサルナシという植物の蔓に蓄えられた水を吸おうとするのですが、それも彼女が独り占め。「ちょうだい? アシリパさん?」杉元の台詞のフォントがなんかすごい事になっています。
…こうして、やっと水にありつけた杉元。
水を飲む姿が妙にエロいんですが…何故だ…!?(^^;)
小指立てないでください!!(笑)
しかし、なんだかんだでそのサルナシの蔓で、かんじきをササッと作ってあげるアシリパさん可愛いです。家で編み物等をしているより山にいる方が好き、と言っていますが、結構手先は器用なのかなぁ…と思いました。編み物とかもその気になれば上手に出来そうです。
さて、そんな彼らは遂にエゾシカのいる痕跡を見付けました。
オス鹿が角をこすって縄張りを主張したらしき跡。ここを棒でこすって音を出せば、オス鹿が戻って来るかも…と取り出したのは…。
「ストゥ乱用しすぎじゃない!?」 冴える杉元のツッコミ。…もう金塊探すより、猟師やってお金貯めたほうが早いんじゃあないかな…?(^^;)
しかし、鹿の逸話はちょっと切ないものがありますね…。
昔は簡単に獲れたのに、今では絶滅寸前。…どうも異常気象による寒さが原因のようですが、これが巡り巡ってエゾオオカミ絶滅の理由にもなってしまうのですから…。
鹿が簡単に捕まるから、きっと誰かが鹿を粗末に扱った。だから神様が怒って鹿を地上に下ろさなくなった。
この話を聞くに、もしかしたら冬の異常気象だけではなく、乱獲によって元々個体数が減っていた…というのもあるのかも知れませんね…。
さて、そんな杉元達の前に現れる、立派な角を持ったオス鹿。
慎重に銃を構える杉元ですが、ほんの僅かな金属音にオス鹿は敏感に反応、逃げてしまいます。慌てて引き金を引くも急所を外してしまい、鹿には逃げられてしまいました……。
「このまま鹿を逃がしたら無駄に苦しい思いをさせただけだ。必ず仕留めてあげなくては…」
…なんかもう、ほんとに
このまま猟師になってもいいんじゃあ…(^^;)と思わずにはいられません…。
杉元なら、きっと良い猟師になれるよ……!!
そんな杉元を後目に鹿を追うアシリパさんは、そこで二人の男の足跡と犬の足跡を発見。
一人は、
「右足を怪我している」ようだと………。
(まさか…)
脳裏を過るのは、あの時見逃した第七師団の兵士。――そう。
レタラの美しい白銀の毛並に魅入られたあのマタギの谷垣さんは、怪我をした右足を引きずって早くも動き出していたのです。
とある男に助けられて………。
はい。来ました。
見た目は普通の柴犬? っぽいのに、ヒグマをも恐れぬアイヌが育てたという犬種の猟犬と、昔ながらの一発ずつしか弾が装填出来ない村田銃を手にした1人の男。
彼は「リュウ」という名のその犬を、ヒグマの巣穴へと向かわせます。
早くも名台詞のフルコースが始まりました。
「よし! リュウ! 行け行け行けッ。メス熊だったら犯してしまえッ」 …もうこの台詞からして、もしやと思っていました(笑)
谷垣には手を出させず、男は弾を一発しかこめていない村田銃を構え、巣穴から飛び出してくるヒグマを待ち受けます。
村田銃を使う他の猟師は、撃ち損じたときすばやく弾を装填できるように、指にいくつか弾を挟んでいた…、そんな風に語る谷垣に対し。
「五発あれば、五回勝負できると勘違いする」 もう、この台詞で確定です!!!
犬に煽られ、巣穴から飛び出すヒグマ。「ただ一発」の弾で仕留めるべく堂々と立ち、ヒグマを狙い撃つその男。
「ビビッておっ立っちゃ負けよ」 放たれた銃弾は、言葉通り一発でヒグマの巨体を沈めました。
…その男が一度山へ入れば、その山から熊はいなくなってしまう。
そんな呼び名高き伝説の熊撃ち。その名は。
二瓶鉄造。
「マタギの谷垣さんよ。まだ付いてくるのか? お前さんが行き倒れているのを助けたからって、恋人が欲しかったわけでは無いぞ」 その内「お嬢様がた」とか言いそうなこの男、見た目から何から、そう、あの人じゃありませんか!!(笑)
二瓶先生!! こんな所に、そのご先祖様が!!! ジョースター家も真っ青なそっくりさん。…この人もその内、第七師団や土方一派を「指導!」一発で撃沈するんですかね……(笑)
さて、谷垣の狙いはあくまでもレタラです。
あんたも狙っているんだろう、とほくそ笑む谷垣。この人、第七師団にはもう戻らないのでしょうか(^^;)
今更戻っても、「お前今まで何してたんだ?」と間違いなく裏切りか何かを疑われそうですし……。そして、二瓶さんはあくまで「ヒグマ」のみ興味があって、レタラは別に…であって欲しいなぁとか個人的に思いつつ。
もしかしたら、二瓶鉄造&谷垣さんも杉元一味に加わる展開あるかも? と期待して、以下次号!!
そして、鹿は無事に(?)トドメを刺されるのか…!?
どうやら次回は、伝説の熊撃ちとアシリパさんの勝負になりそうです。負傷した鹿を巡ってのバトルか、それともレタラを守る為の勝負か? いずれにせよ、両者の邂逅が楽しみです。
そして、何となくですが白石が無事でいられることを願っています。
町で1人で情報収集って、地味に結構危険な気もしますし…。
とか思っていたら、次回予告。
「興奮走りはまだ出ない」 以前は「狂った犬のように走れッ!」とか色々やってくましたが、今回も…!(笑) GJ!!
まあ、あまり前作ネタばかり出すのもちょっと微妙かもとは思いますが、二瓶先生に関しては、舞台も北海道ですしご先祖様が出てくるかも? とチラッと期待していただけにやっぱり嬉しいです。
過激な言動の数々、強烈なキャラ、それでいて選手たちや競技への愛情深い二瓶先生のご先祖様。…今回も、情厚い人外の戦闘力の持ち主として活躍して欲しいものです。
<追伸> 二瓶先生も似たような事を言っていましたが、今週はこの
「五発あれば、五回勝負できると勘違いする」。この台詞は至言だと思います。単純な精神論ではなく、ちゃんと根拠があるんですよね。だから説得力があるんだと思いました。
それにしてもこのキャラ、強烈です(笑)
スポンサーサイト