ニヤリ。……漢前でした。イギ―…!!

 こんにちは、星野です。
 …今回はヴァニラ・アイス戦だけではなくスージーQの来日や、遂に初登場!! なDIOのお披露目等、盛り沢山過ぎる回でしたが、それでもやっぱり、私はこの「ニヤリ」を推します…ッ。推します…ッ。(涙)
 イギ―…!!
 これぞ帝王の誇り、そして黄金の精神…ッ!!
 エジプト編に入ってから、毎週毎週彼の姿を見るのが楽しみでしたが、遂に…このシーンが…。
 突き付けられた選択肢は「3」。…現実は非情である。
 覚悟を決め、「あばよ。イギ―」と短く別れの言葉を口にするポルナレフ。

 しかし。

 勝利を確信し、暗黒空間から姿を見せたヴァニラ・アイスの足元には、落ちてくるはずの無い血が。
「イギー…スタンドを使うなとあれ程言ったのに…カッコつけやがって…。あれ程…言ったのに…」
 小松さんの一連の演技が本当に最高でした。
 天井には、「愚者」に支えられるポルナレフの姿。そしてその下には半ば砂に埋もれ、瀕死の姿でもニヤリと笑うイギ―の姿が。
 スタンドとは、魂の発露。イギ―の魂が、そうせずにはいられなかった。
 個人的には、ナレーションでわざわざ言わなくても…とは正直思いましたが、この辺りは賛否分かれる処かも知れません。
 実際の処、イギ―だって理屈だの情だのでポルナレフを助けた訳ではないでしょう。
 ただ、そうしたかったしそうせずにいられなかった。
 渾身の力で発現させた「愚者」はヴァニラ・アイスに見事一杯くわせ、ポルナレフに決定的な反撃のチャンスを与えました。 しかし。
 遂にイギ―の力も、そこで尽きました。
 崩れゆく砂から感じるのは、スタンドの抜け殻。魂の抜け殻。冷たい消滅。………命の消滅。
「イギィィィィ―――ッ!!!」
 魂の叫びから繰り出す「銀の戦車」の一撃は一撃でヴァニラ・アイスの脳髄を貫き通しました。
 消えゆく「クリーム」のヴィジョン。倒れゆくヴァニラ・アイス。
 それを背に、ポルナレフの視線は自らの砂に埋もれ行くイギ―の姿へと…。

 こいつの事が好きだったって事に今になって気付いた。
 俺っていつもそうだ。いなくなって初めて解るんだ。
 ひねくれたクソ犬だと思っていたけれど、どんな人間にも懐かない突っ張ったおめーが好きだった。
 一遍も愛想を振りまかねえその姿は、本当に誇り高い奴だったって事が、今解った。
 俺を助けるなと言ったのに…。その突っ張った性格の為に…。


 声を詰まらせ、震える手をその小さな身体に伸ばすシーンが、もう泣けて泣けてしょうがないです。
 生きていた時は、触れようとしただけで「ガルルルル」と威嚇し不機嫌そうにしていたイギ―が、今はもうそれすらなく。
 大男達の中で小さくちょこんと歩いていたその姿は、何だかもっと、小さく見えました。

 しかし、そんな余韻に浸る間すら与えず、何故か復活するヴァニラ・アイス。
 しかしもうその理由が、ポルナレフには解っていました。

「DIOに何かされたな? 血を貰ったろ。話に聞いてたアレになりかけていたとはな…魂もない薄汚ねえ吸血鬼に」
 少し台詞がアレンジされていましたが、正にその通り。「覚悟」も「誇り」もない、只の「吸血鬼」と成り果てていたヴァニラ・アイスは、剣で脳みそを串刺しにされようが、怒りのチャリオッツに何度ド突かれようが死なない不死身の体を得た代わりに、部屋に差し込む夕陽の光でさえ、ぼろぼろと崩れ落ちる脆い人形と化していたのです…。
「ほら、DIOを守るんだろ? 今こそ執念を見せてみなよ!」
 この凄まじいまでの煽り、挑発からBGMが消え、静寂の中。
「地獄でやってろ」
 言い放つその冷たい声、チャリオッツの一押しで体が崩れ落ち、消滅していく呆気ないヴァニラ・アイスの最期が印象的です。…出来れば決着まで一週で観たかったなぁ…というのはどうしてもありますが、ここら辺は思わず鳥肌が立ちました。
 そして。
 死闘が終わり、静寂を取り戻した広間に立ち上る二筋の煙。
 それはやがて、1人の男と小さな犬の姿へと変わり……。

 ああ…ゴメンちょっとだめだ……涙で画面が見えねえ……。(ノД‘)・゜・。

 ここの作画は、最高でした!! 本当に最高でした!! アニメスタッフさん本当に本当にありがとう!!!

 グッと拳を握りしめたアヴドゥルが、そしてその肩にちょこんと捕まったイギ―が、小さく「うん」と頷いてるのがまた…。
 アヴドゥルさん…。イベントじゃあなく、本編でもっとあなたに会いたいぜ!!(涙)

「今の俺には、悲しみで泣いている時間なんて無いぜ」
 そう言いながら、その膝に落ちる涙。
 …Aパートはもう、展開も涙腺も熱かったです。

 さよならアヴドゥル、イギ―……。

 下品な趣味だのケーキの盗み食いやらアメの広い食いやらケバブの盗み食いやら、やりたい放題フリーダムなイギ―でしたが、愛想の欠片も振りまかぬその突っ張った性格の底に、確かに黄金の精神を持っていました。
 うう…もっとその姿を見ていたかった…ッ。
 
 そしてCM明け。
 死闘のDIOの館とは打って変わって、シーンは日本へと変わります。執事のローゼスと共にホリィを見舞いに訪れるスージーQ。
 途中、明るい家族計画の自販機や、銀魂だと明らかにモザイク表現されるであろうゲ〇、そしてろーぜすの見事なキックまでキッチリ再現してくれたスタッフさんに痺れる憧れるゥ!(笑)
 しかし実は私、このエピソードもかなり泣けて好きなので、きっちり入れてくれて嬉しかったのです。
 あれだけおちゃらけて何も知らない風だったスージーQが、実は何もかもお見通しだったこと。
 そして「我々に出来る事が何もない」と苦しい胸の内を語るローゼスに対し、気丈に「何を馬鹿な事を言うのです。ホリィの為に出来る事が一つだけあるわ」と言い切る姿がすごく心に来るものがあるんです。
 やつれ切ったホリィが、「おか……あさん」と抱き付くシーンとか、ここでも涙腺がやられました。
 第4部のアレがどうしても頭を過ってしまうものの、スージーQの母としての強さが垣間見える、名シーンだと思います。スタンドが使えなくても、特別な力なんて無くても、それでも人がただ一つ、どんな状況でも出来る「信じる」こと。
 それもまた、今正に戦場の只中にいない人間に出来る、一つの「戦い」だと思います。

 …それにしてもあの…。
 茨のツタにビシバシやられてるホリィさんのイメージ図がエロすぎてですね………。下品な話なんですが(以下略)
 アレは何も、そこまで頑張らなくても!!!(苦笑)

 必ず元気になって、そしてまた家族が一緒になれるわ。
 この言葉の影で、その「家族」に別れさえ告げぬままエジプトで…な花京院や、アヴドゥル、イギ―という犠牲があった事は、どうしても複雑な思いになります。しかし彼らには皆、それぞれにちゃんと戦う理由があり、それぞれの魂に従った結果…と思えば、いつまでもその件にかんしてぐちぐち言うのは、寧ろ彼らの精神に対しても失礼なのかも…とは思います。

 そしてあの…ヌケサクさん。
 あなたはもうちょい、空気を読め!!!(苦笑)
 ……馬鹿野郎…ちょっと涙腺に来てたところに、腹筋にも来ちまったじゃあねーか!!!
「腹の底からザマミロ&スカッと爽やか」は地味に好きな台詞だったので、アニメでこれを聞けたのは嬉しいのですが、しかし何もこのタイミングで…(^^;)
 しかし実は私、最初、女版ヌケサクの正体が一瞬でバレた理由について、ジョセフが「裏返るのなら、右手と左手も逆にするんだな」に、なかなか気づけませんでした…(苦笑)え、そんなパッと見で解る!? と。
 今回アニメで観れば、ああ確かに…と思いましたが、あれだけパッと見たtだけですぐに見破るのは流石だな…と。
 しかし承太郎…。
 幾ら敵と分かっていても、歯がフッ飛ぶ程女の顔を容赦なく(しかもスター・プラチナで)ブン殴るとは流石あの…せ…正義の味方だぜ!!(苦笑)

 こうしてヌケサクを捕獲し、DIOの下へ向かう承太郎達。
 EDのラスト・トレイン・ホームが本当にグッと心に来る中、Cパートでは良いカーテン生地で応急処置をしたポルナレフが、遂に……ッ!!!
 遂に、例の階段で、DIOと対峙していました。

 次回、遂にポーズ込みのあの名台詞が!!(予告でもちょっと言っちゃってる!!! ^^;)
 長きにわたる旅、そして死闘と戦友の犠牲を越えて辿り着いたその漢。
 次回、遂に「DIOの世界」が開幕です…!!
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テーマ : ジョジョの奇妙な冒険
ジャンル : アニメ・コミック

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ありのままで

星野さま、更新ありがとうございます。

イギーの運命に、心が砕けちってしまったでそうざです。


来週はいよいよポルナレフがレリゴーを歌う回ですね。


いろいろな所で例のAAが貼られるのでしょうね(^-^)

No title

おそらくジョジョ史上最も有名なネタとなった台詞が遂に・・・・
そして本当の本当に最期のギャグパートになるであろう上院議員さん(笑&合掌)の出番とやってることは全く変わらずどシリアスなんですがこういう方面に見られちゃうのはスージーやヌケサク含めやはり読者(視聴者)的に二人の戦死が答えてたんでしょうね・・・

そして再来週がおそらく「奪われたままの時に」の・・・・・

No title

更新乙です。


記事自体とは何の関係もないのですが、ちょっとつぶやきたくて。

この間富士スピードウェイに行った時のことです。
ハーレーオーナーのおば様が、ボストンテリアっぽい犬を3匹連れてまして。
それぞれ「ジョジョ」「ジョセフ」「イギー」というのだそうな(笑)

皆さま、コメントありがとうございました!

>でそうざさま
こんにちは。…私も心が抜け殻状態に…。(ノД`)・゜・。
そして今回、遂にポルナレフのあの伝説の名台詞が(笑)…各地であのAAが貼られていたようですね(笑)

>am56さま
こんにちは。あの名台詞&上院議員のあのシーンで、今回は濃かったですね…。アヴドゥル、イギ―の死を悼む間も無いこの怒涛の展開。
そして次回予告に早くも泣けた私です…。次回は「奪われたままの時に」のあのシーンですね…。

>ファルコンネンⅡ さま
こんにちは。その光景、観てみたかったです…!
ボストンテリアらしき犬、そして名前が「ジョジョ」に「ジョセフ」に「イギー…」。「きさまッ! ジョジョファンだなッ!!」と、DIO様のポーズで思わず問い掛けたい光景です。…三匹もいれば、もしかしたらスタンドを使える強者もいるかも…?(笑)
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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