まだ行っちゃヤダ…!!

 こんばんは、星野です。
 …おまわりさん変態がいます。
 思わずそう突っ込みたくなる殺人鬼・辺見。…変態です。ザ・変態です。………ジョジョの世界にいても何というか、違和感なさそうなこの変態ぶり。シティーハンターみたいに、もっこりは堂々と見せちゃっていいんじゃないですかね(変に白ボカシとかすると余計卑猥に見える気が^^;)と思う今日この頃です。
 クジラ漁の中、海に落ちた猟師を救った杉元達。
 しかしその男こそが、探していた入墨の男・辺見和雄でした。
 白石と鯨の決着まではまだ最低1~2日かかりそう(泣いてるアイコン付きで「帰っていい?」と呟く白石が可愛いです)なので、カメラは一旦杉元達のもとへ。

 …しかし白石、自分達がそれなりに入墨人皮を手にしている事はバラしていなかったり、杉元を手下呼ばわりしたり、…食えない男です(^^;)土方は「不死身の杉元」に興味は示したものの、まずは辺見の皮を奪取するために利用するつもりのようですね。
 当然、白石が嘘をついてるのも承知の上で帰したのでしょう。
「斎藤になるか佐伯で終わるか……」
 斎藤一はるろ剣で知りました(笑)が、佐伯についても調べてしまいました。。
 …無論両者の間には相当な隔たりがある訳ですが、辺見で杉元がどの程度の男か、見極めようとしているようですね。
 今回の件で本格的に遭遇するのか、それともまだお預けか。土方達の動向も気になる所です…。

 さて。
 何とか陸に上がり、火で温まる事が出来た辺見。早速「背をあぶる」セトゥルセセッカについて言及する杉元。「なんだっけ?」って聞く姿が何か凄く微笑ましいです。
 当然、濡れた服も脱いだ方がいい、と当たり前のアドバイスをする杉元ですが、辺見にしてみたらそれは自殺行為も同然。
 彼は、杉元が白石の仲間である事はあの海の上で知っています。…つまりは、自分を殺しに来た奴なんじゃないか…? と疑っている訳で。
「全部脱ぐのは恥ずかしいです」
 などと、オッサンが言うには相当苦しい(?)言い訳でこの場を逃れようとします。
 ここで、「怪しまれたか?」と思いきや、「毛布使う?」と差し出す杉元に「優しい!!」とか言う辺見さんが凄くシュールです…。
 自分は息をするような感覚で人を殺せるのに、こうやってちゃんと人の「優しさ」を感じられる心を持ってるのが逆に怖いというか…。
 しかし彼は、そんな優しい杉元から敏感に嗅ぎ取っていました。
 ――「人殺し」のにおいを……。

 二瓶さんや梅ちゃんの時も思ったのですが、杉元はある種の嗅覚の鋭い人には、明らかに普通と「違うにおい」を嗅ぎ取られる事が多い訳ですが、杉元自身は、そういった「嗅覚」は無いのかな? と…。
 自分が「人殺しのにおい」を発している事にも、自覚は無いみたいですし。
 そして当然、辺見の「におい」を嗅ぎ取れてるようにも見えない。
 それが何とも不思議でもあるのですが、そこらへんが杉元らしいのかな、とも思いました。
 杉元は自分が生き残る為なら何でもする覚悟を持っている反面、決して積極的に誰かを傷つけたり殺そうという気持ちにはならない人なんだなと…。その辺のどこか危ういバランスが、杉元が自分自身や他者の「におい」には敏感じゃない理由なのかも知れません。
 しかしそんな私の考察など意に介さず、辺見の考えはどんどん加速していきます…。
 このひとなら残酷に僕を殺してくれるだろうか? 僕がやってきたみたいに。…弟を喰ったあのケダモノみたいに。
 更には
(いっそのことここで、見せてしまおうか!!)
 などと考えるほどに!!!

 変態だ!! 完全にすっぽんぽんの上にコート一枚羽織ってるアレだ!!!
 
 しかし辺見はここで思いとどまります。自分から入墨を見せるなんて、それじゃ自殺行為だと。
 自分は、必死に抗わなきゃいけないんだと。…あの時の弟のように、と…。この辺りに、辺見の歪んだトラウマがにじみ出てますね…。

 一方、そんな辺見の心などあずかり知らぬマカナックルさんは、白石達を単独で追うことを決めました。…あぶねェェェ!! 良かった…マカナックルさんのフラグがへし折れた!!
 その間にこそこそっと番屋へ向かう辺見。
「もう大丈夫なのか?」
 目ざとくそういう気配に気付くのは流石なのですが、杉元…本当に何も気付いてないのでしょうか…(^^;)
 辺見は
(あのひとのこと、もっと知りたい)
 …可愛い女の子とかが口にするならカワイイの星が見えるんですが…。このオッサンに言われても!! (ノД‘)・゜・。
 しかしいそいそと着替える彼の後ろに、運悪く風邪をこじらせて寝込んでいた老人が……。

 あああああ!!
 逃げて!! 超逃げて!!


 彼は運悪く、辺見の入墨を見てしまいました。…「こんな蛭間から何故ここに?」普通に何の気ない会話をしながら、草鞋の紐で絞殺しにかかってるのが怖すぎます…。
「ちょっと!」
 そこへかかる声。
 杉元が、ここで宿代代わりに働けないかと声を掛けています。
「親方に頼んでみますよ」
 …笑顔で答えるそのこめかみには青筋。…だってあの…杉元さんもうちょい中を見て!!(汗)普通に殺してるのが恐ろしすぎる…ッ。
 しかし辺見の恐ろしさはここからが本番でした。
 何気ない貌してニシン漁のあれこれを教えながら、その手には巨大な「玉切り包丁」。…ジト…って目がまたねちっこくて変態チックです。
 油を搾り取った後の「ニシン粕」を乾燥させる為にこの包丁でニシン粕を切断するのだと教える辺見。杉元が何気なくその包丁で「こんな感じ?」とスパッとニシン粕を切るところにスパッとやられる自分の姿を重ね、股間白ボカシになる姿がほんとに変態です。じーっと見上げてるアシリパさんがシュールすぎます…。
 子供がこんな危ないオッサンを見ちゃいけません!!(汗)

 しかしこのニシンの漁獲量。
 アシリパさんは「こんなに獲ったらニシンが海からいなくなってしまうな……」と呟きます。
 現にこの乱獲が原因か、ニシンは明治末期を境に数を減らし、昭和30年以降には、殆ど北海道沿岸に姿を見せなくなってしまったそうです……。

 さて、辺見に「そちらのアイヌの娘さんとはどういうご関係で?」と尋ねられ、「この子の叔父とクジラを捕りに来た」と答える杉元。そのクジラで思い出したのか、アシリパさんは「私達もやっぱり海へ行こう」と提案します。
 どの道、辺見の顔を確認出来るのは白石だけ。…なら、クジラ漁を手伝って早めに終わらせてしまった方が良いかも知れません。
 しかしここでまた、辺見が可愛い台詞をモノローグしつつ杉元達を引き止めました。
 何なんだお前は!! まるで恋する乙女みたいな顔しないで!!(汗)

 まだ行っちゃヤダ…!
 と、彼は白米で杉元達の足止めに成功しました。…「白米?」キリッと反応するアシリパさんが可愛すぎます。

 この「ニシン漬け」+ごはん、メチャおいしそうです!! こいつはメチャヒンナだよなぁ~~~!!!
 凄く久しぶりな気がする、グルメレポート! しかし、この和やかな風景の中に一人殺人狂がいると思うと、あまり笑えねぇ………。
「オソマ行ってくる」
「アシリパさん『お手洗い』って言いな?」
 …この杉元の言い方がまたなんか微笑ましいです。完全にお兄ちゃんだ…ほっこりします。。

 アシリパさんがいなくなった所で、辺見はふと旅順の件を口にしました。
「僕は事情があって出征できなかったんで興味があるんです。人は殺しましたか?」
「そりゃ、戦争だからな」
「何人殺したかおぼえてますか?」
「顔だって忘れてねえよ。顔が見えるほど近くで殺した奴はね…」

 お前は今まで食った食パンの数を覚えているのか? とか言ってた人に聞かせてやりたいこの台詞。
 しかし恐ろしい事に、辺見もまた、自分が殺した人の数、顔、忘れていないようです…。

 その理由について杉元は「罪悪感」ではなく。
「せめて忘れないでいてやるのが俺の償いさ。俺には俺の殺さなきゃならない道理があった」
 …いつか、アシリパさんが言っていた「獲物に対する責任の取り方」に通じるものがあります。
 だからあの時、彼はアシリパさんに「忘れないでいてくれるかい?」と呟いたのでしょうか…。

「必要ならば鬼になる覚悟だ。そのかわり…俺がくたばる時は安らかに死なせて貰おうなんてつもりは毛頭ない」
 そしてこの台詞。
 …杉元が梅ちゃんときちんと向き合う事を避けているのには、この辺りもあるのかもですね…。
 幸せに家庭を築いて安寧に寿命を終える。そう言う選択肢は、少なくとも今の彼には存在しないのかも知れません。

 自分には自分の道理がある、それは貫きつつ、異なる文化や考え方もちゃんと理解して受け入れようとする懐の深さを併せ持つ杉元。…これは梅ちゃんだって惚れるし寅次だって親友だって思ってしまうでしょう。
 しかしそれはまた、この変態チックな殺人狂をも惹き付けてしまったようです…。

(この人に殺されたい)
 また変な所に吹き出しを置きつつ、辺見は思いました。
(よし この人を殺そう。だって僕gあ求めていたのがこの人ならば、僕なんかに殺されたりしないはずだ)
 言っている事がかなりおかしいのですが、この辺に、弟が殺されるのをなすすべなく見ているしかなかった彼の心のクレバスが垣間見える気がします。
 もう既に、彼自身が「話の通じない化け物」の領域に片足突っ込んでる状況です。…その一方で、自分の力ではどうにもならない「化け物」に殺される事をどこかで願っている。この歪んだ心が怖い(汗)
 次回は休載のようですが、休載明け、アシリパさんがオソマから戻ってきたらいきなり血みどろの殺し合いの場になっていたらどうしよう……(汗)
 白石VS.クジラの行方、土方一派の動向、そして杉元と辺見。
 この状況で二週間空くのはきつい…ッ!!
スポンサーサイト

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

乙女な殺人鬼

こんばんは。今回の奴・変態な男・辺見和雄はまさしくサイコキラーですな。恋する乙女なおっさんみても嬉しくありませんね。笑
変態全開な男・辺見に狙われる杉元は大変です。
誰得のようなシーンを見せ付ける男に制裁を、杉元頼むぜ。
今回の他に、三つの感想を書いたので、下の方もお願いします。

No title

こんにちは☆更新おつかれさまです^^
今週号は辺見の変態振りに唖然としましたが(笑)その中で白石の食えなさも良い味出してましす☆

佐伯に関しては謎の部分も多いですが、同時期に壬生浪士隊に入り密偵としてながら、芹沢一派につき暗殺された佐伯と、近藤一派につき最後まで剣をふるった斎藤。
白石の思いを見透かした上で、どちらにつくかで白石の器を計ってやろうとの、土方の豪胆な策でしょうか。
って、次は2週間後かぁ!
ほんと、きつい(>_<)

兵隊さん

星野さんいつも更新おつかれさまです!
体調崩しやすいので、体気づかって過ごしてくださいねー!

杉元はヘイタイさん
辺見はヘンタイさん。

今回は、今回だけは…。アシリパさんの出番無しなぐらいでイイです(笑)
出来ればオソマの間に杉元が決着つけてくれー!

皆さま、コメントありがとうございました!

> カリツォさま
 こんばんは! ヘンタイとヘイタイ、カタカナで見ると何か間違い探しみたいですね(^^;)私も今回ばかりは、アシリパさんがオソマへ行っている間に決着が付いている位でもいいかな? と…(汗)
 お気遣いありがとうございます! カリツォさまも、お身体に気を付けてお過ごし下さいませ。

>うえでんさま
 白石は本当に流石のくえない男ですよね。皆に愛されてるキャラだなあ…とも思います♪
 佐伯に関しては密偵として入りながら結局暗殺されてしまったみたいですが、色々と謎があるみたいですね。土方のあのセリフは、あくまで顔も知らない杉元より、白石の器の方でしょうね、よく考えると(^^;)
 しかし本当にこの状況で一週空くのはきついです…ッ。キングダムと言い、「ここで!?」というタイミングで合併号や休載だとキツイですよね…。

>愛鈴丸さま
 こんばんは! 下の記事にもコメント頂き、ありがとうございました!
 正にこんな誰得なシーンを見せる男には、制裁して欲しいです。こいつにはアシリパさんのストゥも効かなそうなので、やはり杉元の戦闘力で!! 次回、辺見がどこまで本性を隠して杉元と接しているのか、はらはらします。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

検索フォーム
記事を検索する際のお供に♪ お好きなキーワードを入れてクリック
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR