どうか僕を、煌めかせてください。

 …二週間空いたと思ったら、こんなんなってるよ!!!(悲鳴)
 豪華なニシン御殿がまさかの血なまぐさい殺し合いのスタート地点に。なんというジェットコースター。
 今週も辺見さんオン・ステージでした。この人は真の変態だ………。
 曇りなき眼で、「おかわり」。
 …クールに空っぽの御茶碗を差し出すアシリパさんで始まった今週。そして食べたら…。
 オソマどころじゃねえ!!!
 ポルナレフも真っ青なトイレでの災難。…便器から死体がこんにちわしてるよオイィィィ!!(ギャアアア!!)

 一方、ついさっき殺したばかりの死体をトイレに隠した事を思い出した辺見さん。「見せたいものがある」などと適当な事を言って、杉元を外へ連れ出しました。
「杉元! 囚人がこのニシン場にいるかもしれないぞ!」 
 オソマもそこそこに慌てて戻って来るアシリパさん。しかし既に遅く、2人は外出した後でした…。

 そして今週も辺見の変態っぷりは煌めいていました。もう十分すぎる程に煌めいていました。
「どれが(僕の頭をカチ割るのに)お気に入りですか?」
 おかしいだろ!! 何だその()の中身は!!!
 杉元さんダメだ!! ダマされちゃダメだ!! 良く見て! すごい変態チックな表情してるよそのオッサン!!!
 いやもういいから、俺達はそろそろ行くよと答える杉元ですが、そこにあの第七師団が!!
 やばい、とマフラーで顔を隠す杉元。顔を隠す前にまずその軍帽を取った方が良いんじゃないかな…というのはともかく、彼が第七師団を避けたいと知った辺見は、「親方の家で匿って貰おう」などと言って、彼を親方の家へと連れて行きました。
 …隠れるところには不自由しなさそうな大豪邸。
 いわゆる「ニシン御殿」です。

 そしてその豪邸に響き渡るピアノの音色。つま弾くのはなんと、あの鶴見中尉殿でした。
「私の家も多少裕福だった時期がありましてね」
 飄々と答える彼。…自然を相手にする商売は不安定だろうと親方に語り掛ける彼は、どうも自分がおっ建てる予定の兵器工場への投資を打診しに来ていたようです。
「俺はニシンの事しか知らん。モッコ背負いからここまで成り上がった。女房と娘にせがまれてあぶく銭で建てた成金趣味のニシン御殿だ。こんな生活に未練はない。ニシン漁が滅びれば俺もこの御殿と一緒に朽ち果てるまでさ」
 …自分で「成金趣味」と分かってる事と言い、この親方もまた味ありますね…。
 そんな親方に、鶴見中尉は語ります。
「ニシンの心は我々には読めないが、人の心は操れる。戦争なんて意図的に起こすことが出来るものなんですよ。是非我々の兵器工場建設に投資してください」
 第七師団の皆さんの前で朗々と語っていたあの演説。…鶴見中尉の本当に本心で語られたものだったのか、ますます怪しい話です。さてさて、そんな鶴見の前で親方はノリノリ。ピアノの上にマキシム機関銃を置いて、「武器は好きだ」なんて語っています。
 土方が永倉というスポンサーを得ているように、どうやらこのオッサンが、今後鶴見中尉のスポンサーになりそうな…?
 
 その頃、まさかここに鶴見中尉がいるとは思わない杉元は、辺見と共に親方のニシン御殿に潜入。辺見が二人きりになれる場所を探す中、ばったり第七師団の連中と鉢合わせしてしまいました。
 一方、アシリパさんはと言えば。

「あらまあ、可愛らしいお客さん。誰か探してるの? え? なに? 『お便所を借りたい』ですって?」
 杉元の姿が見えたから、取り敢えず中へ入る為の口実…というにはあまりにも本気っぽい物凄い顔芸。
 アシリパさん…それだけは…ッ。顔芸もゲロもいいけど、流石にヒロインがオソマだけはダメだ!!(笑)

 …という訳で、どうにか間に合ったみたいなんですが…。
「ここでオソマしていいのか?」
 親方のニシン御殿。その成金趣味は、トイレにまで…。便器まで有田焼って、何ぞそりゃ!!! まあ確かに、今でもセレブのお便所には純金製の便器がどうとか聞きますけど………。
 ところでアシリパさんにお便所を貸してあげたこの女性が、もしかして親方の女房でしょうか。…まさかこの僅か次のページで、この家で大惨事が起きるなんて、思ってもいないでしょうね………。(--;)

 さて、杉元を取り敢えず下に行かせた辺見は、家のお手伝いさんのように振舞い、彼らを上手くやり過ごそうと………。
 してねえ!!!
 殺しに行きやがった!!!
「杉元? 違いますよ。彼はここで長く働いている猟師で…」
 ズ パ ン。
 猛者揃いの第七師団が、いきなり一人殺られたァ!!!
 例の玉切り包丁で一人が即死。返り血を浴びて異変に気付いたもう一人も、一瞬にして片方の目をグッサリやられました。…あの第七師団の連中も反応出来ないって、辺見の恐ろしさは「やる」瞬間まで殺気をこれっぽちも感じさせない所ですね。…まさに「息をするように」人を殺すとはよく言ったものです…。
 しかし流石は第七師団。
 目ん玉を串刺しにされた位ですぐには死にません。包丁を掴み、抗戦の意志を見せました。それはまるで、あの時の弟のようで、辺見が最も美しいと思う命の煌きそのもの。…そしてそれに見惚れる一瞬の間に、第七師団のモブ兵士が撃った銃弾が、辺見の脇腹にヒットしました。
 …怖えぇ…。何故に名もなきモブまでこんなに修羅なんですか、第七師団!!
 そしてその銃声に、鶴見中尉達も気づきました。
「どうした!!」
 駆け付ける杉元。
「善良な一般人を撃つなんて…」
 いやいやいや!! そいつは善良でも一般人でもない!!
 辺見はと言えば、
「怖かった」
 とか言いながらひしいっ! と胸元にしがみついてるんですがあの…何故こんなオッサンでこういう絵面をやるんですか野田先生ィィィ!!!
 そこはあれだよ、美女とかにしとこうよ!!!(^^;)
 杉元も何か変だと思わんのか!?

 そこに訪れる鶴見中尉。咄嗟に銃を構える杉元ですが………。
「泥棒カモメが御殿まで入って来たか。試し撃ちにちょうどいいわ」
 いきなりマキシム機関銃をぶっ放す親方。…アンタもおかしいいい!! 大惨事!! 折角のニシン御殿がほんとに泡と消えてしまいそうな大惨事がここに!!
 辺見を抱えて外への脱出を図る杉元。
 一方、どうやら無事にオソマを終えたアシリパさんも、異変を感じて臨戦態勢に。対人で使うからか、矢尻から毒を削り取り、杉元の援護に向かいます。
 ピアノの影に隠れて銃弾の雨をかわし、ふすまを蹴破って外へ脱出する杉元。
「俺は不死身だッ」
 再び頂きましたこの台詞!! 一方、「やめろ殺すな」と、いきなり最高にハイになってしまった親方に銃身でツッコミを入れる鶴見中尉。どうやらまだ、杉元は泳がせておくつもりみたいですね…。
 そしてそんな修羅場の中、辺見は杉元が見せる命の煌めきに、嘗て見た弟の姿を重ねていました。

 弟の「死に抗う姿」に魅せられて、同じものを何度も見たくて何人も殺してきました。
 ロウソクの炎は燃え尽きる寸前に、強く揺らいで煌くのです。
 杉元さんの煌きを見ていると、弟を思い出します。
 僕は弟のようになりたかった。

 浜辺を走る二人。…何故こんな緊迫した状況なのに、手に手を携えて走る姿ガキャッキャウフフしてるみたいに見えるんだ…。
 そんな二人の前には、運よく鯨に岸まで運んで貰えた白石が。…頭に手をやってるんですが、まさか…齧られたのか!? クジラでもやられちゃたか白石!?(笑)
 それはともかく、このまま船で逃げようと考える杉元。
 しかし既に、その背後では殺し合いのゴングが鳴っていたのです…。
 いち早くそれに白石が気付きました。
「杉元ウシローッ。そいつが辺見和雄だぞッ!!」
 絶叫するその声。
「え?」
 恐ろしい程マヌケな表情をした杉元のその後ろで、今正に辺見が玉切り包丁を…!!
 その瞬間、再びアシリパさんの神業が炸裂しました。遥か遠くから、見事辺見の腕を貫いてその動きを一瞬制止させたその弓矢。しかし残念ながら、折角毒を抜いたその手間は、あまり意味を成さないかも知れません…。
 包丁の刃を銃身で受け止める杉元。
 空いた片手は当たり前のように腰の剣に伸び、一瞬にして辺見の脇腹に連撃を入れました。
 …その目はもう、さっきまで「善良な一般時を撃つなんて」とか言っていた好青年のものではなく。
 毎回思いますが、スイッチの切り替えが早過ぎですよ杉元さん!! ついさっき、本当につい一瞬前まで助けようとしていた人を一瞬にして殺しにかかるとは…。。
 しかし、ここは流石の不死身です。「え?」とか言ってた時は白石の声が無かったら、と冷やっとしました。しかし、この杉元の眼を見ていると、仮に白石がいなくてもやっぱり結果は同じになったような気がしてきます…。

 杉元さん……。全力で抗いますので、どうか僕を、煌めかせて下さい。

 もはや致命傷とも言えるような傷を受けて尚、恍惚の笑みを浮かべる辺見。彼が見つけた不死身の男は、果たして辺見を煌かせてくれるのか!?
 次回、カラーで辺見編もクライマックスですかね。
 カラー絵もどんな絵になるか楽しみです!!

 土方一派がそろそろ出て来るのか!?
 そして現在杉元と離れた位置にいるアシリパさんが、今度は鶴見中尉辺りに攫われないかちょっと心配です…。頼むから、背後も気を付けて下さい、アシリパさん!!
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ジャンル : アニメ・コミック

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No title

こんばんはです。
表紙絵によるとカモメに齧られたらしいですw

カテゴリが「お知らせ」になってますぞ
ほっほっほっ

こんばんは~
2週間、待ち遠しかったです!

今週もキラッキラしてましたね。
辺見の変態っぷりが……。
最初は冷徹なシリアルキラーだと思ってたんですが(@_@;)

『軍帽とればいいのに。』全く同じこと私も自分の感想ブログに書きました…!こだわりなのか、他に理由(!)があるのか……

軍帽

星野さんいつも更新お疲れ様でーす!少しお久しぶりです!

杉元っちゃんが軍帽を取らない理由はおそらくなんですがトイレでいつもトラブルに巻き込まれる某フランス人が言っていたしみったれたジイさんのお孫さんと一緒で既に髪の毛と一体化しているって設定でいいやって事にしてるんだと思います。
野田センセイが(笑)

皆さま、コメントありがとうございました!

>きつつきさま
 こんばんは! やっぱり突っ込みますよね(笑)>軍帽
 流石にお風呂入る時とかは取ってましたし、そこまでこだわりは無さそうなんですが、何故かいつも付けてますよね。
 辺見の変態っぷりが本当にキラキラしてましたね…。次回、あの状況になってもまだキラキラしていたらどうしましょう(苦笑)

>変なじじいさま
 こんばんは。。ご指摘ありがとうございます。
 変なテンションで上げると、どこかしらミスッてしまいます(^^;)直しました。。

>瓶さま
 こんばんは。ああ、確かに表紙絵でありましたね…! カモメ。 
 もはや何かしら頭を齧られるのがお約束になりつつある白石ですが、意外と軽傷(?)な辺り、実は牛山にも引けを取らないくらいに石頭なのかも…。と思う今日この頃です。

Re: 軍帽

 カリツォさま、こんばんは!
 あ、ああ……実は髪の毛と一体化して…!!(笑)
 その内杉元も言うようになるんですかね…「クジラ漁の最中でも取らなかった軍帽を吹っ飛ばしやがって…」とか…。。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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