そんなこと……俺があの子にいうとでも思ってんのかッ

 こんばんは、星野です。正直なところ、今週号は「サラリーマン金太郎」の超展開にビックラしました…ていうかどうなっちゃうの日本………。
 そして今回、おヒゲも剃って皆にアゴを触られてどこかご機嫌なキロランケニシパ(正直、ちょっと可愛いと思いました…)のターンかと思いきや………。
 ぶっちゃけ、見開きの杉元さんに持ってかれた!! 正にいい漢!!!
 そこに痺れる憧れるゥ! 惚れる…これはホレる………ッ!!!
 謎の美女・インカラマッさんにすっかり誑かされ、更なる賭けへと突っ走る白石。
 その一方、八百長レースに利用される馬を想い、本来ならば「負けなければならない」馬を勝たせるべく、騎手代理を引き受けたキロランケは、「3番に賭けろ」と豪語します。
 しかしインカラマッさんのシラツキカムイは、白石の頭をガブリ。
 …骨にまで噛まれるのか…白石ィ…(^^;)
 結局「この馬は勝ちません」と出た訳ですが。
「シライシ…。もうそこまでにしておけ。占いというのは判断に迷った時に必要なものだ。私たちのこの旅に迷いなんか無い。だから占いも必要ない
 妙に目がキラキラしている白石。
 しかしアシリパさんのそんな強い言葉も、「シラツキカムイが6番が勝つと出ています」の一言でダイナシに。
 途端にギラついたギャンブラーの目に変わった白石は、持ち金を全部6番に賭ける事に決めてしまい、せめて爆薬の金ぐらい残しておけ、という杉元の尤もな言葉にも耳を貸さずにインカラマッさんにお金を渡してしまいます。
 札束を受け取り、軽やかに逃げてしまうインカラマッさんを追うアシリパさん。
 そんな中、杉元に取り押さえられた白石は思わず叫びます。

「杉元!! お前はカネが必要だから北海道に来たんだろ? いくら必要なんだ? 金塊二万貫じゃないだろ?
 命なんかかけなくても稼ぐ方法が目の前にあるじゃねえかッ」


 …確かに、このままインカラマッさんの予言が当たれば、命なんてかけなくてもそれなりのお金は稼げます。
 そして、杉元には時間あがりません。
 何も金塊二万貫なんてとんでもない額である必要はないんです。…そう、寅次が試算した額に、精々もうちょっと、プラスアルファがあれば十分でしょう………。
 それをもしかしたら、わざわざ網走監獄に忍び込むだの、凶悪な死刑囚集団と闘うだの、そんな命懸けの危険を冒さなくても、短期間でゲット出来るかも知れないんです。
 白石はバクチ好きでお調子者ではありますが、「そこまで危険を冒さなくても大金が得られるなら…」という、どこかドライでリアリストな一面もあるんですよね。
 この叫びはごもっとも、とも思います。
 それに対して、杉元はどう応えるのか………?
 
 その頃、アシリパさんはインカラマッさんをやっと見つける事が出来ました。
 しかし時すでに遅く、インカラマッさんは全額「6番」で買ってしまっていました。そして、あの何とも憎めない、けれど怪しい狐の笑顔で、こう問いかけるのです。
「でもハズレたほうがあなたには好都合なんじゃないですか? あの方たちが大金を手にしてしまったら、アシリパちゃんに協力するでしょうかね?」
 ――私たちの旅に迷いなんてない。
 そう言いきり、今までもいつだって決してブレることは無かったアシリパさんですが、この問いには答えられません。

 しかし杉元にとって、答えは「一つ」。迷いなきものでした。
「必要な額のカネが手に入ったからって『いち抜けた』なんて、そんなこと……俺があの子にいうとでも思ってんのかッ」
 漢だ!!!

 杉元の目的は「金」。梅ちゃんの為に、どんな手段を使ってでも手に入れる、そこは全くブレることはないでしょう。
 それでも、彼はアシリパさんに協力すると約束し、何より、本来ならばこんな危険な事に関わる筈の無かった彼女をこの件に巻き込んだ張本人です。例え、アシリパさんが自分の意志で考えた結果の行動であっても、この一件に誘った事への責任はキッチリ取らねばなりません。
 一度は置いて行こうとしたけれど、彼女はそんな杉元を追って来て、そして助けてくれました。
 ただ、利害関係が一致したから、というものではなく、今やこの二人は、本当に命を預け合う「相棒」なんですね。
 その一方、アシリパさんは、そんな杉元をブレずにちゃんと信じ切れるのか? 今回、インカラマッさんの問いに答えられなかった彼女ですが、この問いかけは今後、何かしら影を落とすかも知れません…。
 そのアシリパさんに、インカラマッさんは言いました。
「あなたの瞳……お父様と同じ、綺麗な色ですね
 言葉に詰まるアシリパさんに、ぱさりと馬券を投げてよこし、彼女はまるで狐が人を化かすかの如く、人ごみの中に消えてしまいました。
「また会いましょうね、アシリパちゃん」
 果たして彼女は何者なのか………。

 そんな中、キロランケは自分の乗馬「烈風」と対峙していました。
 わざと負けるように、水を沢山飲ませておけと置いて行ったその桶を蹴っ飛ばし、彼は勝つ気満々で最終レースに臨みます。
「行こうか烈風!」
 逃げた騎手は高崎さん、というようですね。どうやら、騎手にしては不向きな長身だったようですが…、キロランケさんはそのハンデを見事乗り越えられるのか!?
 かくして、レースは始まりました。
 もはや完全に洗脳状態の白石が目を血走らせて6番を応援しますが、この競馬、流石八百長なんてやられてるだけあって、相当手荒いです……。
 キロランケさんは目をムチでブッ叩かれてスタートから出遅れてしまい、他にも騎手から殴られて落馬する騎手まで出る有様。もはやなんでもアリじゃありませんか!! 
 これは、逃げ出す騎手がいるのも頷けます…(汗)
 しかし、落馬した騎手を勢いよく飛び越え、後ろから追い上げを見せるのは、キロランケが乗る烈風。あんなキッツイ一撃を喰らっても平然とレースを続行するとは、流石あの第七師団の男です…。
 この時のキロランケのの利かtあは「モンキー乗り」と呼ばれる、現在の騎乗では主流のスタイルです。確かに、競馬の中継とかテレビで見ると、こんな乗り方ですね。
 前傾して腰を浮かせ、馬に体重をかけにくくするこの乗り方、当時はまだ普及していなかったようですが、馬の走行時に負担が少ない為にスピード面では有利になるでしょう。
 この乗り方については、色々なルーツがあるようですが……。
「発明や発見は同時多発的に起こるものなのだ」
 …このナレーションに、なんかこう、銀英伝的なテイストを感じました(笑)
 ナレーション:屋良さんの声で脳内再生されてしまう………。

 さて、当時としては画期的な騎乗法で、後ろからぐんぐん追い上げるキロランケ。そんな中、アシリパさんは一枚だけ「3番」の馬券を発見します。
 …一応、全く有り金が無くなる訳ではなく、少しだけは取り戻せそうですが………。
 烈風のオーナー達や白石が悲鳴を上げる中、見事勝利を手にして帰ったキロランケの髭は、もう伸び始めていました(笑)…どんだけお髭濃いんですか、キロランケ………(^^;)
 さて、このままこの場に長居すると、八百長が失敗して激怒した連中の報復が始まります。
 さっさとずらかろう、といつもの恰好に戻って告げるキロランケ。一方、白石の方はすっかりぶっ壊れて、楽し気なダンスを踊っていました。
 もはや放っておこう、と呆れモードのアシリパさん。
 狂喜する白石が持っていた札束は、ページを捲れば只の枯れ葉でした。

「は?」

 …キツネに化かされた。

 安定と信頼の白石オチで、「よいお年を」と言われても…(^^;)

 しかし謎の美女・インカラマッさんは、まだまだ今後も出て来そうですね。
 かくして、次号、作者、狩猟の為、休止だとォォォ!? もう合併号なのにッ!? 私の方が「アハッ アハハッ!!」って壊れそうだよ!!!(悲鳴)
 しかも取材ではなく狩猟…!?
 まさか、リスなりキツネなりをチタタプするおつもりですか、野田先生!?

 ――さて、もう年末の合併後の季節か…と時間の流れの速さを改めて感じつつ。
 ちょっと、まだ気が早いですが…。
 皆さま、今年もありがとうございました。
 良いお年を…!!
スポンサーサイト

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

今回のレース、何となくジョジョ7部を思い出しました。長身でも優秀な騎手と言えばジャイロやDioもそうでしたね。ジョニィの身長はどのくらいでしたっけ?
謎の女占い師、気になりますねえ。歳三たちとは別に関係は無さそうですけど。といか、最近(前々からだけど)歳三と新八がかっこういいですね!尾形と結託したら更に怖いです。

テラフォーマーズ
爆が本格的にキモいキャラになってますね。でも、小吉が生存できたのはなにより安心です。彼を未だに主人公として読んでいたので、死んだときはショックでしたからね。

コメントありがとうございました>あるるかんさま

 あるるかんさま、こんばんは!
 ジョジョ7部は、ウルトラジャンプに移籍する前の序盤くらいしか知らないのですが、7部もレースでしたよね。
 ジョニィの性格がどうもあまり好きになれなかったのを覚えていますが…いつか読んでみたいとは思っています。

> 謎の女占い師、気になりますねえ。歳三たちとは別に関係は無さそうですけど。といか、最近(前々からだけど)歳三と新八がかっこういいですね!尾形と結託したら更に怖いです。

 新八の凄まじい剣技に痺れました! ジジイ二人、カッコ良過ぎですよね。
 そしてインカラマッさんが、今後どのような形で物語に絡んで来るか、も楽しみです。明らかに何か事情を知っているのは間違いなさそうですよね。

> テラフォーマーズ
> 爆が本格的にキモいキャラになってますね。でも、小吉が生存できたのはなにより安心です。彼を未だに主人公として読んでいたので、死んだときはショックでしたからね。

 …はい、本当にキモいキャラになっていました………。
 というか、正直爆くんに関しては、あのまま終了でも良かったのに、と思わずにはいられません。中国の手に渡ってしまったのは心配ですが、ともかく、私も小吉が生き残ってホッとしました。…ジョセフも言っていましたが、彼はまだ「あんなところ」で死ぬような人ではないと思いますし…。
 地球へ還って、アキちゃんや皆の分まで、まだまだ生きて欲しいですね。

ヒンシュク買うかもですが

ばらとという地名が出てましたが東京では
青山墓地みたいな場所(--;)
一歩間違えたらホントしゃれになりませんね

超お久しぶりです

久しぶりですいません。
俺の勝手な想像(妄想)だけど、黒桜さんの信に椄する態度が、どうにも気になってしょうがないのは俺だけかな?(信の生き別れの姉?)

Re: ヒンシュク買うかもですが

 鹿角さま、こんにちは。
 東京で言うと青山墓地みたいな場所なのですか……。。
 確かに、一歩間違えると洒落にならなそうですね(汗)

Re: 超お久しぶりです

 ヤマアニイさま
 こんにちは、お久しぶりです!

 おお、すごい発想です…! >生き別れの姉
 黒桜さんの信への態度は、場合によっては、「これから良い男になるかも?」的な期待感が含まれているのかも、と私は思いました。(まずは顔が良くないと姐さんはお気に召さないようですが、信ならそちらも悪くないと思いますし…)
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

検索フォーム
記事を検索する際のお供に♪ お好きなキーワードを入れてクリック
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR