シラヒシの乱用ハ決して許されてゐない…。

 ――誰かさんの股間ガードに使いまくってる時点で、既に乱用しまくりな気が。
 というのはさておき。

 ………まさかの競馬場から繋がっていた、恐怖の糸。
 外には猛獣、内側には得体の知れないオッサン2人。武器もなく、追い込まれた白石&キロランケですが、杉元達も二頭の赤毛に追われてかなり厳しい状況でした。
 銃があるのにしつこく後を追って来る、恐るべき性悪な赤毛兄弟。
 まさか撤退先の農家にまで、その残り一頭の兄弟がいるなんて夢にも思わない杉元達ですが、小屋の中は中でエラい事になっていました。
「おいキロランケ、何だよそりゃ!!」
 
 それは額に「六」の文字を刻まれた、2人の男の生首でした。
 あの競馬場で、「6番を勝たせろ」と言っていた二人です。
 犯人として真っ先に怪しげに思われるのは、白髪のオッサンです。
 キロランケ達が入る前からこの家の中にいて、こんな恐ろしいもんに気付かない筈はありません。
 更に言えば、その後勝手口から入って来た死んだ目のオッサンも、「この家は使われていない」という牧場の従業員の言葉からすれば怪しさ満載です。
 一体どういうことだと問い質す二人。…しかしそこへ、杉元達が帰って来ました。

 ――残り2頭の赤毛を連れて。

 どうにか辿り着いた杉元達ですが、家の出入り口は全て塞がっています。唯一、小さな窓だけは塞いでいなかったので、白石がそこからアシリパさん達を家の中へ入れてくれました。
 銃で威嚇射撃を繰り返し、アシリパさん&従業員のオッサンが家の中へ入るまで食い止める杉元。
 しかしその銃もやがて弾切れになり、再装填にも失敗。…この緊迫した状況下で致命的なミスをやらかしてしまった杉元ですが、自身も家の中へ逃げ込む時間を稼ぐ為にと、先週白石がプリケツを披露したベルト投げをやった拍子に残りの弾薬盒まで放り投げてしまうという、更なる致命的な事をやらかしてしまいます。
 杉元は何とかプリケツを披露する事もなく、家の中へ入れたのですが………。
 ホッとしたのも束の間でした。
 従業員のオッサンが、窓から入り込んだ赤毛の腕に捕まり、外へ引きずり出されてしまったのです。
 必死に連れ戻そうとする杉元。
「コイツは暗号の入れ墨を持つ脱獄囚かも知れないんだッ」
 辺見の時と言い、入れ墨の為とあらばシャチにだろうが羆にだろうが立ち向かう、その恐るべき執念…羆の獲物への執念に勝るとも劣りませんが、このままでは彼まで引きずり出されてゴールデンカムイ完!! となってしまいます。
 キロランケは咄嗟にナイフを銃に巻き付け、即席の銃剣を作って赤毛をザクザクブッ刺して一時撤退させました。
 …しかし…。
 既に絶命必至なオッサンの身体に、例の入れ墨はありませんでした。

 怪しさ爆発のオッサン二名が加わった時点で、幾つかの仮説が立った訳ですが……。

1)従業員のオッサンは入れ墨の囚人ではない只の流れ者。農家にいる二人のオッサンのどちらかが囚人でどちらかがキロランケの追手。
2)従業員のオッサンはやっぱり入れ墨の囚人で、農家にいるオッサンのどちらかがキロランケの追手。
3)従業員のオッサンがキロランケの追手で、農家のオッサン二名のどちらかが入れ墨の囚人。


 ……などなど。
 取りあえず、1)の可能性が圧倒的に高くなった訳ですが、杉元達にしてみればそれどころではありません。
 入れ墨は手に入らず、銃は弾切れ。アシリパさんの毒矢も無い、という、どうにもならない絶望的な状況だけが残されているのですから……。
「何やってんだよドジッ」
 …しかし、シラヒシにそれ言われたら、アシリパさんも靴の一つ二つ投げつけたくなりますね……(^^;)
 しかも無造作に置かれた二つの生首の存在が、家の中さえも安全ではないことを物語っています。

 ガリやせの目が死んだオッサンは仲沢達弥と名乗り、もう一人の白髪のオッサンは若山輝一郎と名乗りました。
 偶然この家に一夜の宿にと入った、なんて話していた若山のオッサンですが、その割に「この家に銃は無い」なんてハッキリ言うのは怪しいですし。
 …キロランケはキロランケで、この家の箪笥を動かした時に発見した絵葉書から、宛先は仲沢さんではない、という事を突っ込んで仲沢さんを怪しいと睨んでいます。
 それぞれに知らない、と白を切る二人ですが……。

「もういい面倒くせえ。脱げ」

 杉元がまた恐ろしい一言を放ちます。状況も状況とは言え、次第に「人殺し」の匂いが強くなってきている気がしてちょい心配ですが…アザラシとの「別れ」をかなしげな眼で見ている内は、まだ大丈夫と言って良いのでしょうか…。

 さて、キロランケを追って来たヤクザなら、「くりからもんもん」が入っている筈。…こうなったらそいつに外の弾薬盒を取りに行かせよう、と提案する杉元。
 これが美少女とかなら、すんげえサービスシーンになった筈なのに…。
 オッサンの汚ねえ裸なんて、見たって嬉しくもなんともないですよ杉元さん!!!(悲鳴)

 ――それはともかく。
 この状況で外へ行くなんて死亡確定、というその提案をした瞬間、唐突に死闘の幕が開きました。

 目にも止まらぬスピードでドスを抜き、杉元に襲い掛かる若山のオッサン。
 すかさず応戦する杉元ですが、銃に縛り付けられたナイフは、若山のオッサンの一撃で紐を切られ、床に落ちてしまいました。しかし杉元の一撃は、確実にオッサンの服の一部を剥ぎ取っていて……。
 
 まずは若山さんが追手であることが確定しました。

「テメエらが連れてきたヒグマだろうが!! テメエでケツが拭けねえなら斬り刻んでヒグマの餌にしてやろうか」

 あまりにも正論過ぎて笑う他無いのですが、いきなりキャラ立ちした若山のオッサン、渋すぎです。
 ちっとも嬉しくない乳首晒しですが…(汗)
 ともかく、家の外には赤毛三兄弟がうろつく中、凶悪なヤクザとの死闘開始。
 仲沢さんも当然只の怪しいオッサンではないでしょう。どうやら次は仲沢さんが脱がされるターンですかね………。

 恐怖の家で繰り広げられる人間同士の殺し合い。
 この状況、キロランケの白兵戦の強さも本格的にお披露目されるのか!?

 以下、次号ッ!!
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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