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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。

 さぁさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
 北の大地にやってきた…戦争帰りの不死身の男。
 あいぬの少女とあいぬの男、脱獄王まで加わって…金塊巡って死斗ぅ死斗ぅ!!
 聞くも涙、語るも涙。涙涙のものがたり。

 今週も巻頭カラーが綺麗&アオリも秀逸ですッ!! アシリパさんは可愛いですし、キロランケは粋なイイ男。白石の飄々たる魅力に、杉元の凛々しさが際立ちます。
 さて、網走監獄へ向かう杉元一味。彼らの死闘の相手は、現在赤毛の凶悪な熊三頭。一頭は親分の漢気弾丸パスによって仕留められたものの、まだ凶悪な赤毛が二頭残っています。
 しかし、杉元がニリンソウと間違えてうっかり採って来てしまったトリカブトが一筋の希望を齎します。
 その毒で作った叡智の槍を手に、脱出を図る5人。
 親分の漢気(?)を無駄にしない為にも、生き残れるか………ッ!?
 まずは網走からの脱獄囚ではなかった流れ者の農夫さんの死体を餌に赤毛の一頭をおびき寄せ、そこに叡智の槍をブチ込む杉元。
 …しかし残念ながら即席で作った毒槍では一撃で仕留める事は出来ず、更に追撃を…と思っていたら、なんと羆はそのまま二回へと侵入してきます。そんな緊迫感溢れる状況の中………。

 変態だー!!! 
 変態がいるッ!!!

 アンタ何してくれてんのダンさん!!!
 花嫁衣装、もう穢れまくりだよ!!! (ノД‘)・゜・。

 何故か全裸の上に花嫁衣装という変態ルックでゴキゲンな踊りを披露している中、現れたのは…なんと、土饅頭にされたかと思いきや生きていた親分!!
 その変態踊りを目の当たりにしても微塵も動じない親分は、のしのしと迫力満点な足音で迫るやいきなりダンさんを張り倒し、「テメエが趣味で集めてる中で一番デカイのを出せ」…と、武器を無心します。
 …ていうかこのダンさんの倒れ方。
 …まさかこの人も親分の………。
 もしそうだとしたら、親分、罪深すぎだぜッ…。

 さて、ダンさんのコレクションから最強の武器・マキシム機関銃を手に、なんと自動車で再び例の廃屋へと向かう親分。ダンさん曰く、弾はちょっとしかないとの事ですが強力な武器となるでしょう。
 折角助かった親分が、何故武器を手に再びあの死地へと戻ったのか…!?
 それは、そこに姫がいるから!!

「姫~ッ!!」

 その頃、二階から襲う赤毛に対し、叡智の槍で応戦する杉元達は、馬を連れて脱出を図ります。
 依然として厳しい状況の中、親分の形見と長ドスを手にする仲沢さんですが、その耳に親分の声が!!

「おやぶぅん!?」

 姫!?
 姫!?


 …皆がこの死地に於いてシュールな疑問に苛まれる中、殿を務めたキロランケが伏せたその瞬間!!
「死ね化け物ぉ!!」
 親分の愛のマキシム機関銃が炸裂!!
 キラッキラエフェクトで熱き抱擁を交わす親分と姫(仲沢さん)。…もうお前ら爆発してくれ…。

 かくして、二頭目の赤毛が斃れましたが、最後の一頭が、尚も懲りずに杉元達を狙って来ます。
 お友達のフォード君から貰ったという試作品に飛び乗り、慌てて逃げる一行。
 しかし、本来なら羆の全速力から逃れられる程速い訳ではないようなのですが…(しかも明らかに定員オーバーですし^^;)。
 どうやら、叡智の槍は確実に効いていたようです。
 次第に毒で動きが鈍って来る赤毛。このまま逃げ切れるか、と思いきや!!
 車の揺れで落ちてしまった親分の長ドスを拾おうとした仲沢さんは、追い付いて来た赤毛の餌食に…。親分は長ドスを抜きざま、羆の爪をバッサリと両断。仲沢さんをその魔の手から救おうとします。
 しかし仲沢さんは既に虫の息。
 そして羆の反撃を受けた親分も致命傷を負い、もう長くありません。にもかかわらず、親分は長ドスで熊に反撃。その鼻先を切り落とし、逃げようとした熊に
「いまさら逃げんのかよオイッ!!」
 …と、その熊の肛門処女をズブリ。…かくして赤毛の最後の一頭も、北海道の草原に沈みました。
 幾ら毒で弱っていたとは言え、単騎長ドス一本で羆を仕留めてしまった親分。…これも愛の為せる業なのか…ッ。
「勝ちやがったよ、あの親分」
 呆然とした白石の呟きは、読者の誰もが思った処でしょう。
 死闘が終わり、残った力で姫の元へと向かう親分。
「ざまあみろ親分……もう私に隠れて浮気できないね。私と一緒に死んじゃうもんね……これで私は親分の最後のひとだからね」
 虫の息ながら、それでも親分への愛を、素直でない言葉で口にする仲沢さん。
「バカ野郎ッ……」
 そして幾ら浮気しようが何だろうが、結局仲沢さん一筋だった親分。なんてイイ笑顔見せるんだ………。
 しっかりつながった二人の心と手。搦められたその指はきっと、もう離れる事は無いのでしょう。

 黙ってそんな二人を見守る杉元一味。
 茜差す空にはハートの形の雲がたなびき、2人の美しい愛はここに完結したのです。
 …テラフォのジョセフも真っ青な愛だ…!!

 こうして、赤毛との死闘は幕を閉じました。
 涙、涙のものがたり………。

「皮剥いでくる」

 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。

 泣けねーよ!!! (絶叫)
 杉元さん……ちょっと、ちょっとぉぉぉ!! 余韻台無しッ!! なんて人でなし…ッ。
 その背中を見送る皆の何とも言えぬ眼差しが、読者の読後感をそのまま表現しているかのようでした。

 こうして赤毛編、終了!
 親分の入れ墨をゲットした杉元達。後は、ダンさんから花嫁衣装を取り戻せれば何とか一件落着…ですが。
 あの花嫁衣装がどんな扱いを受けていたか、それこそ思い出したらきっと泣いてしまう………。(ノД‘)・゜・。

 巻頭カラーからかっ飛ばし過ぎだぜ、ゴールデンカムイ!!
 数週間前までは、まさかこんな純愛ラブストーリーが待っているなんて思ってもみなかった………。
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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思い出したよ

何円も前に熊の被害にあった実話の羆嵐という本を
思い出しました

作者は吉村昭さん  相当調べたんだろうなと思う内容
ゴールデンカムイでも参考にしたんですかね

星野さんおつです!

今週はネタが大杉で大変でしたね(笑)
最後の杉元っちゃんの「皮剥いでくる。」久々に住んでるマンション中に響くほど爆笑しました。
生き死にの狭間で冷静に羆を捌く少女とか、裸で花嫁衣装着て踊る白人とかもうなんなんだよこの漫画(笑)
そんな中、農家からの脱出シーンで「先に行け杉元っ」とか「伏せろキロランケ」など杉元っちゃんとキロさんの信頼関係が深まってる描写が何か良かったっす。
ではではー!

凄かった…

囚人編に入ってから斜め上展開続きですが、赤毛編はもう、何と言ったらいいのか。
八百長でかなり印象悪い筈のおやぶぅんなのに、最期はこの漢前さ…なんてロマンチックなの!
囚人の最期はそれなりに幸福感を感じながらなせいか、読後感が悪くならないのが救いですね。
それにしても今となっては、二瓶さんがとても普通の人に思えます。次の変態は如何に!?

もはや二元論では語れない…

いやぁ…ホント今回は泣けば良いのか笑えば良いのか、自分の心すら分からない展開でしたね(困惑)
手塚賞・赤塚賞っていう、古典的なストーリー漫画とギャグ漫画と言う軸の分類に加えて、なんかこう…新しい座標軸を見つけた気分です(^^;

それにしても、姫と親分、今回のエピソードだけで退場するには、あまりにも惜しいと思うのはワタシだけですかね(^^; あのまま仲間になってればきっと…ものすごい展開になってたんじゃないかと言う気がします。代わりに金塊に目がくらんだダンさんが仲間になったらどうしよう…。

グルメ話と共に、一体お兄はどうなってしまうのかと考えると来週が待ち遠しいです。ナズナを泣かせるなよ…。

漢だ、親分!! 

親分の「漢」を見せてもらった回でしたねえ…。
羆に襲われているという、普通に考えてもとんでもない状況の中へ、誰かのために戻ろうとする姿勢。
変態だろうがなんだろうが、使えるものは使う……。
獅子奮迅の戦いとは、ああいうことをいうのでしょうか。
致命傷を負いつつも勝利したあの姿は、赤カブトを倒した銀よりも、前回羆に銃弾をぶち込んだ杉元よりも強かったじゃないでしょうか。

「姫」と二人、憎まれ口を叩き合いながらも手を取り合い、旅立ったあのシーンは、フ○ンダースの○」ではありませんが、天使或いは菩薩様、アイヌのその方面の愛の神様が迎えに降りて来ても不思議じゃない程でした。

……なのに杉本--ぉ!
いっくらそれが目的の旅だからって……。
本当に余韻台無しとはこのことです。
二人の最期の邪魔をしなかっただけ、温情があったとも言えるかも知れませんが。
せめて、終わった後は立ち去る前に、二人一緒に埋めてあげなさいよ?短い間とはいえ、共に戦った者への手向けです。

皆の視線が二人を見ているのか、杉元を見ているのか初見では分かり辛かったです。

乱文、失礼しました。

誤字

誤字がありました。

>……なのに杉本--ぉ!

>杉元--ぉ!

でした。


杉元さん、怒らないでくださいね。

No title

これには鬼畜ラブチェッカージョセフもにっこり
…するかなあ?
浮気したからダメかもしれません。けれど親分と姫の間に愛は確かにあったと思います

Re: 思い出したよ

 鹿角さま、こんにちは。

> 熊の被害にあった実話の羆嵐という本を
> 思い出しました

 えっ、そんな元ネタがあったのですね。
 野田先生は沢山文献を読んだり取材したりしているそうなので、こういう本も参考にしているかも知れません。
 …しかし実際にあんな事になった日には、呑気に「熊食べようぜ!」とか言ってられませんよね……。
 あそこから叡智の槍と親分の愛で窮地を脱した杉元一行の凄さが分かります。

コメントありがとうございました>カリツォさま

 カリツォさま、こんにちは!
 …はい、ネタが多すぎでした(笑)もうどこから突っ込めば良いものやら………。

> 生き死にの狭間で冷静に羆を捌く少女とか、裸で花嫁衣装着て踊る白人とかもうなんなんだよこの漫画(笑)

 裸で花嫁衣装は特にア然としました………。なんなんだあのダンさん………。
 何というか、「おばあちゃんも喜ぶぞ」なんて今週号で言ってましたが、色んな意味で穢されまくってる花嫁衣装を見てると複雑な気持ちになります(^^;)

> そんな中、農家からの脱出シーンで「先に行け杉元っ」とか「伏せろキロランケ」など杉元っちゃんとキロさんの信頼関係が深まってる描写が何か良かったっす。

 ここ良かったですよね。なんだかんだ阿吽の呼吸というか。
 …しかしそのキロランケ、やはり完全に信用はしない方が良さそうな…?? その正体も含めて気になりますね。

Re: 凄かった…

 とおりすがりさま、こんにちは。
 そう、元々は八百長で大損させられたから…という理由で、あの可哀想な馬主達を殺した極悪人の筈なんですが、何ですかねこの漢っぷりは(^^;)

> それにしても今となっては、二瓶さんがとても普通の人に思えます。次の変態は如何に!?

 これが正直驚きですよね(^^;)
 二瓶さんも相当濃い人だったのに………。辺見やら家永やらそして親分と姫やら…。次の変態もきっと期待に違わず(!?)凄いのが出て来ると信じています。

Re: もはや二元論では語れない…

 Seagreen さま、こんにちは!
 私も、泣けば良いのか笑えば良いのか、本当に自分で自分の心が解らなくなりました…(^^;)

> 手塚賞・赤塚賞っていう、古典的なストーリー漫画とギャグ漫画と言う軸の分類に加えて、なんかこう…新しい座標軸を見つけた気分です(^^;

 私も同じくです!
 何ていうんでしょうね、この新たな軸………。
 親分と姫、これで退場するには惜し過ぎです。辺見と言い二瓶さんと言い、何故これだけ良いキャラが僅か数エピソードで退場になってしまうのか…。
 そしてそれでもまた、すぐ次に濃いキャラが泉の如く湧き出て来るのもこの漫画の魅力かも知れません。

> グルメ話と共に、一体お兄はどうなってしまうのかと考えると来週が待ち遠しいです。ナズナを泣かせるなよ…。

 そうなんですよ!!
 お兄が気になって気になって…。いっそ、レフェリーには試合止めさせて欲しいと思う反面、しかしお兄の気持ちも無駄にしたくありませんし…あそこで「もうやめさせた方が良い」と分かっていたのに指を三本出してしまったリクの気持ちもちょっと解る気がします…。

Re: 漢だ、親分!! 

 fujisannreiさま、こんばんは!
 大丈夫、杉元はきっと誤字くらいでは怒りません…!(笑)私もたまに打ち間違えます>杉本
 しかし、親分は「漢」でした。愛は強し、を地で行く展開でしたよね。私もあの時の親分は銀や杉元よりも強かった、と確信します。

> 「姫」と二人、憎まれ口を叩き合いながらも手を取り合い、旅立ったあのシーンは、フ○ンダースの○」ではありませんが、天使或いは菩薩様、アイヌのその方面の愛の神様が迎えに降りて来ても不思議じゃない程でした。

 今迄の色々な所業から、親分と姫が天国へ行けるかは不明ですが、きっとあの二人ならどこへ行こうとお互いがいる場所が天国のかも知れません。

> 二人の最期の邪魔をしなかっただけ、温情があったとも言えるかも知れませんが。
> せめて、終わった後は立ち去る前に、二人一緒に埋めてあげなさいよ?短い間とはいえ、共に戦った者への手向けです。

 そう、恐らく二人の最期の邪魔をしなかったのは恐らく杉元達の温情かなあと思います。
 そして多分、彼らの性格からして、二人一緒に埋めてあげたのではないかと信じたいものです。目的が目的なだけに血なまぐさい方向へ行きがちな杉元達の旅ですが、そんな彼らでもちゃんと情を持ち合わせているからこそ、殺伐とした雰囲気だけに偏らないのだと思いますので…。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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