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猫ちゃんのようにッ猫ちゃんのように歩くんだ!!

 こんばんは、星野です。
 まずは。
 マンガ大賞2016年、大賞受賞おめでとうございますッ!!!
 カラー扉は、食事(リス)への感謝の言葉「ヒンナヒンナ」を口ずさみつつ、焚き火を囲む杉元一味の姿。…ほっこりしていいなぁ…! マンガ大賞を受賞して、今週はどんな凄い話を持ってくるのかなぁ、と思っていたんです。

 ………凄すぎた。
 色んな意味で………。

 野田先生ェェェ!! ハジケ過ぎぃぃぃ!!!(良い意味で)
 鶴見中尉の見た剥製達の鎮座する部屋。その後ろから刃物を持って忍び寄る江戸貝くん。
 彼は今、「自分にしか聴こえない」母の声と葛藤しています。
「信用しちゃだめよ弥作さん。この人は悪い男よ」
 …彼にしか聴こえない声は、鶴見中尉を殺せ殺せと彼に囁きます。
 自分の「仕事」を理解してくれた鶴見中尉を殺したくないと抗う江戸貝くん。「剥製相手にお話するような生活は健全じゃないな」という鶴見中尉の指摘がものすごく真っ当に思えるイカれた空間が広がっています。
 しかしこれ、よくよく聞くと、そもそもこの江戸貝くんの「お母さん」が相当イカれた人なのだと解ります。
 少なくとも、この江戸貝くんの叫びが事実だとするならば、彼女は江戸貝くんの父親を殺し、更には息子の江戸貝くんを、なんと去勢までして、自分の「思い通りに」しようとしていた事になります。
 あなたの周りは皆悪い男ばかり。
 あなたを愛するのは私だけ。
 何もかも全部、あなたの為を思って…。

 苦しみ悶える江戸貝くんに、鶴見中尉が取った方法は、あんとあの入墨人皮のベストを見せる事でした。

 …それは、江戸貝くんの心にニュータイプ同士の共鳴の如き謎の感動を齎します。
「すごいッ、とてもお似合いです」
 パッチパチ目からお星さまを飛ばす中尉。…江戸貝くんはもはや、脳内に聞こえる「母の声」よりも鶴見中尉の方へと惹かれていきます。尚も「そんな男に気を許しちゃダメ」と訴え続ける母の声が聞こえる江戸貝くんを一旦工房へと連れ戻し、鶴見中尉はこの入墨人皮ベストの出来について、職人である江戸貝くんに意見を求めます。
 入墨人皮ベストを見た江戸貝くんは、ミョウバンで鞣したのは肌荒れの元になるのであまり宜しくないこと、何より「翦(皮に残っている肉片・脂を取り除く作業)」が甘かったかも…と口にします。 この辺は流石の職人芸。狂っている筈なのに、こういう所ではしっかり「職人」しているのが逆に恐ろしさを感じます。
 さて、他にも色々と方法がありますよと皮職人ならではの薀蓄を熱く語りだす江戸貝くんに、鶴見中尉は「他にも君の作品を見せてくれないかな?」と持ち掛けました。
 …そしてここからが、狂喜の人皮ファッションショーの始まりです。

 どうですかと問われても反応に困る人の顔だの乳首だのに彩られた謎レオタードに始まり。
 その横をちょこちょこと歩くセンター分けの猫ちゃんの表情がイイ味を出しています。

 目を覚ましなさい、となおも脳内に響く母の声は最早完全に無視し、鶴見中尉の褒め言葉にすっかりノせられた江戸貝くんは、更なるイカれたファッションの数々をお披露目します。

「猫ちゃんのようにッ。猫ちゃんのように歩くんだ!! いいよ江戸貝くん!! 江戸貝くうぅぅん!!」

 何にも良くねーよ!!!(絶叫)

 センター分けがドン引きしてますよ! こんなのが後のキャットウォークなものか!! どこの民明書房の書籍!?
「なんなのだこれは…!」
 ぶっちゃけ狙撃手のコメントが全てを物語っています。
 しかし、そんな彼の横にいた筈の二階堂の姿が…!?

 そう、彼は例の「洋平の耳」のもう片方を探す為、勝手に江戸貝くんの家へお邪魔していたのです。
 弥作さんの母親の剥製にその耳を当て、「やっぱりこれも違う」と呟くうち、その耳がぽとりと落ちてしまい……。
「あれれ?」
 あれれ? じゃないでしょう二階堂くん!! なんかものっそい絵面になってるよ!!!
 すっかりファッションsンショーに興奮していた江戸貝くんが見たもの、それは………。
「母さんッ」
 いやああッ。
 ほんとにいやああッ。
 白石と牛山のアレに匹敵するいやあああ!!! な絵面ですよ!!
 なんなんだこの展開は…! これがマンガ大賞受賞直後のエピソードとか、イカれてますぜ!!

 二階堂の母への所業に愕然とする江戸貝くん。しかしその彼に、鶴見中尉は銃を握らせました。
「君が母君を撃つんだ」
 巣立たなきゃいけない。巣が歪んでいるからキミは歪んで大きくなった。
 …今や母の呪縛より、鶴見中尉という新たな自分の「理解者」へとその心を傾けた江戸貝くんは、その引き金を遂に引きました。
 そしてその瞬間、彼を縛り続けてきた「声」が止み。
「母さんは心臓発作で死んだ。生きてるうちに決着をつけるべきでした。ありがとうございます」
 …本当に「心臓発作」で死んだのでしょうか。
 本当は自身の手で殺していたけれど、それを認めたくなくてそう「思い込んでいる」だけなのか。
 それとも、長年歪んだ愛で自分を育て、縛り続けてきた母が突然そんな形で亡くなってしまったが為に、更に歪んでいったのか。
 どちらにせよゾっとする話ですが、彼は狂気から本当に解放されたのかと言えば、決してそんな事は無いのでしょう。
 ただ、今度は彼の狂気を受け止め、彼を縛る存在が鶴見中尉に変わっただけで………。

 二階堂が人皮太鼓をドンドンぶっ叩く中、今度は鶴見中尉との変態ダンスが始まりました。
 ここで鶴見中尉は、この家を訪れた本当の「目的」を明らかにします。
 それは、この天才職人である彼に、「偽物の入墨人皮」を作らせること。
 デタラメな暗号が彫られた精巧な偽物の「皮」を作り、この入墨人皮争奪戦を大いに攪乱してやろう、と…。
 どの道、ロクな話じゃありません。江戸貝くぅぅん、あなたやっぱり騙されてるよ………。

 回る回る! 天才の頭脳!!
 回る回る! 変態の円舞曲♪♪

 こうして、闘いは新たな局面へ。
 センター分けは今後も鶴見中尉達に付いてくるのか、あの家で気ままに過ごすのか!? センター分けの動向も気になりますが、元々杉元達も嗅ぎ付けていた「夕張にある入墨人皮」の行方も気になります。
 果たして鶴見中尉の策は、この戦いにどんな影響を与えていくのか!?
 以下、次号ッ!!
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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No title

星野様はじめまして。
先週の感想コメで「エド・ゲイン」に言及した者です。
こちらには、キングダム感想で
王騎将軍存命(泣)頃から拝読させて頂いてました。
感想書き込みは前回が始めてでしたが、今後ともよろしくです。

で、今回の感想ですけど……
野田センセ、大賞取って新規読者もバンバン増えるだろうに…
その矢先に、コレですかいっ!!
前回のおやぶぅんと姫の純愛話あたりから
話があまりにも斜め上な展開ばかりで、正直シンドイデス(笑
アオリのノリっぷりと言い、センセや編集さんのテンション上がり具合が伺えて
今や、YJ内、いやさ青年マンガ内で最も目の話せない作品ですよね!!

江戸貝くぅぅぅん

星野さん更新お疲れ様です!

変態のロンド…堪能致しました。

やはり江戸貝コレクションに所々見える人の顔とかB地区さんらやはり目が行ってしまいますよね(笑)

キャットウォークの誕生とか「かわいい!かわいい!」とか野田先生なんでそんなどーしょうもない嘘をぶち込んで来たのか(笑)

センター分けの「ビクっ」もツボでした。そらあんな所から生えたあんな物を振り回してたら「ビクっ」とはなりますわな(笑)

最後に二階堂の人皮太鼓にあわせ、ショーを終えたデザイナーとモデルよろしく手を取り合って登場の江戸貝くんと鶴見中尉………あんたら全員爆発しろ!(笑)

そしてセンター分けちゃん、早く逃げてー!

コメントありがとうございました>よっしーさま

 こんばんは、よっしーさま。
 おおっ、キングダムの感想(それも、王騎将軍存命の時から…!?)もお楽しみ頂いていたのですね。嬉しいです♪
 こちらこそ、宜しくお願いします。

> 野田センセ、大賞取って新規読者もバンバン増えるだろうに…
> その矢先に、コレですかいっ!!

 …本当に、そう思いますよね…(^^;)
 初見の人がこのノリにどこまで付いてこれるのか!? という冒険っぷりでした(笑)
 アオリも秀逸ですよね。単行本になるとこのアオリが収録されないのが本当に惜しいです…!
 今後も楽しみですよね。

Re: 江戸貝くぅぅぅん

 カリツォさま、こんばんは!
 回る回る、変態の円舞曲♪ …恐ろしいですよね…あの空間…。

>
> センター分けの「ビクっ」もツボでした。そらあんな所から生えたあんな物を振り回してたら「ビクっ」とはなりますわな(笑)

 そうなんです、あの「ビクッ」が凄くいい味出してましたね。「…何してんだこいつら…」って内心思っていたのでしょうか…。
 あんな変態ファッションショーだのダンスだのが展開する空間にいたら、人間でも猫でも頭がどうにかなってしまいそうです(苦笑)…センター分けもこれは逃げた方が良いでしょうかね…。。鶴見中尉は猫好きかも知れないので、一緒にいればそれなりに可愛がって貰える(?)かも知れないですが(^^;)

再度記事に

またまた受賞をうけて地元紙の記事になりました
全身で野田さんは着びを表していたそうで(^^)


アイヌの関連施設にも原作がおいてあって売れ行きはいいそうで
これをきっかけに関心がひろがればとの関係者のコメント

同じに思うのはいけないかもしれませんが
ヒカ碁の囲碁ブームを思い出しました

これがきっかけになってアイヌへの関心が
ほんとに深まってくれたらいいですね(上から目線?)

聖地巡礼のついででもいいから







Re: 再度記事に

 鹿角さま、こんばんは!
 野田先生も嬉しかったのですね、何だかこちらも一層嬉しくなります…!!

> これをきっかけに関心がひろがればとの関係者のコメント

 そうですね、私もそう願わずにはいられません。
 しかし折角の賞を受賞した時のエピソードが「猫ちゃんのようにッ! 猫ちゃんのように歩くんだ!!」………。
 せめてもう一週、ずれていたら…(^^;)

 聖地巡礼、いつかやってみたいなぁ…と思う今日この頃です。
プロフィール

星野 海紀

Author:星野 海紀
徒然なるままに様々な事を書き綴っています。現在は「キングダム」&「ゴールデンカムイ」、「テラフォーマーズ」に熱いです。他に聖闘士星矢や遊戯王、旅行記等、話題の範囲は広いです(笑)

連絡先:natch.2002ina★gmail.com (★をアットマークに変えて頂ければと思います)

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